ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

それは筋が違う。

2011-03-30 | きょうのできごと
朝日新聞の記事から。

> 庁舎の流失など壊滅的な被害を受けた自治体や、福島第一原発の事故で避難指示区域に
> なった自治体の行政機能を回復するには、合併の推進が不可欠と判断した。
>(中略)
> 被災地は広範囲のため、国主導で財政支援や都市計画、インフラ整備を効率的に進める
> 狙いもある。

「効率的に進めたいから合併しろ」というのは、いかに非常事態とはいえ乱暴なのでは?
地方自治の本来は、基礎自治体である市町村がその個性を活かせるように税制その他の制度を構築すべきであって、財政規模や効率性のために性格の異なる基礎自治体をまとめるというのは、そこに住む人たち、その街を愛する人たちの気持ちを汲み取っているのだろうか。この対策は、国レベルの視点で見たらベストかもしれないけれど、でも住民にとっては画竜点睛を欠くのではないだろうか。
だって、それって、財政上の理由で横浜マリノスと横浜フリューゲルスが合併するようなものですよ・・・!

> 合併前の市町村の枠組みを「自治区」として残し、自治区の権限を現行法より強化する。

ここに、その思いを酌んでくれるような規定が盛り込まれることをただただ祈るばかりです。。。

激動の90年代を駆け抜けた男たち

2011-03-30 | きょうのサッカー
朝ニュースを見ていたチビいわく、昨日の日本代表-Jリーグ選抜の試合をチビはちゃんと見ていたそうな。
(昨日はパパママともに残業でした)
サッカー好きのチビのこと、さぞ楽しく見ていたのだろうな。


遠藤のFKが決まるシーンで大喜び。

 チビ「ほんだ、ゴールしたねぇ!」

 パパ「あれはガチャピンだよ?」

 チビ「いんげん」

 パパ「えんどう」


岡崎のゴールにも喜びます。

 チビ「ほんだ、がんばったねぇ。しゅんすけ出なかったねぇ」

お前の目は節穴か。


ハイライト。
44歳キング・カズのゴール!

 パパ「カズはパパより年上の44歳なんだよ」

 チビ「パパは34歳」

念押ししなくてよいです。

そして、今朝最大の衝撃コメント。
ゴールを決めて歓喜の舞を見せるカズを見て、手を叩き奇声をあげて大喜びです!

 チビ「カズダンスしてるよぉ!」

…なぜ『カズダンス』を知っている…?


時折年齢不詳の我が息子です。

生きる道。

2011-03-29 | きょうのできごと
大学時代、ゼミでお世話になっていた先生が昨日亡くなったと、今晩知りました。

ショック。

心の整理が、なかなかつかない。


70歳という定年で今年度限りで退任されるお年ではありますけれど、
1月末の最終講義でも、
2月のゼミ会でも、
まだまだお元気で、今後力を入れたい活動について熱く語っていらしたのに。


今の職に就いたのは、先生の影響で。
子供の頃から大嫌いな職業だったけれど、でもやりようによっては、自分の心意気によっては、自分の夢をいちばん実現できる職業なんだと、先生に教わった。

そして先生には、いつでも現場にいろ、現場に行け、すべては現場にある、と教わった。

ワタクシの苗字は、先生の出身地と同じ名で、よくそのことを嬉しそうに話してた。

先生の狭義の専門分野は今の自分の仕事とまったく絡まないのだけれど、
先生の広義の専攻、あるいは土台、根底、中心核は、絶対に自分が持ち続けていなければいけないもの。


ツライし、哀しいし、もっともっともっといっぱい学びたかったけれど…
これまで学んだこと、気づかされたこと、胸に刻んで生きていきたい。

不謹慎=昇華(消化?)

