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【voyage】バリ旅行 Part.5

2009-02-15 04:12:12 | voyage
【5・6日目】 2009.01.26-27

7:30起床。体調はいい。8:00朝食を食べに行く。この日もお粥にする。オムレツやベーコンなども食べてみる。部屋に戻って支度をしてホテルから歩いて10分くらいの所にあるCOCO MARTというローカル・スーパーへ。普通のスーパー。サンバルは辛いのでムリだけど、中華しょうゆが欲しいと思って探す。ソース系はABCというメーカーのものがいいとのこと。他のメーカーのものはあるけど、ABCはサンバルしかない。ガッカリ。入口近くでSARIAYUのボディーケア商品を発見。インドネシアの有名メーカーとのことでボディーローションを買ってみる。120mlで100円くらい。テスターとかないので適当に買ってみた。こちらも有名なエステMARTHA TILAARを経営しているとのことで、商品名にも名前が入っている。昨日のFRANGPANIと悩んだのだけど、エステ内容と値段でFRANGPANIにした。Yちゃんは前回の旅で利用。すごく良かったとの事。期待大。使ってみたけどすごくいい。ちょっと香りがきついけれど、お花の香り。フランジパニかな? 隣りのサークルKにも行ってみる。なんとABCのソースが見つかる。30円くらい。やった! でも、家に帰って使ってみたら、甘くて中華しょうゆとは違っていた(涙)

ホテルに戻って大慌てで荷造り。エステに持って行く物を、帰ってきてから急いでスーツケースに詰めるものと、そのまま機内に持ち込むものと分ける。朝食に出るとき扉の下に手紙が挟まっていたけど、慌てていたので読みもしなかった。この手紙には、部屋は18:00まで利用可能であること、電話してくれれば荷物を取りに来てくれることが書かれていた。知らないから自分で運んでしまい、チェックアウトしてしまった(涙) セキュリティー・ボックスにパスポートや貴重品を預けていると、なにやら制服を着た男の人がそわそわしている。11:30ピック・アップのエステのお迎えが既に来ている。やっぱり時間に正確。この日のエステはクタ地区にあるBALI RATU TIARA。日本人経営のお店だそう。この日受けるのはデトックス&ジャグジーバス2時間半のコースで$100。これもAlan1で事前予約。クタは中心地だけあって街という感じ。ピンクの外壁のお店もバリ風ではない。ロビーの内装もヨーロッパを意識した感じ。マンゴージュースが出される。こちらもカルテに記入。簡単に今日のエステの内容を説明される。ロビー奥の扉の向こうに逆コの字型にエステルームが並ぶ。3階建ての2階部分。その1番手前が私達の部屋。ベッドが2つ並び、2人並んで座れるドレッサーがある。この調度類などはバリっぽい。トイレ少し離れたところにある。清潔だけど隣りとの境がプレハブみたいな感じでペコペコ感。こういうところはFRANGPANIの方がいいかも。

デトックス・フットバス、ハーバル・ボディ・スチーム、デトックス・ボディ・スクラブ、デトックス・ボディ・マスク、エッセンシャル・ソルト・ジャグジーバス、デトックス・ボディ・マッサージで2時間半。まずは外に出て用意されたフットバスに足をつける。これでもう3回目となるお花を浮かべたフットバス。今回は軽石のようなもので足を擦ってくれる。しかし・・・。実はこのコースを選んだ理由はフットバスにあった。デトックス・フットバスと書いてあったので、てっきり足をつけると老廃物が出てきて、お湯が汚くなってしまうあのフットバスを連想していた。確かにどこにも表記はないし、写真を見たわけでもないので勝手に思い込んだだけだけど、どこのエステでも普通にしていてくれたフットバスが、まさかデトックス・フットバスだとは・・・。申し訳ないけど、どこが?という感じ。なのでてっきりこの他にフットバスがあるのだとこの時は思っていた。

部屋に戻ってベッドでボディ・スクラブ。足首から背中まで全身くまなくスクラブをかけていく。乾いた体にスクラブ剤なのでちょっと痛いけれど、力加減は丁度よくて気持ちいい。毎週スクラブはしているけど、背中などは自分ではなかなか出来ないのでこれはいい。その後、全身にパックを塗る。ハチミツが使われていると言っていた気がしたけど違ったかな・・・。パックを全身に塗るとビニール・シートのようなもので全身を包まれる。しばらくするとポカポカしてきて汗が出てくる。気持ちいい。最近、ホントに汗をかくのが気持ちいい。汗出したいと思って散歩に出かけたりすることもある。

パックを洗い流すためにシャワーを浴びる。今日はお風呂に入れないので、ここで全身念入りに洗う。シャンプーも出来たのはうれしい。シャンプーしかなかったけど(涙) でも、昨日のクリームバスのおかげでシャンプーだけでもしっとりしてた。その後、エッセンシャル・ソルト・ジャグジーバス。これまた2人で入る。この時パパイヤとトマトのジュースが出される。サッパリしてて美味しかった。ジャグジーを出るとハーバル・ボディー・スチーム。韓国のヨモギ蒸のような感じ。紙パンのみで首だけ出す簡易サウナのような中に座って蒸されること20分。熱い。でも気持ちいい。ハーブの香りがする。熱くてもうムリだなというころ出される。「すごい汗出た~」と言われたけど、スチームもあるよね(笑)

