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【music】『THEE SCENE -LAST HEAVEN 031011-』@STUDIO COAST

2010-01-11 03:06:09 | music
'09.12.15 『THEE SCENE LAST HEAVEN 031011-』@STUDIO COAST

映画館でフィルム上映されるけど、これは映画ではない。ジャンルとしてはドキュメンタリーってことになると思う。2003年10月11日に幕張メッセで行われたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの解散LIVEの映像。解散直後、CSなんかでいろいろ特番が放送されたので、多分そのどれかの映像だと思うし、間違いなく持ってる。何故、このタイミングで公開されるのかといえば、このblogにも記事書きましたが、ギターのアベフトシが亡くなってしまったから…(涙) 劇場でも公開されるけど、これはライブハウスで見る爆音上映会。まぁ、フィルムコンサートと言うべきだとは思うけど、ライブだから! そこはこだわります(笑)

いやマジよかったっす! 終わった後耳が聞こえなくなるようなライブ久しく行ってないし。なによりカッコイイ! もうホントにそれだけ。以上!



…というくらいよかった(笑) 忘れていたわけではなくて、1曲目がなんだったのかハッキリ覚えていたけど、改めて映像で見てしまえば、あぁ「ドロップ」だったんだよ! と思って泣いちゃうわけです。ファンでない方には興味がないと思いますが(笑) でも、あの日幕張で、彼らのライブは大好きだから見たいけど、でも始まっちゃったら終わっちゃうし。という複雑な気持ちでずっと待ってて、そんな思いもMAXに達して「ドロップ」だったわけですから、そりゃ始まった瞬間に泣きますよ! で、そんな記憶がきれいに甦って、また泣くみたいな(笑)

ギリギリになってしまったけど、ロッカーも空いてたし、後ろの方は結構余裕があった。でもチビッコには辛い(涙) STUDIO COASTは横に広い感じで、あんまり段差もないっぽい。もちろんギリギリだから、一段高くなったとこの柵なんて取れるはずもなく… 左端の後ろ、入口とは反対側の扉辺りで見ることにする。ステージ上のスクリーンに4人の姿が映し出されている。あぁ、やっぱりカッコイイ。本人達もこれが最後だったわけだから、気持ちの入り方も違ったんだろうな…。こんな切ない表情してやってたんだと思うと感慨もひとしお。

わりと早い段階で「バードメン」をやってたんだ。カッコイイ! このライブの時、入場しようと並んでいたら、後ろのおにいさんが後は飛ぶだけだなと歌詞を引用して話してたのを思い出す。曲は全部好きだけど、この曲は特に好きな曲の1つ。軽快なリズムがカッコイイし、歌詞も好き。この辺りは昔の曲が続いて、好きな曲ばかりでうれしい。盛り上がりつつ見てると大好きな「フリー・デビル・ジャム」が! これ多分1番好き。サビ手前でドラムのキュウちゃんがヴォーカルを取る。ドラムを叩きながら左上のマイクに向かって歌う首のラインがセクシーなんて思っていると、チバのヴォーカルがかぶってくるのがカッコイイ! ホントに大好きなのでつい入り込んでボーッと見てたら、ハイネケンをこぼしてしまった。急いで近くのトイレへ行き、トイレットペーパーを貰ってきて慌てて拭く。baruも一緒に拭いてくれて申し訳ない…。というわけで大好きな「フリー・デビル・ジャム」をほとんど聴けなかった(涙)

「よ、よく来たね。ホントによく来た。」という、いつもだったらプッとなってしまうチバのカミカミMCも、この日ばかりはそうだった! そんなこと言ってたよ(涙)となるのだった。初期~中期の曲が大好きで、アルバムで言うと「GEAR BLUES」が1番好き。だから、彼らの曲が少しずつ変化してきて、最後のアルバム「SABRINA HEAVEN」とかは、あんまり好きじゃないかもとか思っていた。でも、二度と4人揃って演奏するところを見ることはできないんだと思えば、やっぱり感動してしまう。最後のシングル「エレクトリック・サーカス」は悲しすぎて好きじゃなかったけど、淡々と歌うチバの後ろで、切なくドラムを叩くキュウちゃんの姿が映ったりすると、2人のこの感じはTHE BIRTHDAYでも同じ配置だけど、やっぱりこの曲やメンバーで見たいんだよと思って泣いてしまうのだった。そして、そんな時にこの切ない歌詞と曲がピッタリ合ってて辛い。4人も切ない表情。やっぱり特にアベくんの切ない表情が辛い。

