'06.07.02 KTと『フーリガン』@シネマライズ
ホントはKTの仕事で50セントの映画にお付き合いだったけど、こっちが気になってしまい見ることに。
「ハーバードを退学になったマットはロンドンに住む姉を訪ねる。姉の義弟の影響で次第にフーリガンの世界にのめり込んでいく」という話。何だか見覚えがあると思ったら『さらば青春の光』だった。まぁ、あの映画の主人公たちよりちゃんと仕事してるけど。大の大人が何故あんなに夢中になるのか? マットや義弟ピートは20代前半の設定だろうけど、ケンカに加わる人々の中には明らかにオッサンもいるし。
別に単純にサッカーが好きでご贔屓のチームを応援するのはいいし、仲間が出来るのもいいことだと思う。PUBでの盛り上がりは微笑ましくもある。応援に熱が入り過ぎてケンカになるのも別に自然だとは思うんだけど…。やり過ぎだろうと。死人を出してはいかん!
女子には理解できない世界なんだけど、男の人はこういう面はあるのかなとは思う。メンツとか仲間意識とか。もちろん女子にもプライドもメンツもあるけど、使うところと使い方が違うってこと。バカにしているわけではないんだけど、やっぱり「う~ん」と思ってしまう。
その分義兄スティーヴの悲劇には感じものはある。やってしまったことの罪と罰は当然だとは思うけど、トミーという人物は全く理解不能。要するにヤクザってことでしょうか? 彼の身に起きたことは気の毒ではあるけれど、ピートの言うとおり(もちろん挑発だけど)自身にも責任があるだろうと。まぁ、それを認めたくなくてああなのだろうけど。人のせいにしたら楽だし。
イライジャ・ウッドは『ロード・オブ・ザ・リング』以降の作品選びのセンスがいい気がして注目している。ファームでの人間関係や闘うことなどを通して成長する青年を上手く演じていると思う。
ファームと呼ばれるフーリガン組織(?)のことを描いているので、サッカー自体のことはあまり関係ない。話自体も前述した作品だけでなく既視感もあるし、感動的でもない。マットが感銘を受けたピートの生き方もグッとはこない。潔いと言えなくもないけど…。10代の子達が見たらまた違うかも。サッカーとケンカシーンの映像は迫力があった。
『フーリガン』公式サイト

「ハーバードを退学になったマットはロンドンに住む姉を訪ねる。姉の義弟の影響で次第にフーリガンの世界にのめり込んでいく」という話。何だか見覚えがあると思ったら『さらば青春の光』だった。まぁ、あの映画の主人公たちよりちゃんと仕事してるけど。大の大人が何故あんなに夢中になるのか? マットや義弟ピートは20代前半の設定だろうけど、ケンカに加わる人々の中には明らかにオッサンもいるし。
別に単純にサッカーが好きでご贔屓のチームを応援するのはいいし、仲間が出来るのもいいことだと思う。PUBでの盛り上がりは微笑ましくもある。応援に熱が入り過ぎてケンカになるのも別に自然だとは思うんだけど…。やり過ぎだろうと。死人を出してはいかん!
女子には理解できない世界なんだけど、男の人はこういう面はあるのかなとは思う。メンツとか仲間意識とか。もちろん女子にもプライドもメンツもあるけど、使うところと使い方が違うってこと。バカにしているわけではないんだけど、やっぱり「う~ん」と思ってしまう。
その分義兄スティーヴの悲劇には感じものはある。やってしまったことの罪と罰は当然だとは思うけど、トミーという人物は全く理解不能。要するにヤクザってことでしょうか? 彼の身に起きたことは気の毒ではあるけれど、ピートの言うとおり(もちろん挑発だけど)自身にも責任があるだろうと。まぁ、それを認めたくなくてああなのだろうけど。人のせいにしたら楽だし。
イライジャ・ウッドは『ロード・オブ・ザ・リング』以降の作品選びのセンスがいい気がして注目している。ファームでの人間関係や闘うことなどを通して成長する青年を上手く演じていると思う。
ファームと呼ばれるフーリガン組織(?)のことを描いているので、サッカー自体のことはあまり関係ない。話自体も前述した作品だけでなく既視感もあるし、感動的でもない。マットが感銘を受けたピートの生き方もグッとはこない。潔いと言えなくもないけど…。10代の子達が見たらまた違うかも。サッカーとケンカシーンの映像は迫力があった。