2011-03-24 | きょうのできごと
仙台にいるあいだ、河北新報で読みました。

子どもは、自分と世界の境界線が曖昧なので、辛い体験を遊びに変換することで過去のものとして乗り越える。震災体験を遊びに変換していても、不謹慎だと叱らず、受容したほうがよい…のだとか。


しかし、震災翌日。
チビが「ばくはつだぜ!?」と騒いでいることに腹が立って、ついつい叱って…いや、怒ってしまった。

反省。


そのおかげで、さっき。

けいかくていでんだからさあ、
 とうかいどうせんがさあ
  げんぱつじこになってさあ

とか

おふろ、パパが出たらつなみになった
 みんなながされちゃうよ?

などとチビが楽しそうに語っていたのを、他の話と同様にうんうんと聴いてあげられる自分がいました。


隣の部屋にいるのに、淋しがって近づいてくる。

湯舟で揺れるお湯を見て、地震と間違う。

そんな姿を見ると…3月11日の震度5強→停電はチビなりに怖い体験だったのだろうなあと感じます。

だから、心も身体もしっかり抱きしめて、ちゃんと安心させてあげたいと、そう思った夜でした。


不謹慎に感じるかもしれないけれど、許してね…?

夢に見てた。

2011-03-23 | きょうのできごと
弊社の保健師チームは、陸前高田市に応援に行っています。
第一陣が戻ってきたあと開かれた報告会で、聞きました。
派遣されたふたりとも、帰ってきてからはニュースで津波被害の映像を見ると涙が止まらなくなる、と。

PTSD的な症状?

まさに現場、最前線で被災者と正面から向き合っていたからこそ、なのでしょう。
同じ報告会にて仙台での経験を語ったワタクシは、そんな症状は無く。

まあ、津波被害の現場には行きましたけれども、業務としては支援物資拠点にずっといましたからね。
どっちかというと、夜勤と往復移動で身体が疲れた感じかな。


報告会から明けて翌朝。
どうにも疲れが取れていない。
前夜も、1時半すぎに目覚めてしまってから2時間以上寝付けなかったり、体力回復に充てる時間があまり無かったのですよね…

そこで、みんなのあたたかい言葉に甘えて、いちにちお休みを頂きました。

いざ昼寝をしようとしてもなかなか寝付けないのですけれど…でも、時間の制約が無いので気楽です。
結局、1時間ほどごろごろしているうちに夢の中。3時間くらい、昼寝してしまったでしょうか…。起きたら、昼過ぎでした。

ゆっくり起きると、身体がすっきりしていることに気づく。
やっぱり、ゆっくり寝るとちがうなー!o(^-^)o


…と、身体のすっきり感を認識するのと入れ違いのように、今まですっきりしないでいた『気分』に遡及して気づきました。

この間。
寝るたびに、夢を見ていました。

支援物資拠点にて大きな余震に遭う夢。

余震で、支援物資がやられてしまう夢。

仙台の荒浜地区で見た、瓦礫と海水に埋め尽くされた田畑が占める視界、鼻をつくのは破壊と潮風の混じる独特の臭い。

マリンスポーツを楽しむべく訪れた南の島のリゾートで、またしても遭う津波。

目が覚めたあとには完全に忘れていた、見た夢をはっきり思い出しました。

そうか。
それで睡眠が浅く、すぐ覚醒してしまっていたのか…


ワタクシが沿岸部にいたのは、小一時間程度。
ニュース映像はたくさんみましたが、それでこれだけのダメージを受けてしまうのだから、被災した方々の心中は…


弱っちくてスミマセン。
(でももう復活したよ)

理解した。

2011-03-21 | きょうのできごと
仙台に行く前、テレビで被災地が映ったときに「パパここに行くんだよー」なんて言ってたんですけれど。

ママによると、おかげさまで、連休中にテレビで震災のニュースを見るたびにチビは「パパ、ここにいるんだよねぇ?」と言っていたそうな。


さて。
ワタクシが帰宅し、チビとママが帰宅したあと。

チビが尋ねてきました。

 チビ「パパ、つなみのとこ行ってきたの?」

 パパ「うん、津波のとこ行ってきた」

すると、チビは憮然とした表情で、口を尖らせます。

 チビ「なんで。危ないでしょ」

いや、そんなこと言われてもなー。

 パパ「だって、津波のところに行くのがお仕事だったんだもん」

ビミョーに違いますが…沿岸部に行ったのは、自由行動だったからなぁ。
でも、今後のための視察という意味では、間違いなく仕事であった。

そして、この説明でご理解いただけたようです。
チビが近づいてきて、肩を叩いてくれました。

 チビ「そっか、たいへんだったね」


4日間会ってないだけで、随分と成長したように感じるのぅ。。。

仙台支援。(DAY-4)

