まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

久々に芸備線に乗ってみる・・・1

2019年11月04日 | 廊下から
昨年7月の集中豪雨被害により、最後まで不通区間のあった芸備線が、去る10月23日に全面復旧しました。
これを記念し、12月8日までの土日祝日に広島~備後庄原間に直通快速列車“庄原ライナー”が1往復運行されています。
この直通快速列車は、広島~三次間を運行している快速“みよしライナー”を備後庄原まで延長するもので、普段は三次以北に入線しないキハ47が入線しています。

3連休中日に、全面復旧した芸備線に乗るため“庄原ライナー”の乗車してきました。

まずは、自宅の最寄り駅の西広島駅から乗車券を買わなければいけないのですが、運賃を調べていると、ある事に気付きました。



西広島からだと…



広島駅からだと…

西広島~広島間の運賃差額が290円なんですが、この区間の運賃は190円。
別に支払うと100円お得になるんです。
この区間をICカードで運賃を支払ったので、お茶とおやつ代を捻出する事が出来ました(笑)



おやつと切符を買ってホームに出ます。
券売機を使うのも久しぶりだし、4ケタの金額の乗車券買ったのは何時振りでしょうか?



快速列車は2両編成。座れるだろうとタカを括っていたら…



意外と待ってます!

失礼ながら、それほど多くないだろうと思っていたのですが、乗ってみるとシートは全部埋まって立ち客もチラホラ…
写真を急いで撮って、ロングシートの片隅に辛うじて空きを見つけて座る事が出来ました。

列車はキハ47-2023+キハ47-1131の2両編成。
広島を出ると、下深川までの各駅と、志和口、向原、甲立、三次に停車し備後庄原に向かいます。


甲立駅

全面復旧を喜ぶ幟や横断幕を多く見かけた反面、流されたままで手付かずの橋も見え、1年以上たっても復旧していない姿に考えさせられます…



広島を接続待ちで2~3分遅れて発車しましたが、三次到着時には遅れを殆ど取り戻していたようです。
何気にホームで写真を撮っていると…浜田色のキハ120?


キハ120-309

今は亡き三江線の忘れ形見化と思いましたが、よく見ると、方向幕は府中行でした。
キハ120はリニューアル工事が進んでいるそうで、広島色のキハ120が入場してその予備車として余裕のある浜田車が来ているのでしょうか?



三次を出発すると、車掌氏から乗客全員に記念グッズが配られました。
ちょっとした事ですが、こういった心配りが嬉しいですね!



三次から約30分で備後庄原に到着。
列車から30~40人位降りたでしょうか。見た所、約3分の1は“こちら側”の方々でしたが、観光の方々が結構多かったです。




普段はキハ120の単行がポツンと止まるホームも、少しだけ賑やか…かな?



備後庄原駅の駅舎は国鉄時代からの木造駅舎のようで、ホーム上屋が無くなり寂しくなっていましたが正面は、賑やかかりし頃を偲ぶことが出来ます。
そして、駅前ロータリーを新設中でしたが、完成予定は2~3年後とか…

列車を降り立った乗客で、観光の方々は目的地へのシャトルバス(?)へ乗車され、“こちら側”の方々は、駅前の庄原バスセンターへ。
どうも、高速バスで広島方面へトンボ帰りのようでした。

アタシは、折返しの回送列車を狙おうと、線路から離れないように歩きながら、グーグルマップで何となく目星を付けていた所へ向かいます…
が、既にお昼を回っており腹が減っており、駅前には何もなく、昼食は半分諦めてましたが、国道沿いにコンビニを発見し昼食を仕入れる事が出来ました。



コンビニから少し歩いて格致(かくち)踏切に到着。
おむすび食べながら、列車を待ったのですが…待てど暮らせどやって来ません。





オアシスに見えたコンビニ…ここでの買い物の数分が命取りだったようでした(涙)


つづく