その後、デトックス・マッサージ。これもリンパ・マッサージ。力加減は聞かれなかったけど、丁度いい感じ。これも裏表全身くまなくマッサージしてくれる。気持ちいい。2時間半はあっという間。髪を乾かし、軽く化粧をして終了。う~ん。マッサージも良かったし、東京でこの内容を受けることを考えたら、かなり安いと思うけど、昨日のFRANGPANIの4時間半で$85を考えるとなぁ・・・。技術も内容も悪くはないし、従業員さんの態度も良かったと思うけれど、設備なども含めてFRANGPANIの方が断然いいと思う。技術もFRANGPANIの方が良かった気もする。というわけで、エステ自体は良かったけれど、大満足には至らず。BALI RATUのRATUとは姫という意味との事だけど、昨日の方が姫だったかも・・・。

エステ後、送ってもらえるのだけど、近くのDISCOVERY MALLへ行きたい。その後、PLAZA BALIに行きたいのだけどと言うと、DISCOVERY MALLで買物した後、戻ってくればPLAZA BALIまで送ってくれるとのこと。素敵☆ そごうなども入ったバリ最大のショッピング・モール。すごい広いので全然見ている余裕はない。ここでのお目当てはBINTANG SHOP。ずっと飲んでたBINTANGのオリジナル・グッズのお店。Yちゃんと私の元上司のリー、弟、甥っ子達のお土産にTシャツを買おうと思ったから。BINTANG SHOPは1Fの奥。奥といっても広大なので、実際は奥じゃないかも(笑) とにかく時間があまりないので、警備のお兄さんに聞いて辿り着いた。そんなに迷わなかったけど、正確な位置はさっぱり分からず。お店はそんなに広くない。BINTANGカラーの赤を基調にしたTシャツ、キャップやバッグ、グラスなどが並ぶ。リーには白地にバリの夕日をイメージしたプリントに小さくロゴが入ったTシャツ。弟には左胸にBINTANGマークの入った真っ赤なTシャツ(笑) 自分用にグレーのタンクトップと黒のポロシャツを購入。しかし・・・ 甥っ子達に買ってあげるようなものが無い。キッズは無いらしい。とりあえず25,000Rpのロゴ・マグネットを買ってみたけど、4歳児と2歳児にはよろこばれないだろうな(涙) とりあえず全部で403,000Rpだったのだけど、ルピアがもうないのでUSDで払う。いろいろ計算してたけど、$50だと言う。どう考えてもボラれているけど急いでいたので払ってしまった・・・。ちっ(怒) まぁ、損したとしても1000円くらいだと思うけど。日本人は騙しやすいと思われるのは悔しいし、また誰かが被害にあうのは申し訳ない(涙) まぁ、たくさん買ったのでジョッキを3個も貰ったからいいか(ちっ)

出口方向に向かうと、こういうモールにありがちな吹き抜けのイベント・スペースのような所に出た。そこにHARLEY-DAVIDSONのブースが! 昨日DFSギャラリアから帰る時、向かいに大きな店舗があって、行きたかったとのに思っていた。Tシャツとか洋服がかわいい。ロゴはHARLEY-DAVIDSON BALIなのかなとか考えて悔しがっていた。何という幸運。しかもSALEとなっている! ここで4歳児(もうすぐ5歳)と2歳児にピッタリのTシャツを発見! しかもかわいい。そしてカッコイイ! Tくんにはバイクの絵が描かれたTシャツ。Kくんには胸元に大きくロゴが入ったTシャツを購入。ちと予算オーバーだけど誕生日プレゼント兼ということで。とりえあずお土産あって良かった。ちなみにロゴにはBALIの文字はなし。貰った紙袋にはINDONESIAと書かれているけど、ロゴデザインに組み込まれているわけではない。

お土産ノルマが完了したので大満足。というわけで、BALI RATU TIARAに戻ってシャトルでPLAZA BALIに送ってもらう。飲茶のミール・クーポン付き。ということで、お店に入る。疲れた。ここで食事を済ませておこうと思ったけれど、あんまりお腹空いてない。Yちゃんは化粧品とお目当てを探す予定で、時間も1時間くらいしかない。というわけで食事を切り上げて買物へ。16:40発のシャトルを予約して別行動。化粧品コーナーなども見たけれど、特別買いたいものもない。2Fの民芸品やバリ食品コーナーをぷらぷらしてみる。有名な木製の猫やカエルの人形も、ウブドの雑貨屋さんで売られていたものの方が、民芸品ぽくて好きだったかも。日本で言えば、直江兼続がマスコットとして売られちゃっているような・・・。上手く言えないけど・・・。というわけで中庭のベンチで座って待つ。

16:40になったので入口へ。予約した人が来ていないらしく、何度も呼び出しをするも来ない。どうやら外でタバコを吸ってたらしい(怒) かなり遅れて17:55頃やっと出発。私達の他にタバコ女子を含めて2組いる。これが・・・ 確かに方面としては同じヌサドゥアだけど、全然ホテルと逆方向。しかも私達は最後にされてしまった。結局、ホテルに着いたのは17:40頃。計算では17:10頃には着いてるハズだったので、15分くらいでスーツケース詰めたりできれば、ホテル特典のアフタヌーン・ティーができると思っていたのに・・・(涙) もう、パスポート取り出して、スーツケース詰めるのが精一杯。一応、17:50頃完了。グッタリとロビーのイスに腰を下ろして数分。HISのお迎えが来た。やっぱり時間に正確。というわけで、これまた少し早めにホテルを出る。

