まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

備後落合で『おろち』退治…

2007年04月30日 | 廊下から
備後落合駅から国道183号線に出て暫く歩くと、木次線がオーバークロスする鉄橋があります。数年前に車でここを通った時から気になっていた場所で、今回はここで撮影してみることにしました。本当は木次鉄道部のキハ120をと思っていましたが、旅行2日前になって『奥出雲おろち号』が走る事を知り、こいつを狙って見ました


8421レ 油木~備後落合


8422レ 油木~備後落合

折り返し時間内で駅までは戻れなかったので、荒れ田の中で折り返し列車を狙いました。出来るだけ萱等が映らないように、抜いたりしたのですがこれが限界…
充分なロケハンも出来なかったので、満足できませんでした。リベンジも兼ねて深緑の頃にまた来ようと思います。頭を垂れる稲を絡めても面白いかな…



『おろち』号を撮影して駅に戻ると、また静かな駅に戻っておりました。ホームのベンチに腰をかけ、耳を済ませると川の流れる音や鳥の鳴き声が… こんなシチュエーションで食べる“おむすび”は本当に美味かった…


早起きして拵えたお弁当…(笑)

弁当を食べて歯を磨いた後、次の列車が来るまで約1時間の間、構内で昔日の面影を求めてみました。


蒸機時代にはここで顔を洗ってサッパリしたのでしょうか…


こうやって確認を重ねて、安全を支えていたのでしょう。


あの『おでんうどん』はここで…



広い構内は、鉄道の要所であった証。上は新見方。下は三次方


琺瑯の駅名板も1枚だけ残ってました。


2番ホーム新見方に残る給水塔の跡。峠を登ってきた蒸機はここで一息ついて、更に県境を目指したのでしょう。


構内には貯炭台跡も残ってます。


三次方には機関車建屋の跡らしきものが、ジーっと眺めていたらその横にあるものが…


ありゃぁ? 転車台がある!

私は今まで転車台がある事を知りませんでした。こいつの姿を見たときには思わず、ち…ぢゃなくて鳥肌が立ちました(笑)

こうなると、近付きたくなるのが悪い癖。川○○探検隊になった気分で、いざ藪の中へ…(爆)


朽ちた操作室


コントローラーも辛うじて…


ここまで来ると、もはや遺跡です。

藪の中で興奮していると、既に列車が来る時間。この時間帯は3方向から列車が来るので、津山、広島、木次の3色のキハ120が並びます。


最初に新見から443D(キハ120-342)


続いて三次から356D(キハ120-320)


2分遅れで出雲横田からの1447D(キハ120-1)


三次行の車内から無理矢理並びを…

転車台で満足してしまったので、このまま三次行361Dで帰る事にしました。この日は本当にお腹一杯になってしまい充分満足でした。


最近まで復旧作業をしていた災害現場 備後落合~比婆山

予定では、363Dで三次に戻り『みよし7号』に乗り換える予定でしたが、1本早い361Dに乗ったので、三次からは『みよし5号』で早めに帰ろうと予定を変更しました。
三次では乗継時間が2分しかないので、急いでお茶でも買おうと出口扉に早めに移動し前を見ていると…

『きやぁ~!!』 つづく…