まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

カートレイン再整備

2021年02月07日 | 工作室から
今週の巣ごもり・・・某オクで見つけた車両を、かっぱさまに落札して頂いたところからネタが決まりました。



ブツを受け取り、浮き足だって帰宅。
さて、中身は・・・



KATOのナロネ21

中古屋さんでも、値段が高くて中々手が出せませんでしたが、妥当と思える上限の値段で手に入れることが出来ました。



とりあえずパーツを取付けて、カプラーはウチの20系客車の標準としているKadee#38に交換します。

さて、以前作ったカートレイン用の車両を久しぶりに引っ張り出してきて再整備。


ナロネ21 140

貫通路を塞いで、白線を1本消した姿を再現してます。


カヤ21 122

その昔「急行だいせん」を作ると意気込んで、結局1両しか作らなかった余剰車を使ってます。



今更ながら、20系の実車を確認するために資料を確認。
塞ぎ板は、窓ありと窓なしがあったようですが、個人的には窓ありが好きかな?

JRR刊「国鉄客車ガイドⅡ」には、運転開始当初の使用車両の番号が記載されており、これを引用すると以下の車両が使われたとのこと。

ナロネ21・・・126・130・133・147
ワキ10060・10064・10066・10151・10178・10180・10181・10183

ナロネの配置は大ミハ、ワキの常備駅は昭和57年の資料では、10060~10151は汐留、10178~10183は東広島となっていました。

運転開始時の編成は、カニ+ナロネ×2+ワキ×4でしたが、実際の編成記録が鉄J誌の列車追跡に掲載されており、ここから引用すると・・・

EF651100 新
カヤ21 123  北オク
ナロネ21 133 大ミハ
ナロネ21 126 大ミハ
ワキ10060  南
ワキ10064  南
ワキ10151  南
ワキ10066  南


Fおぢさんのご教示で、カヤとナロネの133は白線2本、126は白線3本とのこと。

さて、模型の方に話を戻すと、番号を貼らなければなりませんが、製品に付いているインレタは、当然使うことは出来ません。番号の貼替えも発生したので、老眼との戦い・・・



ストック品のTomix製の金属インレタを準備・・・潤沢にストックしていますが・・・



ケチケチ作戦で、使いかけから使いました(笑)
14系初回ロットのインレタですが、糊はバッチリ利いています。


KATO製インレタ


Tomix製インレタ

見栄えは、全然違いますね! 残りの20系もいつか貼替えようと思ってますが・・・(遠い目)
とりあえず、122のままですが、いつか再生産したら車体を振り替えようかな?



140は、133に貼替え。ついでに、貫通路の塞ぎ板をホロに交換しました。



今回増備したのは126にして、貫通路の塞ぎ板をこちらに取付けます。
▲は、KATO製旧国用のインレタから持ってきました。



方向幕は、単に白色に塗りつぶそうかなと思ってますが、まだ検討中・・・一応、客車は整備完了とします。

ワキは、最後部の車両のみ、しょぼいエアーホースを交換します。



実車の写真と見比べても、ホースの位置が違います。
製品のBP管をMR管に変更、MR管穴を塞いで新たにBP管の穴を開け直します。



Tomix製のエアーホースを取付ました。連結器は交換していません。



ワキは1両を除いて、広鉄局の番号を貼っていますが、管理局名と常備駅のインレタの予備品がないので、当面はこのままにしておきます。

JR時代の長編成版を再現したかったのですが、車両も手に入らないし、登場当時のインパクトが強かったので、この姿で楽しもうかなと思ってます。



6 コメント

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Unknown (ダルマ35号)
2021-02-07 21:23:42
トミーのメタルインレタ、結構重宝しますよネ。
ちなみに糊が劣化して上手く付かなくなっても、デザインナイフの刃先で一
文字ずつ拾って転写するという裏ワザ(?)が使えますヨ。ただ、貼り付け位置
を揃えるのには難儀しますが(笑)…
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Unknown (しみじろう)
2021-02-08 06:55:31
やっぱりメタルインレタええですね。キハ82と20系を貼り替えなければと思いつつ、両数の多さに負けてそのままです(-_-;)
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Unknown (鹿児島本線1823レ)
2021-02-08 08:48:51
 車を乗せる列車、先ず赤い貨車のク5000を思い出します。僅かに見た記憶が在ります。その名残は西小倉駅の跨線橋で台枠が使われており見る事が出来ます。
 海外、特にフランスやドイツそしてアメリカでの映像を見て日本でもカートレインは此の儘伸びるか、と思ったものですが上手く行きませんでした。理由の一つがこれらは内陸国家、日本は海洋国家で海運が発達しているから、との事。そう言えば『カーフェリー』は盛況です。
 貨物列車でもピギーバックやカーパックコンテナと行われたのですがこれもまた、でした。然し前者はコキ100・200系の様な海上コンテナ搭載貨車の開発に繫がった、とも。
 カートレイン『九州』を名乗っても実際は下関~門司~東小倉だけでした。
 そう言えば漫画に出て来るサーカス列車も一種のカートレインだ相で。
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Unknown (まろねふ)
2021-02-08 20:31:30
>ダルマ35号さま
ホント、メタルインレタは一文字ず拾えるので重宝します。ナロネも一文
字ずつ拾った成果が見えるでしょ?(爆)

>しみじろうさま
キハ82系は、銀メッキが剥げて白文字になっちゃったので、トレジャーの
メタルインレタに交換しました。本当はキハ181系のインレタを使いたか
ったのですが・・・

>鹿児島本線1823レさま
自家用車と一緒に旅行が出来る・・・登場したときには驚きが大きかったこ
とを今でも覚えています。
自動車を鉄道で輸送するには、色々と法の縛りもあり、結局はレンタカー
を借りる方にシフトしてしまいました。結局、利用者からは安いお金で解
決できる方が良かったんでしょうし、民営化と言う名の大人の事情に負け
てしまったのでしょう・・・
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Unknown (Satokawa)
2021-02-09 06:42:33
KATOの茶箱時代の密着自連は連結解放がし難くて不評だったので、いつからか設計変更されて使いやすくなりまたから、連結器だけ交換すると実感的です。その連結器はイモカプの密着自連とも連結できるので、ワキ10000もイモカプ密着自連にすると更に良くなります。次期改善策にどうぞ。
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Unknown (まろねふ)
2021-02-09 20:47:07
>Satokawaさま
KATOの密自連は、24系から改良されたと記憶します。それこそ、この茶箱
の20系は、外れない、連結したままだと、変形して連結できなくなるシロ
モノでした。キハ82系はkadeeに交換後、一昨年KATO製の密自連に戻しま
したが、20系は予算もなく、今回のナロネも発生品との交換で済ませまし
た。

IMONカプラーとの交換も、予算と車両数から考えられないでしょうね・・・
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