まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

十人十色 2

2007年10月21日 | 廊下から
一週間のご無沙汰でした…

U山『おいおい…いきなり、玉○宏かいな!』

さて、以前から掲示板等でお世話になっており、ゲルリッツ台車のTシャツでお馴染み(?)の『ノーブルジョーカー』様から、自費出版誌の第2弾『十人十色2』が発売となりました。



2000年に発売された前回同様に、1970年代の国鉄から軽便鉄道までの鉄道風景を各メンバーの方々の得意分野でまとめられたものです。

私的には、『マニ36』や『冬の越中島』、『飯田線のデッカー…』に興味があるのですが、今回特に心が魅かれたのが『車庫の裏っ側』『井笠鉄道の情景』でした。
『車庫の裏っ側』では普段見落としがちな何気ない情景を、『井笠鉄道の情景』では気動車に牽かれる“ホハ”から見た風景や街の情景に、心を奪われてしまいました。



『マニ36』では図面を各バリエーション毎に紹介しておりますが、『字が小さすぎて、わしには見えん!』と仰る方の為に、1:80スケールで描かれた『マニ36イラスト集』をWEB限定で発売しております。模型作りにおいて大変参考になるのではないでしょうか?

本誌は、全国の鉄道模型店を始め、ノーブルジョーカー様のHPから直接購入する事も出来ます。また、私がお世話になっております『藤原模型店』の店頭でも取扱っております。興味のある方は是非手にとって見てください、私もお勧め致します。

詳しい内容やお問い合わせはこちらにどうぞ。

ノーブルジョーカーHP
http://www.noble-joker.com/


おまけ…ゲルリッツ台車のTシャツ

オバQの中身…?

2007年10月09日 | ひろでん
オバQのネタの中で、“同時に入り切り…”“サーキットブレーカー”云々と言われて、『あんたら何言っとるか判らん!』と仰る読者様の為に、こんな画像を用意して見ました。題して『オバQの中身…?』


夜の車内

クーラーの風洞が無い分、スッキリしてます。夜の車庫内で自分で電気を点けて撮影したものです。


オリジナルの降車ボタン。押すと“チン”と鳴ります。

<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/f9/311f450cf646c2fd645ee5cc24b74aa2.jpg" border="0">
運転台


1位側スイッチ類

ミラーの裏に見えるのが、同時に入り切り…です。その右手に見えるスイッチが新人泣かせの、『前尾灯点滅スイッチ』『車内灯点滅スイッチ』『予備灯スイッチ』
見習の時に、ライトを点けるまでどれだけ時間が掛かったことか…


2位側

こちら側のミラーの裏側は『客室暖房スイッチ』でした。右側Hポールに見える緑色の箱が『蓄電池スイッチ』その隣の黒いのが『制御リセットスイッチ』です。ツーマン運行の際には、蓄電池スイッチ内の歯形スイッチを解放して光電管を切りました。
そして天井にチラリと見えるのが、落ちたら二階級特進『サーキットブレーカー』です。

こうやって改めて見てみると、よく扱っていたなぁと感心しながら、今は楽だなぁと思います。だって、これらスイッチ類は全て撤去されてますから…


サーキットブレーカー(761号のもの)

高宮今日子さまより、貴重な画像を提供して頂きました。

画像は761号のものですが見てお判りの通り、その重みで傾いております。木製の仕切に固定されているのですから、走行中の振動で揺れていたのを今も覚えております。

貴重な画像をありがとうございました。


オバQ…ひゃく

2007年10月08日 | ひろでん
先日は、全検後初めてドルトに乗務しました。何か私の調子がイマイチ…運転しにくかったなぁ…と、ドルトの話題かと思わせといて…(笑)

便乗中に車掌氏と昔話をしていたら、『白い900は6号で使っていたんですよね?』との質問が… 何を仰いますか! しっかり千田でも使ってましたよ。営業中の写真では無いんですが、千田車庫で佇む姿を…


正面から… これがオバQの所以

もう、いつの頃だったかも覚えていません。確か某大学の美術部が施したこの塗装、最初見たときは、それはもう“ぶったまげました”bikkuri


側面は…

で、反対側は…

でも、改めて見るとこれも“アート”なのかなと…今では認可下りるんかなぁ…?