ホテルから空港までは約30分。着くころには薄暗くなっている。着いたばかりと思われる日本人観光客がたくさん出てくる。これからなのか。いいなぁ・・・。チェックイン・カウンターで搭乗手続き。GA881便のカウンターの隣りが、シンガポール行きのガルーダ。もしかしてと、思ったけれど、この予感は的中。この後どこまで行っても中国系の人と一緒。行きは直行だったけど、帰りはジャカルタ経由。ジャカルタまでは一緒の飛行機なんだね。まぁ、いいけど・・・。でも、平気で割り込んだりするんだよね。2Fで空港使用料150,000Rpを払う際にも割り込まれました(怒) というわけでちょっとグチ。空港使用料も払ったので、免税品を取りに行く。Yちゃんの記憶で探しにいくも全然見つからず。結局、別のDFSで聞いてみたところ入口入ったすぐのとこだった(涙) ちょっぴり時間と体力はロスしたけれど、まぁ、まだ1時間以上あるので大丈夫ってことで、余ったルピアをどうしようかと考える。両替するにしても1000円以下。これはムリだろうと、ゲート近くのカフェでお茶することに。とにかく使っちゃおうということで、ずっと飲んでたAQUAのボトルを購入。マンゴー・ジュースとハムとチーズのサンドウィッチをオーダー。食べているうちにゲート近くが長蛇の列。ゲートに20:00に来るようにということなので、ギリギリまで座って列に並ぶ。

時間がかかる・・・。そのハズで、入口で航空券のチェックをしている人が1人しかいない。一応、手荷物チェックとボディ・チェックは2箇所あるけど、結構念入りにチェック。お水を取り上げられてしまう。せっかくさっき買ったのに・・・。来る時は機内持ち込みOKだったのに、帰りは何でダメなんだろう。YちゃんがDFSの袋から手荷物に移していた香水を開けられてしまう。結局、返して貰えたけれど動揺したYちゃんは出国カードを落としてしまう。ゲートに並んでいて気づいて、引き帰してみたら落ちてた。危なかった(汗) なんとか無事に乗り込んで、後は出発を待つばかり。一応、20:30をやや過ぎて車輪は動いた。確か飛行機の出発時間って車輪が動けば出発ということだった気がする。

とりあえず無事飛び立って直ぐにお食事。パスタのようなもの。まぁ・・・。まずくはない。などとしている間にジャカルタ着。ジャカルタの空港は夜のせいもあるだろうけど暗い。あまりきちんと説明もないままダラダラ歩かされる。ここで1時間以上待たないといけない・・・。ちょっと辛い。おトイレ汚い(涙) ブランド品や免税店もそんなに見ている暇はない。また、中国系の人達が長蛇の列。これに並んでいいのかイマヒトツ分からず。結局、いろいろ探し回って、この列に並べばいい事が分かる。またしても時間のロス(涙) 再び、ボディー・チェックをされてゲートへ。もう座る席はない(涙) 一応、トイレに行っておこうとトイレに向かうもこれも長蛇の列。なぜなら個室が2個しかないから。個室2個はありえないだろう! しかも1個はカギ壊れてるし。そこは日本人同士、順番に次の人が押さえて入った。ジャカルタの空港関係者の方、女子トイレの充実を是非お願いしたい(笑)

ということで、再び機内へ。窓側3人席を2人で使う。ジャカルタまではシンガポール行きの中国系の男性が座っていたけど、ジャカルタからは誰も乗ってこなかったので、広々使って寝る体勢。といってもエコノミーだからたいして広くはないけど(涙) 日本までは7時間の旅。バリ島とジャカルタでは1時間の時差があるので既にバリ時間では23時頃。ということで、ここからはずっと寝てしまいあまり覚えていない。

朝6:40成田着。荷物を宅配に預けて帰路に着く。地元の駅までは1時間10分くらい。9:10地元の駅到着。トコトコ歩いて9:30頃無事帰宅。無事、帰ってきた! 楽しかった~ 体調が万全ではなかったのがちょっと残念だったけど、かなり充実した旅だった。というわけで大満足。そして、大長編となってしまった、今回の旅日記も無事終了! お疲れ様でした(笑)


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【voyage】バリ旅行 Part.4

2009-02-15 04:00:49 | voyage
【4日目】 2009.01.25

起きられず・・・。昨日は結局20:00頃から寝てしまったけれど、今朝も8:00過ぎても起き上がれず・・・。胃が痛い(涙)。今日は午後から4時間半のエステ。エステがこの旅の目的の1つでもあったからこれは絶対に行きたい。午前中はDFSギャラリアに行く予定だった。シャトルが出ているので、もしYちゃんが1人でも大丈夫なら、ホテルで休ませてもらおうと思い、事情を話し、とりあえずYちゃんには朝食に行って来てもらう。9:00頃Yちゃん戻ってくる。いくらなんでも昨日の夜から何も食べずに4時間半のエステはムリだろうということで、頑張って起きる。朝一度目が覚めた時に薬を飲んだので、胃の痛みは治まっていて思ったよりも気分がいい。朝食は11:00までなので、お風呂にゆっくり入ってから行こうとお湯をはる。もちろんKOUのバスソルトを使用。準備していたらYちゃんが気分がいいなら待っているので一緒に行こうと言う。遅くなっちゃうのでと遠慮したけど、待つと言うし、1人で行かせるのも心配なので行くことにする。とりあえずお風呂に入って支度をして朝食を食べに行く。

ここのレストラン気持ちがいい。プールに面した席を取る。プールの向こうはビーチ。オープンなので風が気持ちいい。朝食はブッフェ・スタイル。Yちゃんがお粥があったよと教えてくれたので、お粥コーナーへ。丁度、アジア系の女性がよそっていてなかなか終わらない。やっと終わったと思ったら空(涙) ウェイターさんを呼んで持ってきてもらう。これも自分で揚げた野菜やチキン、野菜などを加え、お好みで中華しょうゆをかけて頂く。本日はお粥とボイル・トマトなど胃に優しい朝食にする。

