ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

ながぐっちゃん

2010-04-28 | きょうのできごと
朝っぱらから大雨警報が発令されております。
天候と体勢の問題。
傘を差したところで、保育園かばんを背負ってビジネスバッグを持ってチビを担いで出歩くと、あっという間に全身びしょ濡れになるのは明らかなので…

チビは黄色い合羽。
パパはマリノス合羽。笑

 「○○くん(自分の名)きいろいかっぱ!パパあおとあかのかっぱ!」

玄関で大はしゃぎです。


登園経路に、公園があります。
ここを通過しないようにすると、とんでもなく遠回りになります。でも、公園はもちろん水溜まりの泥だらけです。
ああ困った。

困ったあげく…公園を一直線に通ろうとせず、コンクリ舗装のところをぐるっと回って行くことにしました。
もちろん、いつもその道を通りたいと要求されると面倒なので、言い訳をしながら。笑

 「パパは長靴じゃないから、びしょんこになっちゃうからね、今日は遠回りするの。今日だけね」

 「きょうだけ?」

 「今日だけ。パパびしょんこになっちゃうから」


保育園に着く直前。
チビが、かなりテンションがあがった口調でまくしたてます。
なんだいなんだいちょっと落ち着いておくれよ。

 パパ!
 ○○くん(自分の名)、ひとりで、おかいものいって、
 ○○くん(自分の名)、ひとりで、パパのながぐつ
かってあげるね!
 そしたら、パパ、みずたまり、はいっていいよ!
 きょうは、パパ、ながぐつじゃなくて、くつだから
 とおまわりしていいよ!
 ながぐつかったら、○○くん(自分の名)とパパ、
 いっしょに、みずたまりはいろうね!


…やさしいなあ。

 「パパの長靴買ってくれるの?ありがとう。○○くん、やさしいね」

そう言うと、ぎゅーーっと抱きついてきました。

かわいいなあ。
足元びしょんこだけど、これなら毎日雨でもいいなー。。。


と、親ばかテイストのまま
この項、了。
オチが無くてスイマセン。笑

高齢化

2010-04-27 | きょうのできごと
チビがVサインを出しました。
まあ、Vじゃないんですけど。

 「○○くん(自分の名)にさい」

そうそう、合ってる。
キミはいま2歳だ。

そしてチビは、指はそのままに、ママに向き直ります。
にこにこ。

 「ママさんさい」

…たぶん違うと思います。
まあ、自分より年上だという位置関係は間違ってないが。

 「パパはー…」

そして、満を持して最後に出番を頂いたのは、もちろんパパです。まあ、どうせ3歳くらいだろうなー。。。

 「パパ、ろくじゅうはっさい」

68歳ッ!?Σ(゜Д゜;)

歯医者さんドキッ

2010-04-25 | きょうのできごと
6か月に1回オススメされているチビの歯科検診に行きます。自分の通院と同じ時間に予約をとりました。

 「はいしゃいかなーい!」

まあそう言うなよ。


『わにさんどきっはいしゃさんどきっ』という絵本があります。
歯医者さんが怖い虫歯のワニと、ワニが怖い歯医者さんのお話です。
お互いが相手を怖がりながら、というお話の構図と「虫歯になると歯医者さんに行くんだゾー」という方向での歯磨き推奨が主題の絵本です。
が。
歯医者さんが怖いという情報だけが刷り込まれたようだ…


歯医者や予防接種などこどもが嫌がる通院をどのように成し遂げるか。親としては大きな課題です。
以前新聞で読んだのですが、ご褒美で釣るのは良くないそうですね。。。
「ご褒美がないとしなくなる」だったかな…理由ははっきり覚えていないけれど。あとウソをついて連れていくのもダメで、やっぱり、言って聞かせるしかない、と。