しかし、ホントにラストだったこともあり、このセットリストはスゴイ! 前出の「バードメン」、「フリー・デビル・ジャム」はもちろん、ライブではめったにやらなくなってた「I was walkin' & sleepin'」も聴けたし、「ブラック・タンバリン」もうれしかった。「ストロベリー・ガーデン」も大好き。そして「深く潜れ」! もうカッコイイ! カッコ良すぎてこれは泣けた。あぁ、もう一度生で聴きたい(涙) 「ベイビー・スターダスト」、「スモーキン・ビリー」ときて「リリィ」が始まった時には、ああこれで本編終了だと思って切なくなる。「リリィ」は大好き。"雨ならシャボンに包まれたいねリリィ"ってチバにしか書けないよねぇ。いろんな意味で(笑) 「バードメン」の"背びれしびれたいなら"とかも、そうだと思うし。

なんて感慨深くなっているとアンコールで再登場。「GT400」「リボルバー・ジャンキーズ」はアンコール定番。これも定番の「ジェニー」は大好きなんだけど、いつもこれか「ダニー・ゴー」で終わることが多いので、当時から切ない曲でもあった。疾走する演奏に乗って曲が最高潮に盛り上がって"バイバイ ジェニー、バイバイ ダニー"、"バイバイ ケリー、バイバイ ビリー"と言われる。ジェニー呼ばわりされたのは覚えてたけど、ケリー呼ばわりもされていたのか。ウレシイ(笑) 最高に盛り上がって、一度退場。再度登場して彼らのデビュー曲「世界の終わり」で終了。…(涙) もうホントにこの演奏はスゴイ。まさに魂の叫び。ギターやベースを掻き鳴らし、ドラムを叩き、そして熱唱。歌が終わっても誰も演奏を止めない。感動。チバが途中でギターを置いて去っても3人は止めない…(涙) でも、終わるんだよね。だって終わったんだし(涙)

というわけで、やっぱりこれライブハウスで見て良かった! ライブに行ってもいつもはそんなに一体感を求めてないと思ってた。でも、今回はみんなで見て良かったなと思った。淋しくなかったよ(涙) これbaruの誕生日プレゼントにしたけどこんな切ないプレゼントで良かったのかな…。

はぁ…。やっぱりミッシェル最高です。ホントに叶わない夢だけどミッシェルのライブが見たい(号泣)


『THEE SCENE -LAST HEAVEN 031011-』(SMASH)

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【MJ】「みうらじゅん BEST OF SLIDE」

2010-01-11 02:57:55 | MJ
'09.12.12 「みうらじゅんBEST OF SLIDE」@茅ヶ崎市民文化会館

記事が前後してしまったけれど、鎌倉散歩の後、この日の本来の目的である「みうらじゅんBEST OF SLIDE」を見るため茅ヶ崎市民文化会館へ向かう。茅ヶ崎って名前はよく聞くけど行くのは初めて。サザンは全く聴かないけど、茅ヶ崎といえば"砂まじりの~"というイメージ。着いてみたら意外に都会でビックリ(笑) 茅ヶ崎市民文化会館は茅ヶ崎駅北口を出て徒歩10~15分くらい。駅前のロータリーをひたすら真っ直ぐ行く感じだけど、途中地下道を通ったりしておもしろい。会場も思っていたより大きくてキレイ。チケの座席番号は122列というビックリ番号。どんだけ後ろだよと思ったけど、普通に考えてそんなに列数のある会場なわけがない(笑) 1階22列ということだった。

