ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

ゴー! 行くぞ仙台!

2011-03-16 | きょうのおしごと
(タイトルはベガルタ仙台の応援歌から)

福岡市役所が平成12年に取り組み始めた行政の事務改善改革運動は『DNA運動』と名付けられたのですが、それは「行政・公務員の意識をDNAレベルから変革しよう」という意味に加えて、モットーの頭文字を取ったものでもあります。

そのうちの『D』。
これは、『《できる》から始めよう』の頭文字。

これ、よく『《できること》から始めよう』と誤解されるのですが、そうではない。

できること=小さなことから始めるという『行動』についての言及ではありません。
できる=「○○だからできない」「□□だからやれない」とダメな理由を探すのではなく、どうしたらできるかを考えようという『意識』についての言及で、大きなことにだって当て嵌めないといけないのです!


…と。
3月5日に岩手県北上市で開催された勉強会(カイゼンサミット)に研修参加して、学んできました。
旅費・宿泊費・食費など諸々の費用負担は当然自腹でしたが、いい気づき・学びを得ることができました。
と同時に、東北地方を中心とした日本全国津々浦々にて改善改革に情熱を傾ける地方公務員の皆様と知り合うことができて、「お、役所もがんばってるねぇ」と良い刺激を受けました。


前置きが長くなりましたが。

そんなステキな学びと出会いから1週間。
大震災が起きました。

わずか1週間前に貴重な体験をさせてくれた東北地方に対して、自分ができることはなんだろう。
…節電と募金?
なんてちっぽけなことしかできないんだー(T_T)

そんな風に『できること』を考えて、悶々としていましたら。

昨日、会社で、仙台市への応援スタッフの募集がありました。

・係長で、総合職(弊社では「事務職」)
・18日(金)~21日(祝)

あれ?
ワタシ、行けるんじゃない?

たぶん、できない理由はいっぱいあるんです。
3歳の子供と妻が云々、
専門技量の無くて云々、
年度末+地震&停電対応で業務が云々、
4月アタマには研修講師の予定が云々、
やることは「住民対応」としかわからない、
エトセトラ、エトセトラ。

ふーん。それで?

できない理由を探さない。
どうしたらできるか考える。

それが、こないだ東北で習った心意気です。
(出展は福岡だけど。笑)

連休中だから、子供の世話は大丈夫。
職場を抜けるのは1営業日だけ。
広義の住民対応なら、いつもやってる。


『《できる》』から始めよう』と思って立候補して…あっという間に派遣が決まりました。笑


仙台は…
ベガルタ仙台に負けて涙を流しながら(誇張)牛タンを食べたり、
ザスパ草津に負けて涙を流しながら(誇張)牛タンを食べたり、
とっても思い出深い土地。
(負けてばっかりだがな!(T_T))

《できること》をやる。
《できる》を考える。

金曜からの3泊4日、どっちもがんばってきます!