いちばんムズカシイよー。


 「はいしゃいかなーい」

そう言う子に、なんと言うか。

まあ、幸い、今日は虫歯治療ではなく予防検診みたいなものなので、怖がらせないで済む言い方はあるかなー。。。

 「○○くん、いっつも歯磨きがんばってるでしょ?」

 「……。」

 「だから、『ぼく歯磨きがんばってるよ』って見せに行くの」

 「……。」

 「歯医者さんに、見せに行くの」

 「はいしゃさんやーだ。いるかせんせい、いく」

『いるか先生』とは、イルカのマークで親しまれる掛かり付けの小児科のことです。
いや小児科じゃダメなんだなー。

 「お口のことは歯医者さんなんだ」

 「やだ、いるかせんせいがいい」

 「○○くん、歯医者さんに行ってお口あーんするだけだよ?」

 「……。」

 「いるか先生にあーんするの得意でしょ?」

 「うん」

 「それと同じ。ちょっといっぱいあーんするだけ」

 「あーんだけ?」

 「あーんだけ。あーんして、『ほら歯磨きがんばったよ』って見せてあげるだけ。○○くんならできるよー」

 「…うん」

よし★
こうして、歯医者さんに行くところまでは成功しました。


問題は、どうやって診療してもらうかなのだが。

とりあえず、自分が先に診療。
チビは、パパの目の前でちょこんと座ってます。

 「パパも歯磨き頑張ったから見てもらうんだよー」

なんて言ってる最中にも持ち上がる座面。
チビが見えないのは実に不安ですが、まあ向こうからはパパが見えるし大丈夫だろう。
さて、彼がやるときは…


なんて考えてを巡らせていると。

 「お、ひとりで座ってて偉いじゃん」

歯科医登場。

 「お父さんの隣に、同じように座ってみよっか」

 「届かない?じゃあだっこしてあげるな?」

 「そうそう、じゃあここ枕だからアタマ載せて?」

 「じゃ、あーんできるかな。お父さんがやってたみたいに」

 「そう、上手いじゃん!」

 「おー、歯がきれいだね、歯磨き頑張ってるんだ!」

 「今日は先生が歯磨きするね」

、「よし、おしまい。次は、歯がきれいになるおクスリ塗るぞ」

 「終わるまでお口開けてえらかったね、これでおしまい!」


……あがが。
(口開けたままなので喋れない、の図)


こうして。
親の不安をよそに、たった独りでぜんぶ終わらせたチビでした。。。

夜。
おでかけもして、お風呂の中で今日いちにちの感想を聞いてみると…


 「たのしかった。はいしゃさん。またいきたい!」

横浜M1-3鹿島

2010-04-24 | 観戦日記(マリノス)
『気持ちとトラップは前へ。頑張ります。』
とは、鹿島の右SB内田が日本代表の岡田監督に宛てて書いた今年の年賀状。

その言葉に象徴されるように(?)、鹿島は前へ前へと詰めてくる。

横浜Mと鹿島を見比べたとき、相手がチャンピオンチームだろうがなんだろうが、そんなに押し込まれるとは思ってない。ただ、こっちが押し込めるとはさらさら思ってない。
そんな戦前の感覚どおり、イタリア・ダービーことユヴェントスvsインテルのような…中盤で潰し合いながら時折チャンスを迎えるような、じりじりした玄人向けの展開です。

 「おうちかえりたーい」

チビさん、まだ前半5分です!Σ(゜Д゜;)

どちらかといえば、ボールキープ率ではウチ。チャンスの数では鹿島。
これまた予想どおり。

あと、もうひとつ予想どおりだったのは、鹿島のセットプレーは距離に関係なく脅威を感じる精度だということ。
で、そのとおりセットプレーからイ・ジョンスな決められる。

ちっ。


ところがどうしたことでしょう。
先制後は、ウチのペースが上がったというよりは鹿島のペースが落ちた。
支配率はもちろん、決定機もウチのほうが上。
きっかけとなったプレーを思い出そうとすると、中盤への楔のボールを小椋が猛ダッシュでインターセプトしたとき、かな?

とにかく鹿島に比べて出足がよくなった、そんな流れから前半30分。
中央でボールを持った俊輔が、いかにも左サイドへはたきそうな態勢から右サイドの広大なスペースへ。
でもあからさますぎて新井場に読まれた。詰める新井場。
それでも彼の予想を上回る精度のパスに、オーバーラップしてきた波戸が新井場を制して追いつく。
さあサイドで1対1。
波戸はいまどきクラシカルになってきたまたぎフェイントで新井場に迫る。でも、またぎフェイントってスピードが無いと抜けないんだよねー。笑
もちろん波戸も抜けない。抜けないが、重心バランスを崩すくらいはできます。
抜くことこそできないが、縦に行くと見せて中に切り込んだ波戸が左足でクロス。しかもこれが、往年の波戸を知る身としては驚き。
DFとGKのあいだという致命的なコースに飛び、しかも中央に駆け込んだ坂田と相手DFの頭をわずかに越えて、ファーサイドに突撃してきた渡邉カズマにどんぴしゃん!
ブラボー、同点!!


