まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

初の酷道…

2009年02月16日 | カブ
田尻2踏切で撮影後、とりあえず宮島口の桟橋前までカブを転がしました。ココまで来て単純に帰るのでは芸が無いし、これ以上国道2号線を西下する気力はないし…

地図を見ながら時計と睨めっこ…

『時間には余裕がある』
『天気も良い…』

20世紀にN○S○ですら開発できなかった超高性能ナビシステム『おろおろ君』のルート設定を行い、国道2号線を東上しました。よく考えたらカブで2号線を走るのは初めてかな?

宮島線を眼下に見下ろしながら、冷や冷やしながらも西広島バイパスへ向かい、最初の信号で住宅地へ突入。山陽新幹線に沿いながら峰高台団地に入り、団地内を2周(笑)して国道433号線に合流しました。


廿日市市長野

広電電車バスのお守りでお馴染み『速谷神社』の前を通り、上り勾配を更に登ると山陽自動車道を潜り、いよいよ酷道の本領を発揮する区間に入ります。

原学校バス停前をクイっと上に向かって右折(笑)、峠道では珍しい『長野ループ』へと向かいます。この辺りまで来ると、3速フルスロットルで30Km/hがやっと…。ループ橋が見える頃は、2速と3速を繰り返し25Km/h前後であえぎながらの登坂です。


長野ループの標識

ループ橋を越え特養ホームを過ぎると、いよいよ『七曲峠』のヘアピンカーブに差し掛かります。
ここまで来ればもう3速では走れません。1速2速を繰り返しながら平均10~15Km/hで悶えながらの登坂です。エンジン音も焼玉エンジンを思わせる様な『トっトっトっ…』とスロー回転になり正直冷や汗が出ました。


廿日市市街地を眼下に宮島を望む

峠の中腹から宮島が遠くに見えるのですが、よく見りゃ弥山(535m)を見下ろしとるぢゃ無いの! 一体どこまで上がるのか不安になってきました。

更に坂道を登って暫く進むと、広島市佐伯区の標識を越え坂道も幾分緩やかになったと思ったら突如、視界からアスファルトが消えた…? 
そう、サミットを越えた瞬間でした。時計の針は2時を回り、速谷神社前から30分以上経過していました。

ここからは下り勾配となり、バスの車庫を横目に更に坂道を下ると県道41号五日市筒賀線に合流し一安心。

でも素直に県道41号を右折はしなかった…