2011-03-21 | きょうのおしごと
3泊4日のDAY-4と言っても、車中1泊なのであとは帰るだけ、なんですけれども。


深夜1時すぎ、撤収しました。
疲れていたのですぐ寝入ったのですが…

なにせ、交通手段が街中を走っているバスなので、長距離移動には狭い…
3時半頃には、目が覚めちゃいました。

そのあとは寝ては起きてを繰り返し…


行きもそうだったのですが、緊急車両しか通らない高速道路のSAが規模を縮小しながらも営業しているという事実が、驚きであります。

白河SAで朝食。
いくつかあるレストランで、何を食べようか真剣に迷う。
 ラーメン?
  牛丼?
   海鮮丼?
そんなに潤沢な選択肢ではないのですが、レトルト食品以外が食べられるって素晴らしい! 仙台にいるあいだはまったく不満が無かったのですが、帰ってきたら、これはほんとうにありがたいことなのだと実感しました。

…ついでに。
あたたかく送り出してくれた職場のみんなに、におみやげ買っちゃった。
せっかく営業してくれてるのに何も買わないのも悪いかなあと…。


10時前、横浜到着。
横浜スタジアムの照明塔が見えたとき…横浜に、ホームタウンに帰ってきたんだと強く感じました。
…日産スタジアムだったらよかったのになー。笑

さあ、おうちに帰って、チビと奥さんと再会するぞー!!
(と言いつつ…ふたりとも実家に帰ってるので、あと数時間は単身世帯なのですけれどもね。笑)

仙台支援。(DAY-3)

2011-03-20 | きょうのおしごと
夜勤なので、日中は『やるべき業務』はありません。

が。
この宿舎は、今晩の我々の業務終了をもって弊社は撤退します。次部隊からは、避難所支援として直接避難所に赴くからです。
そこで、日中はひたすら片付けと掃除…。
そして避難所支援にあたるスタッフへの備品の支度(ひとりひとりに、毛布と水とビスケットとトイレパックが支給されます)
余った食料を対策本部に届けたり、なんか小忙しい。。。

今日は、けっこう大きめの余震が来ました。
と言っても震度4。今更そんなに驚かない。
…震災前だったら、気分もかなり違ったのでしょうけれど。


本業。
ヤル気満々で「ユニクロ、カモン!」と思っていたのですが、支援物資集積所に到着してから倉庫内を見回っていたら、もう届いていました…。
(結果的に、今晩は支援物資を積んだトラックは来ませんでした)

仙台市役所のトラックとワゴンに支援物資を積み込む機会がありましたが、自衛隊と比べると段取りが…
って、プロフェッショナルと比較したら当然なのです。物流を直接担う機会は、行政には無いですものね。

同様に、支援物資の管理も公務員とボランティアだけでは効率が悪いので、民間の物流屋さんの指揮下で皆が動きます。
避難所の現在のニーズと、今後の展開(仮設住宅の利用など)による将来ニーズ、両者を踏まえながら効率良い出荷と効果的な収納を目指す配置換えには、尊敬の念を抱きます。
これまたプロフェッショナル。

雨対策の緊急性もあり、18時の作業開始から4時間以上ぶっ続けで肉体労働をしましたが、すべてのスタッフから文句も泣き言も一切無し。プロフェッショナルではないですが、このモチベーションの高さも見事だと思います。
…あたりまえ?