ここから前半終了までは横浜Mが一方的に押し込んで、セットプレーの雨あられ。
チビも上機嫌。

返す返すも、この時間帯に勝ち越せなかったのが痛かったですなあ…。


後半、帰りたがるチビと遊んでいる隙を突かれ(笑)ダースベイダーに勝ち越しゴールを奪われ。
中澤のミスからマルキーニョスに駄目押しゴールを決められ。

ふあぁー。


サブだった狩野の投入はもっと早くてもよかったのではなかろうか。
後半は時間の経過とともに中村俊輔の存在感が消えていき、たまのプレー機会もミスが目立ちました。だからこそ狩野を入れて、起点となれる選手を増やしていれば…

ただ、鹿島も2点差で守り切ろうとはしていなかったから、兵藤out→狩野inはさらなる失点を招く危険もあり…

采配批判は簡単だが、采配というのは実にムズカシイ。


でも。
結果は1-3だが、悪い試合ではなかった。鹿島がチャンピオンチームだという意味でいえば、我らもかなりよくなってきているという手応えは、見ていて感じた。

山瀬がボールを持って前を向くとドキドキする。
これは以前からなのですが、その機会が圧倒的に増えた。中盤の堅い鹿島相手でも、そこまでは同じクオリティだった。

狩野がボールを持つとワクワクする。
次は何をしてくれるだろうと、胸が踊る。
低い位置では簡単に捌いて、攻めにかかると大胆、というメリハリも良い。パス&ゴーという基本をあまりサボらないのも良い。守備も、献身的とまでは言えないけど、実はけっこう上手い。

俊輔加入前は、今期は狩野の年になると思ってた。
俊輔加入後は、控えに回ることも増えてきたけど…でもまだ思う。今期終了後に振り返ると、今年は狩野の年だったと言える1年になるんじゃないかと。


ま、とにかくさ。
今の状況下で鹿島に負けたくらいでガーガー文句言ってたら、サッカーなんて楽しく見られませんって。笑

我々も、気持ちとトラップは前へ。
頑張りましょう。

マイノリティ同盟

2010-04-23 | きょうのおしごと
昼休み、新人さんと先輩がおしゃべりをしています。会話が、取り立てて聞くでもなく耳に入ってきたのですが、なにやら昼休みの読書が話題になっておりました。

先輩が読んでいるのは時代劇もの。
新人さんは…

 「私は今SFを読んでるんですけど…」

SF!?

あんまり職場で聞かない単語。
しかも(偏見ぽいけど)オンナノコの口から聞かない単語。

と驚いていると、思わず「SF!?」と口から言葉が洩れていたようで(笑)、それを契機にちょっとだけ会話に入り込んでみました。

なんでも、最近SFを読むようになったきっかけは『夏への扉』だそうで。
おぉ、定番!
ぼくもそうだったなァ…

こうして、初心者向けSFを紹介してくださいね、とか言われ。
日頃接点の少ない新人さんと会話がかわせて(しかも日頃接点の少ないSF話ができそうで)、素晴らしき新世界の訪れに、思わずヤッタァなのです。笑

しかし!
いや心情的にはヤッタァなのですが。。。
彼女がいま読んでるタイトルを伺いましたら。



……それって初心者!?Σ(゜Д゜;)

アウトカマレル

2010-04-22 | きょうのできごと
今後数年間の事業計画を練るにあたり、アウトプットではなくアウトカムを重視せよ、とのお達しが上からあり。
で、資料を見ながら話していた(と言ってもメールのやりとり)のですが…
そんなさなかの、某氏の発言。