オープニング・アクトはMJイベントといえば、ウクレレさんことウクレレえいじ。「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」でもおなじみのマニアックネタを披露。『ゴジラ』より志村喬、『七人の侍』より志村喬。似てるのか分からないけど笑える。マニアックでごめんね、ビミョーでごめんねとウクレレを奏でながら謝られますが、ホントにマニアック(笑) でも、それがウクレレさんなので。今回ウクレレさんはテーマソングを考えてきたとことで、3曲の中からどれがいいか選んで欲しいとのこと。サザン・バージョンとハードロック・バージョン、そしてナウシカ・バージョン。"レ、レ、レー、レ、レ、レ、レー"の「SMOKE ON THE WATER」(DEEP PURPLE)バージョンも良かったのだけど、やっぱり"レ、レレレ、レレ、レー ウクレレえいじ~"のナウシカ・バージョンにはかなわず。今回のテーマソングはこれに決定。さらにウクレレさんは最前列、真ん中の席で目をこすっていた彼をジョニーさんと命名。ウクレレさんはスタンディング・オベーションを受けてみたいそうで、まずウクレレさんが一度はけて再登場、テーマソングを歌う。"~ウクレレえいじ"と終わったところで、会場から「えいじ!」の掛け声、そしてジョニーさんが立ち上がり振り返って「ウクレレえいじ最高! だよね?」と拳を突き上げ叫んだら、全員でスタンディング・オベーションすることに。これはジョニーさんの頑張りもあって適度にグダグダしつつも成功したのだった。実際はマイクのコードが足りず、ウクレレさんは完全に退場できず、舞台上からのスタートだったのだけど(笑) 最後に売れる前の猫ひろしと、ウクレレさんが所属するワハハ本舗の先輩(名前を失念)の3人で行った、サウナの仮眠室で眠っている人の前でネタ披露という悪夢の営業2ステージを歌い上げて終了。おもしろかった!

さて本題のMJですが・・・。すでにほぼ1ヶ月経ってしまったため、記憶が・・・。しかし、ウクレレさんは覚えているのになぜ? 登場の仕方も、退場も全く記憶になくてビックリ! 何しに行ったのか(笑) たぶん、いつもどおりフワーっと出てきたんじゃないかな。普段、映画の感想とか記事とか書く時は、必要な情報を取りに公式サイトは見るけど、人のblogは書き終わるまで見ないことにしている。影響されて自分の意見じゃなくなっちゃう気がするから。メモを取ったりはするけれど、記憶力にはけっこう自信があったのに・・・(涙) あまりに記憶がないので、他の人のblogを2~3読んでしまった。それによるとMJはしれっと登場し、片山さつきに間違えられたことと、勝手に観光協会での視察旅行中に、中学生からTHE BEATLESに間違えられたエピソードを語ったそう。確かに語っていた! そして、どうして記憶になかったのか分かった! 片山&ビートルズネタは、もう何度もイベントなどで聴いているからだ(笑) それもう聞いたしって心の中でツッコミ入れてたし。どうやら記憶から抹殺していたらしい。と、書くとMJが手抜きしているみたいだけど、そういうわけではなくMJはいつものスタンス。ただし、今回はツッコミ担当のSIこといとうせいこうもしくは、一緒にトボケてくれるAHこと安斎肇氏がいないので、1人でも盛り上がれるネタを披露したということでしょう。まぁ、MJは別にお笑い芸人ではないので、笑えるネタを用意する必要もないとは思うのだけど(笑)

というわけで、BEST OF SLIDEと言うからには、当然といえば当然だけど、メインのスライドもほとんど見覚えのあるものばかり、でも笑ってしまう。最初のネタはバッチリ覚えている。足寄の松山千春邸。松山邸にはかなり大きな千春の顔が描かれたパネルが2枚、倉庫のような建物の屋根の上に掲げられている。しかも、サラサラヘアーでほっそりした若い頃の姿と、スキンヘッドで貫禄のある現在(ちょい前)の姿がピッタリ並んでいる。まさに「千春ビフォー・アフター」←は、MJが言ったのか自分の感想なのか分からなくなったけど、スライドに対するMJの語り口はひょうひょうとしつつも、時に毒ありでさすがおもしろい。何のネタのスライドの時だったか、整形しているという意味で「確実に市橋的なことをしている」という時事ネタも。ちなみに市橋的なことをしたのは人ではなかったように思うけども・・・。

これもSIとのコンビRockn’ Roll Slidersの「スライドショー」でも、AHとのコンビ勝手に観光協会のライブ時にも、そして「勝手にじゃらん」でも紹介されているスライド。今年の大河ドラマ「龍馬伝」の主役である坂本龍馬のロウ人形。高知県にある坂本龍馬記念館には、龍馬の一生をロウ人形で再現するコーナーがあるけど、資料が少なく、あの懐手でまぶしそうに斜め右を見上げている写真の顔で全て作られている。もちろん幼少時代も(笑) 「龍馬伝」でも登場した姉乙女が、龍馬に紐をつけて泳ぎを教えるシーンもあの顔で再現。乙女さんの資料ももちろんないので、姉も同じ顔! 中村獅童の女装にしか見えない(笑) こういう真面目にやっているのに、どこか間の抜けた仕上がりになってしまっているのって面白い。MJはそういうの拾うのホントに上手い。でも、決してバカにしているんじゃない。イヤ厳密にはしてるんだけど・・・(笑) そのバランスもいい。この坂本龍馬記念館はかなり気になる。