朝食終わって11:00ちょっと前。ホテルを出る。クタ地区にあるDFSギャラリアまでは車で30分くらい。タクシーで行くと免税店がタクシー・クーポンを払ってくれるシステム。タクシーを頼んだけどシャトルが来た。TOYOTAの車なので乗り心地が良くて安心。でも、やっぱり乗るとすぐに眠くなって生アクビが出る。これは車酔いの兆候。おとなしくする。普段はそんなに酔う方じゃないんだけど・・・。やっぱり薬の影響かな。DFSに着いたのが11:30頃。エステが14:00からなのでお迎えが13:30。それに間に合うように帰るには12:40のシャトルに乗らないといけない! 私は買物の予定はないけれど、Yちゃんはお目当てがあった。ごめんよ。やっぱり待たずに来た方がよかったかも・・・。でも、そこはYちゃん。お目当てのモノを真っ先に探しに行き、1時間かからずに香水や化粧品をたっぷり買っていた(笑) でも、お目当てのモノは売っていなかったそう。残念。明日行く予定のPLAZA BALIに望みを託そう。ってことでお土産コーナーに行くと、昨日ローカル・スーパーで会社用に買ったチョコレートが3倍の値段で売られていた。やった!

シャトルでホテルに戻り部屋に帰ってエステの準備。13:30にピック・アップ。しかし、この旅すべて5~10分前行動しているけれど、全く待たされず、むしろ予定時間より早く出発している。アジア人は時間にルーズというイメージだけど。バリの人達は違うのかな。それとも日本人は時間にうるさいと言われているのかな(笑) というわけで、13:20頃お迎えの人が来る。同じヌサドゥア地区にあるFRANGPANI ESTHETICSは広い通りから急な坂を上った静かな場所にある。一見すると高級住宅街というか別荘地のようだけど、たぶん他の建物もエステ・サロンなのだと思う。途中ちょっと開発中のような感じだったし。入口すごくかわいい。1Fのロビーは上から水が流れる滝のようなものがある小さな中庭に面してオープンになっている。この中庭はヨーロッパ風。

事前にYちゃんとネット・カフェで厳選してきたここは、昨日のケチャ・ダンス同様Alan1で予約しておいた。この日受けるのはビューティフル・ウーマンという4時間半のコース。スリミング・マッサージ、ボディマスク、フラワーバス、フェイシャル・マッサージ、そしてクリームバスというコース。フェイシャル・マッサージが80分に惹かれて決めたこれは何と$85。安い! ロビーでカルテを記入。スキンタイプとかコンタクトの有無などいくつかの質問に答える。この間お茶を頂く。相変わらず何のお茶なのか不明。記入が済んだら20種類くらいあるアロマオイルから好みのオイルを選ぶ。日本語で書かれた説明書があるので詳しくなくても大丈夫。デトックス効果があるというジュニパーにしたかったのだけど、残念ながら無いとのこと(涙) ということでダイエット効果のあるグレープフルーツ・オイルにする。香りも良かったし、お店の人にもすすめられた。ちなみにお店で使用されているのは100%天然のオーガニックのものだそう。ロッカーに荷物を預けて2Fのエステ・ルームへ。カメラは持ち込みOKとのこと。エステ後の替えの下着などはこの時点で持ち込まないと、後で取りに行くハメになるので注意! 私は取りに戻りました(笑)

2Fに上がると床に水が張ってあり飛び石式に足場がある池のような造りで、その周りにエステ・ルームがある。2名で申し込んだので同じ部屋。個室もあるけど数は多くないし、予約は個別で入れないといけない。同じ時間にとれる確率は低いかも。ちなみにヴィラもあって1人$15~20追加で利用可能。こちらはエステの施術時間+45分滞在できるのだそう。私達は普通の2人部屋。ベッドが2つ並んで奥にジャグジー・バスとシャワー室がある。着替えを済ませて施術開始。

まずはお花を浮かべたフットバスから。ここに足をつけている間にエステ内容を説明されるけど、それぞれの担当のおねえさんが同時に話すし、私の担当の人はまだ日本語があまり上手じゃなかったのでよく分からなかった(笑) 足裏から膝下あたりをマッサージしてもらった後、ベッドへ移動。先ほど選んだグレープフルーツのアロマオイルで全身をくまなくマッサージ。一昨日は力加減を聞かれてちょっと強めにしてもらったら、揉み返しが来てしまったので、軽めにしてもらおうと思っていたけど、特別聞かれず。でも、強すぎも弱すぎもせずいい感じ。これは気持ちいい。裏表すみずみまでリンパを刺激。続いてボディ・マスク。これは薬草の香りがする赤茶色のパックで、全身に塗った後は特別何かに包まれることもなく、薄い布をかけてもらっただけでもだんだんポカポカしてくる。たしかバストアップ効果があった気がする。以前、母親がディノスの通販で購入していた薬草パックに似ている。粉状のものに水を加えて練って顔に塗って15分くらいパリパリに乾いたら洗い流すというものだった。パック終了後の感じも香りも色も似ている。30分くらいパックしている間に、フラワーバスが準備されていた。ミルキーな細かい泡のお湯の上にお花でハートやBALIなどの文字がお花で描かれていてかわいい。写真撮りたかったのだけど、メモリーが無くなってしまったので撮れず(涙) くずしてしまうのはもったいないけど、寒くなってしまったので思い切って入る。ちょっとぬるい(涙) 軽くジャグジーになっているけど、それ自体が狙いではないので効果はない感じ。その後、シャワーを浴びて用意された胸のところでゴムが入っている長いスーカートのようなものを着用して、おねえさんを呼ぶ。