一段落ついたところで、昨日とは別の仙台市役所の方々とお話をしました。

あの津波は、やはり予想の範疇を遥かに超えていたそうです。被害地域を聞いたとき「なんで?」と思ったとか。そのくらい、内陸部まで被害が及んでいた、と。あとで地図を見ながら確認したら、海岸から3km以上ありました…
実際、東北南部では地震後に一旦自宅に戻った結果、津波の被害に遭った人も多い、と。
これは津波に油断していたということではなくて、常識で考えられるエリアを遥かに超えていた、ということで。
だって、海辺ならともかく、2キロも3キロも離れたところにある建物が津波で流されるって、想像できますか!?
「あの堤防でダメなら、もう堤防じゃダメだ」とは、とある仙台市職員の言葉。


防災だけでなく、地域の復興も今後大きなテーマです。
三陸地方の海産物を、誰が獲るのか。あの津波被害のあと、漁師さんその他は地元に戻れるのか…

ここでは、河北新報に掲載された石巻市の漁師さんのコメントを、明日への希望として載せておきたいと思います。

 「海の水がしょっぱい限り、魚は必ず獲れる」


深夜1時。
こうして我々の支援活動は終了しました。

仙台支援。(DAY-2)

2011-03-19 | きょうのおしごと
夜勤なので、日中は『やるべきこと』はありません。
そして本来業務に支障を来たさないためにも、やれることは限られています。集団行動だしね。


そこで朝食後、有志5名で連れ立って市庁舎そばの宿舎から仙台駅へ。
途中、JAのお米販売や山形方面へのバス(ともに先着順)に長蛇の列。
行列は至るところにできていて、昼から開店する店に朝9時すぎから並んでいたり…
しかも『ひとり○点まで』の制限つき。
町並みは甚大な被害というほどではないけれど、ガスの途絶と併せて生活のしづらさは大変なものでしょう…

このツライ光景を見ると、首都圏の買い占め騒ぎがばかばかしく思える。
ダチョウ倶楽部に謝れっ


仙台駅まで着くと、駅はペデストリアンデッキ閉鎖中。中を窺い知ることはできませんが…
そこかしこに、地面の歪み、亀裂、段差。
ペデストリアンデッキ上で、復旧作業が進んでいるようです。
牛タン街道(?)早く復活しますように…


タクシーに乗って、甚大な津波被害を被った荒浜地区へ。
海まで2キロ近くある高速道路の土手(?)を一歩過ぎると、突如として津波被害のエリアに…。
世界が急変するその光景は「凄い…」としか言いようのない、甚大な被害。。。
仙台駅からわずか30分程度で辿り着く悲惨な光景に、言葉が出ません…
(あとで仙台市役所の職員の方々に聞いたら、やはり「まさかあそこまで…」という距離らしい…)


そこからあまり離れていない避難所に弊社の次部隊が支援に入るとのことで、事前情報を入手しようと立ち寄ります。

津波被害があったエリアから程近いからか、市街地とは違って電気も水道も復旧しておらず、衛生環境の劣悪さが悩みらしい。
ただ、他の避難所はノロウイルスなど感染症が蔓延し始めているところもあるそうで、衛生環境の悪さは避難所共通の様子。

こちらは、ニュース映像でよく見る光景とは違い、避難所には教室を使っていて、体育館は子どもたちの遊び場(臨時の児童館)として使用されています。
そばに寄ると、ちょうど、子ども同士でケンカして、ひとり飛び出してきて泣いているところでした。
いっぱい話し掛けて、軍手を手袋代わりに人形をつくってみたり。
でも、慰めきれなかった。。。ごめん。


18時から、本業。
支援物資集積所にて作業。

グラウンドに置いてある毛布・革靴などの群れを養生。
明日は雨らしいのだけれども、屋内に運び込むだけのスペースが無いのです…

雨に負けないことを願いつつ。
今度は雨に弱い飲食物を屋内倉庫に運び込む作業。
一箱12キロ、とかでやや怯むひともいますが、なあにウチのチビは16キロです。笑


仙台市役所の方々とお話をしました。
当日の揺れは、やっぱり尋常じゃなかったと。

そして…まさか仲間が津波に呑まれることがあるなんて、と…。
浄水場や下水処理場などが、業務時間中に津波の被害を受けたようです。


一緒に笑いながら作業はしていたけれど…
我が身に置き換えたら、あまりにもツライ…

そんな中で、発災から数日間徹夜で被災対策をし、日中は本来業務(その方は、震災被害のための補正予算を審査するんだと言っていた)をこなしながら、夜は支援物資の仕分けをする、そんな彼らを心の底から尊敬します…