スライドショーでSIが大爆笑した「熊半額」もBEST OF SLIDEということで入っている。ハッ! 今書いてて思い出したけど、MJは久々のスライドだったので、何枚用意すればいいのか分からなくなってしまい、とりあえず持ってきたスライドが1000枚以上あったとのこと(笑) いくらなんでもそれは・・・(笑) 2007.9.25渋公改めC.C.LEMONホールで行われた「ザ・スライドショー10」で見た、看板で"みうらじゅん"が完成したスライドに再会。たしか石油ストーブとかを売っているお店(家電屋さんってこと?)が"みうら"で、美容院が"じゅん"。その間にミドルネームがあったよねって、ずっとbaruと悩んでたんだけど全く思い出せず。再会したので2年越しの悩みが解決。"サンポット"です! サンポットが何なのかは依然として不明。たしか東北の静かな町が舞台。ひらがな横書きで"みうら"、カタカナ縦書きで"サンポット"、そしてひらがな横書きで"じゅん"だったと思う。MJの本名はみうら・サンポット・じゅんであることになったような・・・。とりあえずスッキリ。

あとは・・・。埼玉県で催されているいろんなテーマで作られたかかしのお祭り? かかしのことをKKCと呼ぶことにしたきっかけとなったのがこのお祭り。数年前に話題になった中国のあの遊園地のことが言えるのか! とツッコミを入れたくなる光景が広がっていたそうで、だいたい合ってるけど全体的に違っていて、結果ものすごく怖い感じになってしまっている世界一有名なネズミや、もはや顔の輪郭すら定かでない下品な幼稚園児など、これはやっぱり何度見ても驚愕です。なんていうんだろう・・・。上手くいえないけど、コレはやっぱり趣旨としては真面目にやってらっしゃるんだと思うけど、その何というかいい意味で完成度の低い感じが素晴らしい。そのゆるさがサブカルなんだと思うし、これがメインカルチャーになることはまずないでしょう(笑) だって、やっぱりMJフィルターを通して、こういう形で見ているからこそ笑えるわけなので。

その他、MJが街中で見つけている「街角の神様」もあったし・・・。「街神様」っていうのはアレです。自販機の横に置かれている空き缶入れ。空き缶とペットボトルと分別できるタイプのアレ。アレがMJには神様に見えてしまったわけです。こう書くと何を言っているのかと思われるでしょうが、確かに見える。ちょっと宇宙的な神様。何か青いヘルメット的なものをすっぽり被って、目だけ出していらっしゃる感じ。目を半眼にしていらっしゃる。若干ロボット的でもある。と、なんだかおかしな方向に行きましたが(笑) このスライドは「ザ・スライドショー10」で披露された。ちょっと記憶があいまいになって、これが今回紹介されたか覚えていないんだけど、MJが神様を見つけたきっかけはこの写真。「ザ・スライドショー10」の記事にも書いたけれど、人間は生きていく上でコミュニケーションを取ることが重要なので、他の動物よりも顔認識能力が優れているんだとか。∵←こんな形を”顔”と思うのもそのため。と、考えるとアレを顔と思うのは不思議なことではないんだけど、それを神様と思うのがMJならでわ。

地方のお土産屋さんの手書き看板にあった人気キャラ・ベスト5に入っていた意外なキャラが何だったのか思い出せない。天狗だったかな? っていうか、もう今となっては全てが曖昧・・・(涙) そして、最後のスライドもなんだったのか・・・ そういえば、この日のスライドはシャッフル再生していたので、MJもどんな順番で出てくるか分からないって言っていた気がする。でも、例えばKKCとか、2009年にMJの中だけで流行っていたゴムヘビなど、同じテーマのスライドはある程度まとまって出ていたので、その辺は操作する人のさじ加減なのかも。とにかく最後のスライドが何を写したものだったのか全く覚えてないけど、MJも「コレで終り?」みたいな感じで終了したように思う。

というわけで、なんだか記憶が曖昧で、楽しくなかったみたいな記事になってしまっているけれど、決してそんなことはなく、SIと一緒の時みたいな盛り上がりや、キレというかメリハリはないものの、ゆるーく進行し、くすくす笑い、時に爆笑したりして楽しかったことは間違いなし! ちゃんと書けなくて悔しい(涙) ということで、記事は記憶がしっかりしている内に書く、もしくはきちんとメモを取っておこうと反省


miurajun.net

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