 「『会うと噛む』って狂犬病?」

レス。

 「『会うと噛む』って狂犬病というよりウチのチビ」

昨晩、ヤダヤダしたあげくパパを噛みまくったからな。


帰宅後。
保育園での出来事をママと一緒にチビから聞こうとすると、チビが言いました。

 「○○くん、がぶした」

おや、いつもは噛む側なのに。
なんて言いながら、「いたーい」というところをお風呂で見ると…二の腕に物凄い歯型かさぶたが!Σ(゜Д゜;)

…って、まあ、先生から聞いてたんですけどねf^_^;
なんか、みんなで遊んでたらとっても楽しくてみんなテンション上がってしまい、特にケンカしたとかでもなく、つい、がぶっと、隣の子が噛み付いてきたらしい。
ま、よくあることです。
それを保護者に伝えるためだけに、終業後もお迎えが来るまで待っていてくれた担任の先生に、むしろ恐縮します。


【今日の結論】

アウトカムよりアウトカマレル。


という話をしていたところ、その響きが気に入ったのかチビがやたらとうるさいです。

 「あうとかむ!あうとかむ!」

おうちでは仕事のことを忘れさせてほしいんだけどなー。笑

春の山形、冬紀行。(DAY-2)

2010-04-18 | 観光日記
朝起きると、すっかり春めいていました。
まだ溶けきっていない雪が街のところどころを白く染めているけれど、北国の春っぽい感じでしょうか。

今日はもともと、天童の『ゆぴあ』に行こうと思ってました。県内最大規模の露天風呂が、公共施設のため激安。
数年前に天皇杯で山形に来たとき訪れて、一目惚れしました!

が。
日曜は、バス運休だってー。しかも天童駅から車で15分で、わたし徒歩。
んー。
けっこう悩んだのですが、やっぱりやめます。
今回は、かみのやま温泉に行ってみます。


■下大湯
江戸時代に遡るいにしえの公衆浴場です! 建物の前の説明にも書いてありました。

 昭和30年代に全面改装して
 往時をしのぶことはできない

えぇー。(T_T)


あ、いや。
おふろ気持ちよかったですよ? お肌すべすべ。

もちろん一般的な公衆浴場でしたけど。
でも、沢庵和尚もかつて浸かった湯だと思うと、感慨深いものがあります。


■武家屋敷
4棟ありますが、うち3軒はいまだに現役民家として活躍(要は住民がいる)しているという事実が、歴史を感じさせます。
だから1軒以外は庭園しか見られないのですけれどもね。

ちなみに、英語パンフには『サムライ・マンション』と書かれていました…


■上山城
なんてキレイな城!
と思ったら、昭和50年代に再建された城でした。江戸期のさなかに廃城になってるし。

内部は歴史資料館になっています。取り立てて目玉になるような展示は無いですが…ただ、上山という地区が縄文時代の昔から、米沢と山形という繁栄しているエリアの間で地味に栄えていたことがわかります。

あと。
大河ドラマ『天地人』ブームは山形県の至るところで見られるのですが…
上山は最上家と上杉家の係争の地であり、しかもどちらかというと、最上が治める上山に上杉が攻め込んでくる(しかも最上の勝ち戦)構図らしく…歴史資料館的には最上をプッシュしたいが世間のブームにも乗りたいような、複雑な心境が伺える展示内容でした。

上山藩は譜代大名で戊申戦争も負け組だしねー。


■上山コンチェルト館
日本初のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』。山形県庄内地方を舞台にした映画ですが…ここ上山でのちょっぴりロケが行われたんだとか。
主人公たちが住む家の外観がそれ。
映画を見るとわかりやすいのですが、ショートケーキのような三角形のこじんまりしたおうちで、花壇に囲まれたかわいらしいロケーションです。
あまりのかわいらしさに、ヒロスエが絶賛したそうな。

…行かなきゃ!笑

入口に、妙に満開の桜が咲いていると思ったら造花でした。笑(いや、映画の雰囲気を再現するためなので、いいと思います)
見かけどおり中も狭く、何があるってものでもないんですけれど。
もっと言うとワタクシ、『おくりびと』を最後まで通して見たことが無いのですけれど。