深夜、到着した(1台は大分県から!)トラックで運ばれてきた毛布、米、水、大人用紙おむつなどを荷下ろしして、本日の作業は終了となりました。

到着しなかったのだけれども、噂によるとユニクロが大量にヒートテックの下着を支援物資として送ってくるんだとか。
我々の多くも着用しているヒートテック、避難所に届けば力強いです。
きっと。

仙台支援。(DAY-1)

2011-03-18 | きょうのおしごと
9時30分、弊社社長の激励を受け、出発。

東北自動車道は緊急車両のみ通行可なのでガラガラ。
トラック、タンクローリー、自衛隊、救急車。
何を見ても同志のような気分。

途中何度か給油&トイレ休憩。
北関東のSAは縮小営業で、同僚も何人かラーメン食べてた。笑
東北に入ると、そんなことはないですが。

江戸の時代から白河以北が東北地方ですが、そこから急に道路の傷が目立つ。
でも、ところどころ1車線になりながらも緊急車両が走れるのは、道を補修してくれるひとのおかげ。
見えないところで、みんながんばってる。

19時過ぎ、仙台市到着。
今日は支援物資集積所にて引き継ぎを受け、宿舎へ。

明日からいよいよ本番です。
ワタシは遅番(18時~25時)
がんばるぞ。

ゴー! 行くぞ仙台!

2011-03-16 | きょうのおしごと
(タイトルはベガルタ仙台の応援歌から)

福岡市役所が平成12年に取り組み始めた行政の事務改善改革運動は『DNA運動』と名付けられたのですが、それは「行政・公務員の意識をDNAレベルから変革しよう」という意味に加えて、モットーの頭文字を取ったものでもあります。

そのうちの『D』。
これは、『《できる》から始めよう』の頭文字。

これ、よく『《できること》から始めよう』と誤解されるのですが、そうではない。

できること=小さなことから始めるという『行動』についての言及ではありません。
できる=「○○だからできない」「□□だからやれない」とダメな理由を探すのではなく、どうしたらできるかを考えようという『意識』についての言及で、大きなことにだって当て嵌めないといけないのです!


…と。
3月5日に岩手県北上市で開催された勉強会(カイゼンサミット)に研修参加して、学んできました。
旅費・宿泊費・食費など諸々の費用負担は当然自腹でしたが、いい気づき・学びを得ることができました。
と同時に、東北地方を中心とした日本全国津々浦々にて改善改革に情熱を傾ける地方公務員の皆様と知り合うことができて、「お、役所もがんばってるねぇ」と良い刺激を受けました。


前置きが長くなりましたが。

そんなステキな学びと出会いから1週間。
大震災が起きました。

わずか1週間前に貴重な体験をさせてくれた東北地方に対して、自分ができることはなんだろう。
…節電と募金?
なんてちっぽけなことしかできないんだー(T_T)

そんな風に『できること』を考えて、悶々としていましたら。

昨日、会社で、仙台市への応援スタッフの募集がありました。

・係長で、総合職(弊社では「事務職」)
・18日(金)~21日(祝)

あれ?
ワタシ、行けるんじゃない?

たぶん、できない理由はいっぱいあるんです。
3歳の子供と妻が云々、
専門技量の無くて云々、
年度末+地震&停電対応で業務が云々、
4月アタマには研修講師の予定が云々、
やることは「住民対応」としかわからない、
エトセトラ、エトセトラ。

ふーん。それで?

