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NY市場概況(6.28.2024)

2024-06-29 07:47:08 | レーザーテック研究
6月28日(金)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 Index/Match関数のMAX値が点灯した日の翌日は、その時の指数値よりも下げるとMAX値は消灯します。NYダウのケースでは、指数値が18502ポイントを下回った時に消灯。終値では18177ポイントまで落ちております。その差は325ポイント。この差は、実際の値動きとしての実質値と連動しております。今日のダウは、前日終値を下回った時に売り、安値の38937ドルまで下げた時に買い戻すのが、日計りでの正攻法ですが、そうそう頂点と谷底を狙って売買できる訳ではありませんので、筆者が目安としているのは、そうしたギャップを勘案したUltimate Oscillator(OSC)という数字を使ったやり方です。昨日のダウのOSCは58.6%で終値では55.7%です。昨日は58.6%を割り込む瞬間が合ったはず。この時の下落トレンドを捕まえての売りが正解となります。場中は揉み合いがありますので、はっきりと上か下かへ抜けた時がいいかと思います。

要するに言いたかったことは、MAX値が点灯した翌日は、連続点灯するならそれは強気継続ですが、往々にして利確売りが出ることがあります。その時の値動きを捉えての「売り」方についての1つの見方を示したかった訳ですね。

2.Nasdaq
 NasのMAX値が途切れたのが6月20日でした。前日比で141ドル安。OSCは前日の75%から下落しての68%でした。それから3日連続でOSCも下落。しかし、24日の下落最終日には、今度はMIN値が点灯。今度はMIN値が起点となります。そして、翌日からは3日連続プラス終了。OSCは2日目までは上昇しておりましたが、昨日は3%下落しておりました。このOSCのトレンドは翌日の予測を前日に反映するとのセオリー通りに、今日の126ドルの下落に繋がっております。しかも、50%の大台割れの48%で終了。ちょっと雲行きが怪しくなってきました。

3.ドル・円
 MAX値が6月17日から、2回だけ点いていませんが、今日まで8回点灯。間にGoというシグナルを挟んでおりますが、これはOSCが前日より高いけれでもMAX値は点灯しないケースであり、イケイケドンドンの意味を込めてGoと表示させております。

まさに、この通りのイケイケドンドン状態が今のドル・円相場。しかし、OSCは-4%の79%に落ちておりますので、週明けは少し調整が入るのかも知れません。

4.CME日経225先物
 39790円で終了。日経225の終値比で210円高。

5.米10年債利回り 4.392%(+0.049%)

6.VIX指数 12.44(+0.2)

7.SOX指数 5472(+51)

8.バルチック海運指数 2031(+67)

9.レーザーテックADR株価 36150円(+60円)

以上です。


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