ここからはフェイス・マッサージ80分。最初はクレンジング。肌の汚れを浮かすようにマッサージ。けっこう強め。なにしろ目をつぶっているので何をされているのか今ひとつわからないのだけど、次にクリームのようなものをタップリ塗って吸引機のようなもので小鼻の辺りの汚れを取っているもよう。次にスチームのようなものをあてる。浮かせた汚れを取るように手でマッサージ。指や手がスベスベで気持ちいい。なんでも女性は誰かに顔とか髪などを触られると、女性ホルモンが出るのだそう。最後にマッサージをして終了。これは気持ちいい。

ガウンに着替えて別棟の美容院のようなスペースへ。まずはシャンプー台でシャンプー。そして鏡の前に移動して頭皮マッサージ。髪にパックするクリームを選ぶ。ガラスの器に入ったクリームは20種類くらいある。まるでデザートみたい。効果が日本語で書かれている。「カラーリングで痛んだ髪に」というキウイのクリームにする。香りの違いはあまり分からず。準備が整うまでフレッシュ・ジュースが出される。こちらもいろいろ種類があったけど、パパイヤ・ジュースにする。サッパリしてておいしい。運ばれてきたのはボールいっぱいのクリーム。それを髪全体に塗る。もうベッタリ。そして昔のパーマ時にかぶるみたいな装置をかぶって、15~20分くらいスチームをあてる。その間ハンド・マッサージをしてくれる。至れり尽くせり。その後、シャンプー台に移動してクリームを落とす。トリートメントをして乾かして終了。自分で乾かしたい人は事前に言っておけばOKとのこと。もちろん乾かしてもらう。毛先のパーマは完全に伸ばされていたけど(笑) これで4時間半におよぶエステは終了。マッサージやフェイシャルも良かったけど、クリームバスがすごくいい。髪ツルツル。これで$85は安いと思う。大満足。

再びシャトルでホテルに帰る。けっこういい時間。荷物整理などしてたら夕食のお迎えが来たとフロントからTel。20:00にお迎えをお願いしてたんだ。もうそんな時間。ビックリ。この日の夕食はYちゃん大絶賛のBUMBU BALI。ヌサドゥア地区にある有名店。ホテルから歩いても行けるけど、送迎してくれるというのでお願いした。バリの家庭料理を出すお店って実は少ないとのことで、家庭料理を出すお店を作ったというような事がメニューに書かれていた。バリの高級ホテルのシェフを歴任したオーナー・シェフのハインツ氏はオーストラリア人。バリ料理界のカリスマ的存在なのだそう。まるで寺院のようなお店が素敵。狭い入口を入ると左にオープン・キッチン。ここもバリのお家の台所みたいな感じ。もちろんかなり広いけれど。その前の中庭のようなスペースにもテーブルが並ぶ。右奥と手前にオープン・テラスがある。私達は手前席。ガイドブックにはリスタフル195,000Rpがオススメと書かれていたけど、メニューにはない。他のコースもあったけど、他の人の様子を伺うとかなりの量。30代OLちゃん2人ではムリ。とりあえず、エビと青パパイヤのサラダとナシゴレンをオーダー。バリ最後の夜。もちろんBINTANGで乾杯。エビせんを食べながら飲む。ウブドと違ってけっこう暑いのでビールうまい。

お料理が運ばれてくる。直径30cmくらいある大皿の上にナシゴレン、サテ、青菜炒めなどが盛られている。これらはナシゴレンのつけあわせ。すごいボリューム。これで75,000Rp安すぎ! このお皿にエビと青パパイヤのサラダも一緒に載っている。すべて小鉢に入っているので盛り付けもきれい。そしておいしい! これはメチャウマ!青パパイヤのサラダはタイで食べたソムタムが忘れられず、頼んでみたけどちょっと違う。ソムタムは青パパイヤを細く切りシャキシャキとした食感だけど、これはわりと太めに切ってあってシャキシャキ感はない。これも辛いけどおいしい。辛いタレをつけて焼いたエビもおいしい。サテも激ウマ。そしてナシゴレン! 辛いけど香ばしくておいしい。目玉焼きは載っていないタイプ。このナシゴレンは今まで食べた中で一番かも。昨日は何も食べられなかったけど、今日は食べれて良かった! 大満足。

シャトルでホテルまで送ってもらう。部屋に戻って明日の準備。明日は12:00から2時間半のエステ。その後、買物をしてPLAZA BALIのミール・クーポンで食事をしてからホテルに戻り、18:00ピック・アップで空港へ。20:30発の飛行機で帰国する予定。この時は知らなかったのだけど実はこのホテル18:00まで部屋利用可能のレイト・チェックアウトだったらしい。HISからの説明では12:00チェックアウトとなっていたので、そのつもりで予定を立ててしまった。ちょっと失敗。KOUのバスソルトを入れたお風呂に入ってから、コチラで買ったTAROや南高梅をつまみにBINTANGで乾杯。どこかで花火が打ち上げられた。10分くらいやってた。けっこう遅い時間なのに(笑) まだ1日残っているけど楽しかった。特にこの日は姫だった!