それでもなんだか心があたたかくなるような、なんだか不思議な場所。
だから、ロケ地に選ばれたのかなぁ…


『おくりびと』は家族の絆の大切さを描いた映画です。
さて。
独り旅を終えて、家族のもとに、帰ろうっと。

山形0-1横浜M

2010-04-17 | 観戦日記(マリノス)
■試合前
天童駅のホームに降り立つと、アウェーサポーターおもてなし宣言、という言葉とともに『歓迎 横浜Fマリノス』と書かれたポスターが。
なにがうれしいってこのポスター、青地に白と赤すなわちマリノスのチームカラーでつくられているのです。気が利きますねー。
スタジアムまでの道にも、モンテディオ山形のものと同じくらい沢山の『歓迎 横浜Fマリノス』ののぼり旗が商店街を埋め尽くしています。いやー、心温まるなァ…。

よく「サッカーは戦争だ」とか言って殺伐とした空気をつくりだそうとする人たちがいます。岡田監督がマリノスを率いていた頃、彼が「サポーターもともに戦わないと」みたいなことを言ったので、その風潮が高まったとも言われています。
でも、戦い方っていろいろあると思うんだよね。

アウェーまで殺伐とした雰囲気だと「なにくそ、負けて帰ってたまるもんか!」と闘争心を煽られますが…
山形くらい歓迎してもらえると、心がほっこりして気が緩みますからねぇ。笑

スタジアム周辺も出店がいっぱい!しかも、そこでも至るところに『歓迎』の文字!
いい街やまがた。


余談ですが。
スタジアムのある場所が、べにばなスポーツパーク通称べスパ。
スタジアムが、NDソフトスタジアム山形通称んだスタ。

素晴らしいセンスです山形。
そらスウィングガールズもロケするわ。


■前半
開始直後は、ボールがよく回る。回るのだが、雪で水分をたっぷり吸った芝が重く、グラウンダーのパスはすぐ失速してしまい、なかなかリズムをつくれない。
13分、坂田が抜け出して左サイドからニアを切り裂いたシュートは、ゴールにこそならなかったが秀逸だった!

 「あれはGKを褒めるしかないよ」

 「いや今のポストだよ」

 「じゃあ今のはポストを褒めるしかないよ」

プレミアリーグでありそうな、ニアへの強烈な一撃でした。


でも、なかなか攻めのリズムがつくれないせいで、徐々に山形のプレーが上回ってくる。
山形のサッカーは実にシンプルで、人数をかけて守ってはサイドに厚みを持たせて攻めてくる。個人能力の関係で致命的な攻めは少ないが、決定機の数では山形が上。

マリノスは、DFラインが低いのか中盤の運動量が少ないのか、前にボールを運べない。4バックでボールを回し、ときどき思い出したように相手DFラインの裏にロングボールを蹴るのだが、そんな攻めでそうそう守備網は崩せまい。
たまに渡邉カズマが競り勝って坂田が抜け出すとチャンスになるが、そんなセットはそうそう無く。


最大のピンチは、中村俊輔がバイタルエリアで出した横パスが重い芝に取られ、相手にカットされた場面。
小椋の警告覚悟のスライディングタックルで事無きを得ましたが…

こんな具合で、今日の俊輔はまるでいいところなし。
パスミスが目立ち、ドリブルで抜けず、囲まれてボールを取られ、ロングパスが出せない。
まあ、怪我の影響だと思うんですが…怪我人を起用するのは、ほんとうに嫌だ。本人が出たいというのは当たり前で、状態を見極めながら止めるのが監督の役割。
怪我でろくに働けないのに使うっていうのは、本人にも他の選手にも観客にも失礼ですよ…。


というワケで、前半いちばん盛り上がった場面は…
北村か石川のFKが2、3メートル前に立っていた古橋を直撃したシーンでした。
古橋KO。

 「これはひどい…」

 「警告出せ!」

 「いや遅延行為だ!」

まともに後頭部に喰らいましたからね…
古橋はその後フル出場するのですが、ミスターJFLらしい輝きは発せず。
たぶん、この一撃で意識が飛んだね。


■後半
試合中は幸いにもまずまずの天候で、時折陽が差す曇り空。ただし、気温は4°C。
「異常気象で寒いサッカーしよる」と試合後に語ったのは木村和司監督ですが…
さむいよぉー。。。
山形の守備は前半以上に堅く、こちらのキープレイヤーには3人がかりの対応。

