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【cinema】『SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2011』

2011-06-26 02:54:51 | cinema
'11.06.19 『SSFF & ASIA 2011』@表参道ヒルズ スペース オー

原宿、六本木、新宿などで開催中の『第13回 ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011』 その「ストップ!地球温暖化部門」を見に表参道ヒルズに行ってきた。お友達のmigちゃんの弟さん片岡翔監督の作品がお目当て。もちろん監督の作品のファンだから!

「ストップ!地球温暖化部門」は地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」との連動企画。その名のとおり温暖化をテーマにした作品が14本。しかも無料上映! その作品をご紹介。あらすじは、無料配布されたプログラム小冊子から転載。出来る限り感想をコメントしたいと思うのだけど、どうかな・・・


左:アンケートに答えるともらえるプログラム 右:プログラム小冊子

・・・・・ 作品紹介 START ・・・・・

01 『流氷はいつやってくる』 監督:Megumi Nishikura & Luis Patron 上映時間:6:39
「北海道 網走。毎年流氷を求めてやってくる観光客。しかし・・・」

見終った後、お友達のbloggerさん達とも話したんだけど、サラリと始まったので、エントリー作品だと気づかなかった・・・ そういう意味ではちょっと残念だったかな。

02 『Heat Wave』 監督:Mirel Bran 上映時間:1:00
「すごく暑いある日、道に迷った男は人々に道を聞くが・・・。」

この作品の途中から、もしかしたらエントリー作品なのか?と気づいた(笑) これは面白かった。"暑い"と"熱い"を掛けてて、暑いと判断力も鈍ってイライラするという感じが伝わってきた。

03 『Save Earth,Save Us』 監督:萬野達郎 上映時間:1:17
「59秒で伝えるボクらの未来。」

カエルは徐々に水温を上げられると、その上昇に気づかないんだとか・・・。それを温暖化にかけた作品。上手くまとまってはいるとは思うけれど・・・。

04 『Dream』 監督:Khoroldorj Choijoovanchig 上映時間:5:56
「夢と現実の狭間で・・・。」

SFっぽい作品。世界観は好きだったんだけど、温暖化との関連性があまり伝わらなかったような・・・

05 『Vive La Crise!』 監督:Alexei Gubenco 上映時間:3:10
「「自転車」が地球を救う!」

自転車に乗ると、温暖化防止だけじゃなく、自分にとっても効果がありますよという感じ。そのまま(笑) アニメ作品。絵のタッチが淡い感じでおもしろい。

06 『SiRoKuMa』 監督:片岡翔 上映時間:14:14
「僕の赤ちゃん、生まれてきたくないみたい。」

お目当ての片岡監督作品! 相変わらず毒があるのにほわっとポップで面白い。音楽の使い方も好き。温暖化の危機を声高に叫ぶのではなく、その防止策をサラリと見せているのも良かった。それを発信している人が誰かと考えると、身につまされる。でも、見ている間は軽いタッチで笑える作品になっている。相変わらずセンスがいい。そして、主演の芹澤興人のキャラを存分に生かしている。普通にチャリ乗ってるだけで笑えるし(笑) 監督によると時間がなくて大変だったようだけど、完成度は高い。

07 『Global Warming』 監督:Sheldon Liberman & Igor Coric 上映時間:1:50
「さぁ歌おう、「グローバル・ウォーミング(地球温暖化)」!」

うーん・・・。ごめんなさい。自分でもビックリしたけど、全く覚えてないです・・・

08 『Tide of Change』 監督:Amie Batalibasi 上映時間:11:41
「ソロモン諸島に生きる人々を描いたドキュメンタリー」

うーん・・・。確かに温暖化による洪水の被害は大変で、以前なら心打たれたと思うけど、東日本大震災を経験してしまうと・・・ 長さも結構あったので、正直眠くなってしまった・・・

09 『ENEBO - one light life -』 監督:谷口博昭 上映時間:5:00
「発電によるCO2排出を家庭の節電で軽減。」

おもしろかった。排出されるCO2をどうするかってことは、そのまま原発の使用済み燃料に置き換えられるなとか思いながら見ていた。

10 『Climate Dish』 監督:Peter Wedel 上映時間:1:08
「お皿の上にのる地球・・・」

必死に闘っていた眠気がまた襲ってきてしまい・・・ すみません・・・

11 『TECLOPOLIS』 監督:Javier Mrad 上映時間:12:10
「世界を支配する「テクノロジー」、しかしそれにも勝る「自然」」

ビルをPCのキーボードで作ったり、布やレースで波を表現したりして、強いメッセージがほんりと伝わる。その感覚と映像センスは好きだったけど、いかんせん長い・・・ で、落ちてしまった。残念・・・(涙)

12 『What's ONDANKA?』 監督:三ツ橋勇次 上映時間:2:00
「スーツを着た男が、実感する「地球温暖化」」

なかなかシニカル。やりたいことは伝わったし、それなりにおもしろかった。

13 『11 Degrees』 監督:Anna Ewert 上映時間:7:44
「スコットランドのスキー場が受ける地球温暖化の影響とは?」

かなり眠かったところで、またしてもドキュメンタリー。ということで、寝ちゃった・・・ ごめんなさい

14 『everyday』 監督:森田淳子 上映時間:8:08
「環境問題の「警鐘・啓蒙」にとどまらず、ひとりひとりの「行動」へ」

特別上映作品。加瀬亮 & 真木よう子が出演している。さすが人気俳優同士。それだけで見ごたえがある。繰り返されるメッセージはちょっとウザイ気もしたけれど、2人のおかげで押し付けがましくはなっていない。言いたいことも伝わった。

・・・・・ 作品紹介 END ・・・・・

うーん・・・ わりとドキュメンタリーが多くて、確かに大切な事を訴えているとは思うけど、コメントにも書いたとおり、ソロモン諸島の洪水も大変だとは思うけど、東日本大震災の大津波を見てしまえば、ソロモン諸島の人を救っている場合ではないし・・・ とか思ってしまう。まぁ、それはコチラの勝手なので、作り手のせいではないのだけど(笑) ドキュメンタリーは決して嫌いではないのだけど、10分超で淡々とした映像だと眠くなってしまう・・・。

今回はひいき目でも何でもなく、片岡翔監督の『SiRoKuMa』が抜けてたと思う。『everyday』はさすがに主演2人のおかげで見ごたえはあったけど、これは特別上映なので別枠ってことで(笑) 正直、ストレート過ぎずに温暖化に対するメッセージをきちんと伝えつつ、映画としての面白さも楽しめたのは『SiRoKuMa』くらいだったように思う。

今回の『SSFF & Asia 2011』は、コリン・ファース & キーラ・ナイトレイ出演の『Steve』、ジェシー・アイゼンバーグ主演の『Some boys don't leave』、ジョセフ・ゴードン・レヴィットが脚本、監督、編集、音楽を手がけた『Sparks』とか見たいのいっぱいあったけど、どうにもマメじゃなくて・・・ ここでしか見られない作品ばかりなので、頑張りどころなんだけど(笑) ということで、この「ストップ!地球温暖化部門」のみの鑑賞となる。少しでも雰囲気を感じられて良かった! 久々にお友達のbloggerさん達にも会えて楽しかった♪

『Short Shorts Film Festival & Asia 2011』Official site


コメント (4)
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