Alan1.net

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【voyage】バリ旅行 Part.3

2009-02-15 03:33:22 | voyage
【3日目】 2009.01.24

7:30朝食。朝からなんとなく胃が重い・・・。やっぱり少し油っこいのかな? ということで、バリニーズ・ブレックファストにする。これはチキンのお粥とミーゴレン、もしくはナシゴレンのセット。ミーゴレンもナシゴレンもおいしいけど朝からは・・・。ってことで、お粥のみでお願いする。おにいさんには「少ないね」って言われたけど、出てきたお粥は結構な量。これは鶏ダシの中華粥。揚げた野菜とか蒸し鶏などを加えて、中華しょうゆで頂く。この中華しょうゆがトロリとして香ばしくておいしい。お粥大成功。そして本日もスイカ・ジュース。スイカ・ジュースはウマイ。

部屋に戻り支度をしてお買物へ。2日目のバスタイムでも力説したけれど、オーガニック・ソープのお店KOUに行きたい! ホテルを出てトコトコとモンキー・フォレスト通りを王宮方面に向かって歩く。こっち方面をゆっくり見るのは初めてだけど、かわいいお店が多い。昨日歩いた方面よりも落ち着いた雰囲気。5分くらい歩くと右手にサッカー場が見えてくる。サッカー場といっても空き地のような感じだけど、ユニフォーム姿の男性達が練習している。サッカー場の終わりまで歩いて行き右に曲がるとデヴィ・シタ通り。道の両側にかわいらしい雑貨屋さんやカフェなどが並ぶ。まだ早い時間だからか人通りはほとんどない。静かでいい感じ。

この通り沿いにお目当てのKOUがある。思ったよりも小さなお店。いかにも自然派というような、白い壁と木をメインとしたシンプルな内装。ガラスの扉を開けて入ると、中央に木製のテーブルがあり、その上には蔓草のカゴが置かれている。その中にまるでキャンディーのような包装の石鹸が積まれている。かわいい。種類はそんなに多くない。Rose White・Jasmine White・Sweet Orange・Vanilla Heaven・Lemon Teatree・Minty Greenの通常シリーズ6種類はbarとcandyの2タイプ。barは普通の石鹸サイズ、candyはその1/4サイズで文字通りキャンディーのような包装。かわいい。その他プレミアム・シリーズのFRANGPANIとTUBEROSEはbarのみで、これはバリ島に咲く代表的なお花シリーズ。すべてにExtra Virgin Coconut Oilなどの精油が使われている。全種類に大きなチーズみたいな見本があり、削って香りを試すことが出来る。なんだかとっても買物モードに入ってしまい、よく分からなくなってしまったのだけど、とりあえず友達用にcandyタイプを購入することに。いろいろ試したけどSweet Orangeがいい香り。しかもブラウン・シュガー配合で保湿効果が高いとの事。ということでこれにする。会社の同僚SさんとKさんには美白効果のJasmine WhiteとRose Whiteを購入。新人Eちゃんには友達と同じSweet Orangeにした。Yちゃんと共通の友人というか、前の会社でお世話になったHさん&KさんにはRose Whiteのbarにした。自分用にFRANGPAIはどうかと悩んだのだけど、どうしても麻のロゴ入りバッグに入ったお風呂セットが欲しくなってしまったのでこちらを購入。お嫁ちゃんのお土産もこれにする。Vanilla Heavenのbar・Rose Whiteのcandy・オレンジの精油とローズヒップが混ぜ込まれたバスソルト・洗顔ネットがかわいらしいバッグに入っている。これで84,000Rp。ちょっと興奮気味に買物したけど、お店のおねえさんはとっても穏やかで優雅。素敵。

KOUを出てハノマン通りに向かって歩く。かわいいお店が並んでいるけど、お客さんがいないので入りずらい・・・。ハノマン通りはモンキー・フォレスト通りと並行した通りで、道幅はあまり広くなく、小さくてかわいいお店が並ぶとってもかわいい通り。お目当てはNamaste(ナマステ)という天然石のお店。天然石を使ったピアスやブレスが好きなので、ちょっとバリっぽくて、でも日本でもつけられる感じのピアスが欲しいと思ったので。これはハノマン通りをどんどん下ってモンキー・フォレスト辺りまで行ったところにある。けっこう歩く。朝なので暑いけどサラリとしている。思ったより湿気がないと思っていたけど、実はウブドって高地だったのだ。だからわりと涼しくてさわやかだった。お目当てのNamasteまで歩くこと約20分。入ってみたけど・・・。なんか違う。天然石そのものが売られていて、アクセサリー類もあるにはあるけど銀細工も仰々しい感じで好みではなかった。幸いお店の人もいなかったので、そのまま出てきてしまう。とりあえずモンキー・フォレストまで出て、昨日と同じルートでホテルまで戻る。

少し休んでからAsterisk(アスタリスク)に行くのを忘れたことを思い出し、再び同じルートでハノマン通りへ。Asteriskはデヴィ・シタ通りからハノマン通りへ出てすぐの所にある。オーナーの日本人女性がデザインし、現地の職人さんが手作りしている銀細工のアクセサリー・ショップ。歩道より1段高くなったウッドデッキのあるお店はかわいらしい。店内はこじんまりとして、こちらも白い壁と木の質感を基調とした内装だけど、どこか洗練されている気がするのは日本人女性がオーナーだから? ってバリの人に失礼か(汗) イヤKOUも素敵だったのだけど、どこか素朴なバリっぽさが感じられたので・・・。入口を入って両側に格子状の作りつけの棚があり、かわいらしいアクセサリーが並ぶ。ネックレスが多いけれど、ネックレスは肩凝りなのでダメ(涙) ピアスはあまり種類がなかった。かわいいけれど、値段的にはそんなにビックリするほどのお得感はないかも。それでも細かい細工がかわいいピアスを2個お買い上げ。これは1個1000円くらい。あとはガムラン・ボール。ガムランっていうのはインドネシアの楽器。でも、これは直径1cmくらいのボール状のもので中に何か入っていて音が鳴る。鈴より小さくて軽やかな音色が涼しげでかわいい。細工はそれぞれ違っている。蔓模様がハートを思わせる適度にシンプルで、適度に凝った細工のものにする。ストラップもいろいろ選べたので、紐を編んで銀の細かな玉がらせん状についているものにする。色はこげ茶色。1つ1つオリジナルのジュエリー袋に入れてくれてかわいい。大満足。