できない理由を探さない。
どうしたらできるか考える。

それが、こないだ東北で習った心意気です。
(出展は福岡だけど。笑)

連休中だから、子供の世話は大丈夫。
職場を抜けるのは1営業日だけ。
広義の住民対応なら、いつもやってる。


『《できる》』から始めよう』と思って立候補して…あっという間に派遣が決まりました。笑


仙台は…
ベガルタ仙台に負けて涙を流しながら(誇張)牛タンを食べたり、
ザスパ草津に負けて涙を流しながら(誇張)牛タンを食べたり、
とっても思い出深い土地。
(負けてばっかりだがな!(T_T))

《できること》をやる。
《できる》を考える。

金曜からの3泊4日、どっちもがんばってきます!

行政と報道のミスマッチ

2011-03-13 | きょうのできごと
今はまだ、振り返るべき時期に来ていないけれど。


福島第一原発の事故で。
マスコミは、情報を早く出せ、と政府を批判している。
不明確な情報であっても、市民が不安を感じているのだから、その情報を提供すべきだ、と。

政府=行政は、情報を精査すると言っている。
不確かな情報を小出しにすることは、市民を不安にさせる、と。

たぶん、どちらも的を得ているんだろうなあと思う。正解はない、というか、人次第なんだろうなあと。

ワタシは、やはり不確かな情報によるパニックの発生を恐れてしまう(パニックは一度発生すると収拾がつかなくなる)ので、行政寄りの意見なのだけれども…
でもマスコミ各社の主張はもっともです。不安を感じている市民に一刻も早く情報を届けるのは、ほんとうに大事。


どちらが正しいということではなくて、永遠に答えの出ない問題なんだと思うんだなあ…
詳しく調査するために突入する、というのも簡単にできないしね、原発では。


気になるのは。
首相はじめ行政をクソ呼ばわりしたり、マスコミをゴミ呼ばわりする風潮。
ネット社会だけなんでしょーけど。
自分と同じ主張ではない=ダメ。
そんな最近の風潮が、こんなときでも目につくのは、淋しいなあ。
物事は、多角的に見てほしいなあ。これもひとつのダイバシティ?


そんな風に、今の騒ぎを見ています。
(だからついNHKをつけっぱなしにしてしまう)

批判は簡単。
でも今は、そんなことしている場合ではない。

今に至るまでの対応の是非を尋ねられて、「今は振り返っている場合ではなく、今後の対応を」という趣旨のコメントを発信した木村太郎氏には、心を打たれました。
(これはもちろん、NHKではなく、CXですが)


誰かを批判してるヒマがあったら、
今は、
今は各自ができることをしましょう。

被災地でない地区の人々は、まず…
すいません、節電くらいしか思いつきません(T_T)


※というワケで、ネット批判に終わらず、節電を呼びかけてみました。

災害対応のお知らせ(電気、水、雨)【転送系】

2011-03-12 | きょうのできごと
ともだちが、東京電力と千葉県庁に勤めている友達から得た情報です。
(関係が遠くて非公式で、信憑性に欠けると思われたらゴメンナサイ)

【東京電力】
原発が停止している関係で、今現在電気がついているところも明日の朝になったらつかなくなってしまう可能性があります。
節電にご協力をお願いすると同時に、電気がついているおうちは今の間に洗濯等できる事を済ませ
ておいて、お湯などは沸かしてポットにいれておく事をおすすめします。
マンションは電気が止まると水も出なくなるので貯めておいて下さい。

いまだに千葉、茨城、群馬は停電状態です。
停電の理由は発電所が止まってて供給電力不足なので、引き続き節電にご協力をお願いします。

緊急事態なのでご理解とご協力をお願いします。
お友達、お知り合いの方にも節電にご協力をお願いしますとお伝えください。

【千葉県庁】
千葉県及び近隣圏に在住の方。
コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着
し、雨や等と一緒に降るので万一に備え、外出の際は傘かカッパ等を持ち歩き、身体が雨に接触しないようにして下さい。

以上。

まあ、インターネット情報なんて懐疑的に見る向きもあるかと思いますが…
たぶん、これ、信じて対応してハズレでも損しない内容なので、ぜひご対応くださいませ。>みなさま