 「J2レベルだとこのくらいやらないと止められないからな」

仲間がそう揶喩するが、実際3人がかりで俊輔が止められているわけです。
それでも、前半は守備に追われる場面も目立った山瀬が突然炸裂。
左サイドに開いてボールをもらうと、正面の相手と正対。抜きにかかるタイミングを計るあいだに、右と後ろから相手が迫って囲まれた…と思った瞬間に、正面の相手の股を抜いて守備網を打破!
この場面では最後に足を滑らせてしまいチャンスにはつながらなかったものの、そのあともしばしば1対3の状況でも互角の勝負に持ち込みます。


で、何もしていなかった俊輔。
左からのFK。
栗原中澤らが集合するファーサイドを避けてニアに低いボールを送ると、坂田がダイビングヘッドでコースをずらしてゴールネットに叩き込む!
ついに先制!
歓喜のスタンド!

 「よくやった坂田!」

 「俊輔もよくやった!」

 「もう下がっていいぞ俊輔!」

でも俊輔は終了間際までピッチに存在し続け、守備が1枚欠けたようになるマリノスなのでした。


金根煥、FWとして登場。

 「ここでも使い方を間違われてる…」

後が無い山形はロングボールを多用するが、精度が低いうえに田代らが競り合いで手を使ってファウルを取られることが多く、あんまり怖くない。

 「汚ぇぞ!」

 「鹿島の2軍になんか負けるな!」

 「来週は鹿島の1軍が相手だからな!」

 「でも最近の鹿島は汚くないからなぁ…」


一方、マリノスは守備に忙殺されていた渡邉カズマに替えてバスティアニーニを投入。
これがまた、180cmを越える長身ながら競り合いに弱い…てゆか、競り合うことさえできてない。
さすがはその名をもじった異名が『バス停』だけあって、マリノスの攻撃がすべてバス停で停止します。。。


こうして最後はぐだぐだのまま終了。
勝ち点3を取れたというだけの試合。でもこういう試合で勝ち点3を取れたというのは大きなことでもある。守備を固める相手は大の苦手だからね。


芋煮。
山形牛。
おかひじき。
もってのほか。
地産地消の料理と、山形の地酒を試合後には堪能。何もかもが美味しいし、日本酒に合いますこと。
ああ、心も身体もぽかぽかして、シアワセだなあ…。
やっぱりアウェーは、保険のクオリティが大切ですね!!(^_-)☆

春の山形、冬紀行。(DAY-1その1)

2010-04-17 | 観光日記
■世界の車窓から。
コーヒー片手に外を見ると、家々の屋根が白く色づいています。4月に雪景色とはねぇ。
思えば遠くに来たもんだ。

と、職業柄(?)目に飛び込んでくる、特別養護老人ホームの看板。

 『うらわの里』

まだ埼玉かよっ!


白河以北。
トンネルを抜けると、そこは雪国だった…
白河の関を越えればそこは東北だと言われますが、いくらなんでも雪が多すぎです。もう4月中旬なんですけど…。
てゆか、今回、お花見も兼ねた旅行なんですけど。(-_-;)


郡山。
突風吹き荒れ、吹雪の様相。
私はどこの国に来てしまったのだろう。


米沢。
完全なる冬景色に、東北+雪=日常風景、みたいな錯覚を覚えます。
ふつー、ふつー。
今が4月であること以外は。


山形。
今まで頑なに避けていたのですが…

冬の東北旅行っていうのもいいもんですね!
(日付は忘れることにした模様)

動くウマソウ。

2010-04-17 | きょうのできごと
ビッグニュースだ!

> ウマソウな役?加藤清史郎が恐竜声を担当
>(4/17 10:04 日刊スポーツ)
>人気子役の加藤清史郎(8)が
>アニメ映画「おまえ うまそうだな」
>(10月公開)の声優として、
>恐竜の声を担当したことが、分かった。

っ!Σ(゜Д゜;)

『おまえうまそうだな』といえば、ウチのチビが大好きな絵本だ!