お店を出ると辺りが曇ってきた。雲行きが怪しいので急いで帰る。振り出した! 大つぶの雨。まだそんなに激しくないので、たいして濡れずにホテルに到着。少し休んで雨止みを見てミール・クーポン持参で指定のレストランGREEN HOUSEへ。もちろんホテルで借りた傘持参。野菜のポタージュ、クリスピーチキン、ドリンク、デザートつき。おいしかった。全くバリ感はないけど・・・。デザートはフルーツ盛り合わせ。やっぱりパイナップルはパサパサで、パパイヤとメロンは固くて味がない。多分こんな感じなんだな。

ホテルに戻ってとっても良くしてくれた従業員さんたちと記念撮影。お世話になりました。ホテルからお土産も頂く。籠に入った天然塩とオイル。素朴でかわいい柄の袋に入れられている。素敵☆ 13:00ピック・アップでビーチへ移動。1時間程かかる。途中すごい雨。まさにスコール。でも地元の人は慣れているのか全く動じない。素敵。途中雑貨屋さんへ寄る。HさんとKさんに木彫りの箱に入ったジャワティーを買う。2日間お世話になるのはヌサドゥアにあるNOVOTEL BENOA。おフランス系のホテル。さすがこちらはリゾートという感じ。車でホテルの敷地内に入るにはセキュリティー・チェックが必要。そのわりロビーなどはオープン。かなり広い。アジアン・リゾート感。水着姿の宿泊客も多い。前の人達のチェックアウトが18:00とのことで、まだ部屋に入れない。この後、15:30ピック・アップでケチャ・ダンス鑑賞の予定。とりあえずパスポートなど貴重品をセキュリティー・ボックスへ預け、スーツケースもお願いする。待ってる間ビーチへ。ホテルは通りを挟んで2階建てのいわゆるホテル形式と、ロビー、レストランのあるオープン・スペースに続き、ビーチに向かってヴィラが何棟かある。これはかわいい。でも、夜とかうるさくないんだろうか・・・。ビーチはプライベート・ビーチ。夕方にはビーチ・バレーなんかも行われるらしい。バーもある。これは多分インド洋なんだと思う。意外に穏やか。やっぱりハワイとかとは違う感じ。

15:30ピック・アップ。バドゥン半島の断崖にあるウルワトゥ寺院。寺院までは30~40分くらい。途中ローカル・スーパーに寄る。ガイドブックに載っているようなスーパーもあるけど、ここは本当に普通のスーパー。ここで会社の人に配るお土産と、友達のお土産などを買う。トラジャ・コーヒーが80gで80円くらい。これとKOUの石鹸とツル草のコースターをセットにしてあげようと大量購入。日本語で入れ方も書いてあるし(笑) 会社にはチョコを大量に買いつけ。値段は伏せるけどかなり安かった。今晩飲む用とお土産用にBINTANGも買う。自分用にKUPU2 のKOPI BALIというコーヒーを買った。GOLDの方はちょっと高くて80gで120円くらい。後から知ったけど、こっちの方が有名だったらしい。お土産こっちにすればよかった(涙)

買物も終わってウルワトゥ寺院へ。バリ六大寺院の1つで、ウルとは上、ワトゥとは石のとか崖のとかいう意味で文字通り断崖の上に建つ寺院。ヒンドゥー教の寺院は戒律が厳しく、生理中の女性は入場禁止なのだそう。女性としては複雑・・・。腰に細い帯のようなものを巻く。これにも意味があったように思うけれど忘れてしまった。石の門をくぐって広場のようなところを抜けるといきなり断崖! ここホントにスゴイ! まさに断崖です。さすがに観光地らしく人が多い。ここはサルがたくさんいるけど、野生で危険なので気をつけるように事前に注意された。そう言われると怖い。左に断崖を見つつ、右の方へさらに石段を上がって行くと、石造りの広場に出る。左にも寺院のようなものがあるけど、ウルワトゥ寺院は正面。石の塔を真っ二つに割ったような門に向かって石段を上がる。観光客は中には入れない。中には広い空間があって、奥には祭壇のようなものがある。いわゆる寺院とはちょっと違う。タイの寺院とかとも違う感じ。ガイドさんの説明によると、バリのお寺には4つの種類があるそうで①神様のための寺院 ②職業のための寺院 ③失念(涙) ④家族のための寺院 このウルワトゥ寺院は①の神様のための寺院。左手にあるのは②で、ここは漁師さんの寺院なのだそう。ガイドさんは日本語で一生懸命説明してくれて、すごく勉強になってありがたかったのだけど、この時点で車酔いと暑さと疲れでかなり辛かった。だから説明もあまり記憶にないので、もしかしたら間違っているかも(涙)