気持ちを落ち着かせるために。

2011-03-11 | きょうのおしごと
『フフフ、急くな、地球人…。』

と、昔あるマンガのラジオドラマで、悪の親玉みたいなキャラが言っていたのを思い出しました。

そう。
そんな10年前(?)のマンガの記憶が蘇るくらい、気が急いているのです。
心がざわつくのです。
よくない兆候。


というワケで。
何を忙しいと感じているのか、自己分析をしてみます。
思いつくままに書き出して、カテゴリ分けし、〆切順に並べてみました。
(「忙しい自慢」じゃないよ)


【仕事/調整/3月11日】マリノス開幕戦観戦ツアーの取りまとめ

【趣味/作業/3月11日】フットサルリーグのオールスター大会の準備

【仕事/調整/3月早め】来年度のアルバイト雇用

【仕事/検討/3月25日】来年度の事務分担

【仕事/作成/3月中】カイゼン万博2011の参加レポート

【趣味/検討/3月中】フットサルチームの運営課題の改善

【仕事/作成/4月5日】新入社員にビジネスマナーを教える研修の資料

【仕事/検討/4月初旬】カイゼン運動を社内に広げる仕掛け

【仕事/作成/4月21日】新入社員(専門スタッフ)にビジネスマナーを教える研修の資料


…書き出してみた結果、あんまりたいしたことない気がしてきた。笑
あーもちろんここに書き出していない仕事の諸々はあるのですけれど、そこに不安を感じていないということは、対処可能だなあ。

と、広く世界に発信するようなことでもないのですが、「思考は言語化と見える化でブラッシュアップされていく」のだと思って、アップしてみました。

これで今晩から、チビにもうちょっとやさしくできるかな。
ここ数日、気ばかり焦ってイライラしてたからなー。
ぽこぺん。

カイゼン万博2011

2011-03-04 | きょうのおしごと
地方自治体が自ら取り組んだ行政の事務改善を発表する全国大会『全国都市改善改革実践事例発表会』の第6回大会を見に行ってきました!

大会のタイトルも、正式名称(?)はいかにもお役所的な堅苦しいモノですが、この手の運動を始めた福岡市の方針(というか、想い)に則って、実は遊び心満点で楽しくゆとりと活気に溢れるイベントです。

だからもちろん、サブタイトル(?)も楽しそう。
その名も『カイゼン万博2011inいわてきたかみ』!!

…はい。
このためだけに、岩手県北上市まで行ってきました…。
(一応、今日だけは労務上の研修扱いにしてもらいました☆ 費用は当然自己負担ですけれど、この繁忙期に行かせてもらえるだけでもありがたい!)

もちろん万博だけに、入口を抜けると有名な『あの塔』が迎え入れてくれます。笑
どんだけ楽しんで準備してるのかっていう話ですよ、ほんとに。


発表した地方自治体は、県あり、大規模な政令指定都市あり、中小規模の市あり、町あり、と規模のバラエティーに富んでおり。
発表内容も、小さな事務改善から抜本的改革あり…しかもプレゼンが面白くて飽きません。

公務員も、若手を中心によくがんばっているなあとしみじみ思いました。
みんな、もっと良い役所になろう、もっと良い仕事をしようという熱意がビシビシとほとばしります。


夜、交流会にも参加して語らったのですが、やはりみなさん熱い。良い仕事をしようとがんばっている若者やそれを支えるベテランとコミュニケーションをたくさん取って、こころがたっぷりリフレッシュできましたー!
遠くからプライベートで駆け付けてきた方も多くて、なんだか熱気にあてられた感もあります。
もちろん、呑みすぎたっていうのもありますけど…二次会、三次会も行ったしね。笑
しかもホスト役の北上市の職員の方々は、ほんとうにおもてなし上手。
内気でシャイで口下手なワタクシも、のどかにくつろげました☆


役所もけっこうがんばってるんだゾ☆
…ということが、みんなに伝わるといいですね!
(そういえば翌朝、地元紙でも社会面でかなり大きく取り上げられていましたョ)