加藤清史郎くんといえば、我が家では『未来から来たチビすけ』というほどウチのチビに似ている子だ!
(最近、ウチのチビの顔が成長とともに変わってきて、似てない気がしますが)

しばしば「おまえうまそうだな」とつぶやいているチビも、さぞやお喜びであろう!
3歳で無事に映画を見に行けるかどうかがアレですが…

とりあえず備忘録代わりに、記事としておきます。
子連れで行けるといいなあ。

昼訪問

2010-04-16 | きょうのおしごと
今日のランチは珍しくお弁当。いつもはみんなでわいわい食べに出掛けるのだけれど、今朝なんとなく奥さんにお願いしちゃった。ありがたや。

で。
職場の自席でもぐもぐとお弁当を食べておりますと。
「係長、お客様です」と昼休みの電話当番の方に呼び出されます。

はて、お約束のお客様はいないが、なんじゃらほい。

小首を傾げながら行ってみれば…おぉっ!?

ビジネスマナーを教えた新入社員でした。
なんでも、名刺ができたから「名刺交換(一方から渡す)」をしに来たと。
同じ本社勤務とはいえ、違うビルに居るんですけどねー。それを、雨のなか昼休みにわざわざ来てくださるなんて。


いやー。
感動した。

宇宙からのメッセージ

2010-04-16 | きょうのできごと
保育園に通う道すがら。
同じ保育園に通うパパ友が、保育園の送りから戻ってきたのとすれちがう。

 パパ友「○○くん、おはよう」

朝のあいさつをしてもらってご満悦のチビ、にこにこ笑って返礼です。

 チビ「ちきゅうのみなさん、おはようございます」

 パパ友「○○くん、なに星人?」


地球人であってほしいなあ。

むしろ

2010-04-15 | きょうのおしごと
応対マナー研修で一日お世話した(あるいはお世話された)新人さんの職場配属に時期を併せて、応援メッセージをメールしました。
研修当日と後日の飲み会で得た印象と、行く職場のイメージを重ね合わせて、これからがんばっていけるようなメッセージを。


今日、何人かから返事が返ってきました。

自己評価では拙かった今年の研修。
でも、みんながくれた返事には『先生』への感謝が山盛り。
そして、今日からの熱意と、仕事や飲み会での再会を期待する声。


むしろ、1通受信するごとに、こちらが勇気づけられました!

じゃこのジャムなど邪道でごじゃる

2010-04-14 | きょうのできごと
ブレックファースト。
トーストにマーマレードを塗っていたら、向かいに座るチビがほしがった。ママ手づくり=甘さ控え目なので、食べさせてみる。

ぱく。

 「おいしい!」

というワケで、ちょっと多めに塗ってあげたのだけれども、もっとくれーもっとくれーと際限が無い。

こりゃいかん。
片付けちゃえ。


すると、しばらくしてから、テーブルの上をきょろきょろしながら、チビが言いました。

 「ジャム、どこじゃ?」

幕末と職場運営とW杯

2010-04-11 | きょうのおしごと
日本人同士でいがみあっちゅう場合じゃないぜよ!

岡田以蔵に、坂本龍馬がそう語っていましたな今晩の龍馬伝。

いろんな人がいろんな意見を持っている。でも、日本が滅んでいいなんて思ってる奴はいない。みんな、日本のためを想って、いろんなことを考えている。

そんなことを熱く語る龍馬。


【仕事上の観点】
組織目標を共有し、そのために一致団結するのは必要なことです。
でも、それを目指す方法論はたくさんあっていい意見が異なるからといって、それを対立軸とすることなく、いろんな意見をぶつけあって、より良い明日を模索していくのは、とても重要なことです。
ダイバーシティの重要性にも結び付くカシラ?


【サッカー好きの観点】
いろんな意見はある。でも、意見の違いでいがみあうのは間違ってる。
マリサポはみんなマリノスが好きだ。
日本人はみんな日本代表にがんばってほしいと思ってる。
ただ、発想や意見は違うし、違っていいんだ。選手選考、戦術、監督の去就…
大切なのは、なぜ意見がちがうのか理解すること、あるいは理解できない意見の相違がそこにあることを受け入れること。


ためになるドラマですね、今回の大河ドラマは。

そして。
ヒロスエmyラブ。
(いやお約束的に…笑)