寺院の広場からさらに右側に回りこむと右手に突き出した断崖が見える。小さく人が見える。遠い「今日はあそこには行きません」の言葉にホッとする。その崖まで1/5程度の位置まで下り、仰ぎ見るようにウルワトゥ寺院を見る。これはスゴイ。これ夕日バックだったらキレイだろうなぁ。かなり幻想的。

石段を上がってケチャ・ダンス会場へ。18:00スタートだけど、まだ30分前。夕日バックで見るならここがいいと正面よりやや右よりの位置をゲット。しばし待つ。事前にストーリーを配られていたから読んで勉強しておけばよかったのだけど、眠くてムリだった。といわけでボーっとする。来る前は少し雨がパラついていたけど、なんだか行けそうな気がする! 円形のスペースの壁にそって70%くらいが客席。海を背にして石の塀(?)があって、その向こう側が舞台裏ということになっている。舞台となるのは中央の円形部分と、その海側の一部。だんだん石塀の向こうに上半身裸の男達が集まってくる。白装束の人が現れて、大きな燭台のようなものに火をつけ始める。これも後から知ったのだけど、この役ができるのはマンクーと呼ばれる人達で、神事を司ることができる特別な人なのだそう。そして半裸の男達が30~40人くらい入ってくる。火を囲んで円形に座り体を揺らし始める。最初は何人かが「チャッチャッ」という掛け声(?)をかけつつ、体を揺すりながら踊る。そのうち1人が歌い始める。

だんだん盛り上がってきたところで煌びやかな衣装の女性が2人登場。腰を落として目線を強くこちらに向け、指をそらし踊るバリ舞踊がキレイ。そしておねえさん達も美女。黄色の衣装の女性がもう1人加わる。これはズボンのような形の衣装なので男性役なのかな。その後、次々と寺院などに彫られた魔物のような人物(?)が代わる代わる登場。衣装やお面がスゴイ。わりとコミカルな動き。そして白い狼のようなかぶりものの人物が登場。かなり暴れまわる。先ほどの3人の女性たちと絡み、ピンクの衣装の女性から指輪を受け取る。その後、魔物のような人物達と闘うのだけど、この白い動物がかなり暴れん坊。客席に座ってみたり、客いじりをしたり結構コミカル。魔物のような人達もチビッコを抱っこしてみたりする。泣かれてたけど(笑) そして、ついに白い動物は捕らえられ、彼を囲んで火をつけられてしまうけれど、反撃に出て素足で火のついた藁(?)をバンバン蹴飛ばす。客席の方にも蹴る。なので半裸の男達が客席の前を取り囲んでいたんだと納得。半裸の彼らはこの間ずっと立ったり座ったり、円陣を組んだり、列になったりいろいろフォーメーションを変えながらもダンスと歌を続ける。最後に全員が揃って終了。この頃の夕日が最高にキレイ。終了と同時にお客さんが押し寄せキャスト達と写真撮影。私もおねえさんと撮ってもらった。

ケチャ・ダンスはもともとは悪霊を祓うための儀式舞踊の伴奏だったものを、1930年代にドイツ人画家のウォルター・シュヒーズによりヒンドゥー神話と組み合わされて今の形になったのだそう。事前にストーリーを読んでいなかったので、てっきり白い動物は悪者で、暴れん坊の彼を懲らしめる話なんだと思っていたけど違ってた! 実は最初に出てきた3人のうち2人は男性で、1人は王子、女性はその妃で、もう1人の男性は王子の弟。陰謀により王国を追われた3人は森を彷徨う。妃シータの美しさに心奪われた悪の大王によりシータはとらわれてしまう。彼女を救うため王子が助けを求めたのが、白い猿の将軍ハノマンで、紆余曲折あって最後は全員自分達の本来の身分を取り戻し、めでたしめでたしという話だったらしい(笑) 悪役と思っていた白い動物は実は猿で、しかも将軍だった! ビックリ。しかしこれはスゴイ迫力。おもしろかった! 夕日もキレイ。バリ島でテロが起きた後、追悼の気持ちを込めて6000人が踊ったというケチャ・ダンスはすごい迫力だっただろうと思う。ウルワトゥ寺院のケチャ・ダンスは毎日行われている。雨の日は屋根つきの祭場で行われる。ウルワトゥ寺院もいいし、ケチャ・ダンスはおもしろいのでこのツアーはオススメ。Alan1というサイトで事前予約した。2名で$74。これは安いと思う。

この後、食事代は別だけどジンバランのレストランへ連れて行ってくれるとの事。私はお腹が空いていたのだけど、Yちゃんはあまり気が進まない様子。私はかなり疲れてしまって、ホテルに戻ってしまったら多分外出できないと思うと言ったのだけど、ホテルに戻りたいようなので戻ることに。。思ったとおり帰りの車で酔ってしまい、ホテルに着いた時にはぐったり。でも、まだ部屋の準備ができていなくてホテルからのドリンク・サービスが出てバーで待つことに。かなり眠い・・・。

20分くらい待って部屋が整い案内される。道路を渡って部屋のある棟へ。けっこう遠い。2階にある部屋は結構広めだけど、普通のホテルタイプ。ベッドが2つ。テーブルとイスがあって、ドレッサーがある感じ。外にはベランダがあって木の長イスがあった。インテリアは木を基調としていてバリ風味。かわいい。せっかくのお部屋だけど、あまりの疲れと眠気と気持ち悪さに化粧も落とさず寝てしまう。しばらくしてなんとか化粧は落としたけれど、どうにもムリでそのまま眠ってしまった。ごめんよ(涙)


KOU/バリ雑貨grap
Asterisk

コメント (1)
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