そうそう、900の暖房車といえば、とても扱いにくかったですね。運転がどうのではなく、そのスイッチ類の取扱が他車と全く異なっておりました。
例えば、MGとチョッパー充電器を同時に入切するとか、蓄電池スイッチを入れないとダメ…そうそう、極めつけは、両替器スイッチを2個入れないと回路が繋がらず電車が起動しませんでした。それ故、千田時代の最後の頃は、入換係が必ず出庫準備をしておりました。

起動時に制御を飛ばすと、リセットスイッチを探してオロオロしたのも、今や良い思い出ですな…(爆)



讃岐の国で…終

2007年10月07日 | 廊下から
琴電の撮影も遂に三日目。今日は琴平線の4連運用を中心に撮影しました。


片原町~瓦町

早朝からチェックアウトをし、高松駅に荷物を預けた後に行動開始。時期外れですが、朝顔が咲いていたので電車と絡めて見ました。この辺りは、下町の雰囲気が最も濃いい場所。いつかは生活の匂いがプンプンする様な写真を撮ってみたいのですが、未だ実現できません。


1200+1080 片原町~瓦町

1100+1080 仏生山~空港通り

平日朝の琴平線は、4連で運行される列車が多く、今でこそ4形式しか在籍しませんが、往年の雑多な編成を髣髴させる様な列車が多く走っています。琴電の華やかな時間帯と言っても過言ではないでしょう。


1070型4連 太田~仏生山

中でも注目は、1070型4連の限定運用ではないでしょうか? 1070型といえば、琴電初の冷房車としてスター的な存在でしたが、2扉車故に中心的な役割から脇役的な存在となり、現在では1071+1072+1075+1076が平日朝の1往復のみ、1073+1074は予備車として待機しております。

1070型定期運用は下記の通り

仏生山8:03→築港8:19
築港8:21→仏生山8:39

撮影される方や、乗って見たい方のご参考になれば…

4連を撮影後、仏生山界隈を覗いててみると、長尾線の完全予備車となった603+604号、志度線から移動し方向転換までされた65号、全検から上がったばかりの500号の姿が見れました。これまた茶色の『旧塗装』となりましたが、私的にはファンタゴレッドにクリーム色が琴電らしい装いだと思います。なして茶色に…(涙)


側線に休む休車郡

500よ、お前もか…

昼には高松を出発するつもりでしたので、時間つぶしに今橋工場を覗いてみると、改装工事中の723+724号の姿が。いつか、房前駅で五剣山をバックに撮影したいですね…


今橋にて

昨日もお世話になった801号に今橋から乗車し、雨模様の為撮影できなかった、塩屋の直線に出向きました。何の変哲も無い直線コースですが、あえてここで何本か撮影してみました。田んぼを手前に入れると絵になるのですが、既に刈り取ったあと。ここは田植え直後が面白いかも…


八栗新道~塩屋

何本か撮影しているうちに昼前となり、今回の琴電ツアーを終える事としました。今回も充分に琴電を堪能する事が出来ました。いつもでしたら、ありもしない後ろ髪を引かれる思いで、高松を後にしていたのですが、今回は大満足して高松を後にしました。
そうそう、築港駅でICカードの履歴も出してきました。よく乗りましたね~(笑)



カード4620円、1日券1200円の合計5820円の増収に協力しました。気持ちよく撮影を許可して頂きました各駅係員の皆様、本当にありがとうございました。

で、このまま真直ぐ帰るのも勿体無いので、久々に岡山のO山模型店にも立ち寄って見ましたが、何ら散財も無く、無事に帰れたことを付け加えておきます(爆)

そして、旅の締めくくりにはこんな車両に乗る事が出来ました。本当は元グリーン車シートにふんぞり返るつもりで“こだま663号”を待ったら、予想に反してこいつが(笑)


2号車車内

広島に無事到着…

3日間も琴電に居ると、こんな数のネタになってしまいました。どうでもいいネタばかりですが、『広島で3番目に琴電が好き』を自称する私なんで、皆様笑ってこらえて下さい… m(_ _)m