ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

リトル清武

2012-01-20 | きょうのできごと
20日から22日にかけて、フットサルの合宿でした。
一家3人で参加します。

たぶん、いちばん楽しみにしていたのがチビ。
広いピッチ(サッカー用のフルコートを借り切っているため)で自由に走り回って思う存分ボールを蹴れるから、かな。しかも夜は宴会で美味しい食事だしね♪
どのくらい楽しみかというと、6月に行われた合宿が終わった直後から「また合宿いきたい」とねだるほどです。笑


なのに。

1週間前。
ウチの実家に独りでお泊まりして(それはパパママがお迎えに行けなかったからなのですが)、風邪ひいて帰ってきました。

日曜には39°Cまで熱があがる始末。もちろん合宿どころではありません。保育園に行けないくらいだからね。
ただ、幸か不幸か、発熱には耐性があるチビ。だるそうではありますが、深刻なダメージはなさそうです。

ああ、どうしよう。
パパの心は千々に乱れます…

熱が下がったら、行かせてあげたい。

でも、それでまた熱が上がったり、深刻な病になってしまったら?

保育園を休んで、パパママは会社を休んで看病してるのに、「合宿行って悪化しました」は無しだよな?

でも、熱が下がったら…


チビと約束しました。

木曜に熱が下がってたら、改めて考える。
木曜に熱が上がったら、行かないことにする。

こうして、ジャッジメントデー、19日木曜日に向けた闘病生活スタートです。


「緑のげんきッズ(註:野菜のこと)をもりもり食べると病気に強くなるよ」
とパパに言われれば、いつも食べてるカボチャや人参など好きな野菜に加え、大嫌いなピーマンも自分からパクパク。

以前処方されたときは苦くて飲めないと泣いたクスリも、泣きながらチャレンジ。
(あまりにも苦くて耐え切れず、ゲロが吐いた…)

でも、センセイの勧めでアイスクリームに混ぜてパクパク。
(本人は「それでも苦い」と言っていたので、がんばったのだろう)

おうちでお昼寝するのはツマラナイから嫌いで、ランチのあとはいっぱい遊んでいたいのに、約束の時刻が来たら布団へゴー。

もちろん夜も(彼なりに)早寝です。


その甲斐あって、水曜木曜とも日中はほぼ平熱まで快復!
ただ、咳込みがひどくて(特に就寝後)苦しそうで、夕方に向かって熱が上がるというのが不安要素です。

あーーー。

どうしよぉ。。。


で。
木曜の昼寝明けに体温を計ってみると…

  38.8°C

…うん。
よくがんばったと思う。
でも、日が足りなかった…


晩ごはん前。
ママもまじえて家族会議です。

最初の約束をおさらいしてから…

 「今日のお熱は38.8°Cでした。だから、合宿は、行けません」

一瞬、間を置いてからだったでしょうか。

 「やだ!合宿行く!」

駄々をこねるような言い方ではなく、自分の意志を強く発信する話し方。
頬に一筋、涙。

そうだよな…行きたくてがんばったんだもんな…
気持ちはわかる。
パパもママも、気持ちはわかる。

でも、熱があるのに、明日からフットサル合宿にGO!とは言えません。

静かに、でも力強く合宿参加を主張するチビに、パパは言うのです。

 「若い日本代表の清武も、お熱があって合宿に行けませんでした。大人だって、サッカー選手だって、お熱があったら合宿には行けないのです」

最後にもう一粒の涙をこぼし、チビは自分を納得させたのでした…

うぅ…(T_T)

でも、清武グッジョブ!笑



ところが、その後。
どうやら、「合宿に行きたい」という一心で、精神力だけで、病気の力を抑えつけていたようで。

夜、熱は39°C以上に上がるわ、嘔吐するわ、喘息発作的な呼吸困難症状が出るわ…

えぇーー

慌てて小児救急に連れていき、吸入するわ点滴するわ吸入するわ、てんやわんやの騒ぎでした…
しかも今日、改めてママが病院に連れていったところ、マイコプラズマで肺炎だって!Σ( ̄□ ̄)

その状態で、よく、あそこまで体調を快復させてたなあ、キミ…

(まあ、昨晩の小児救急の成果か、今日の段階ではだいぶ回復していたようですが…いやそれにしても…)

蹴り初め with 凶悪DNA(1/1)

2012-01-02 | きょうのできごと
サンタさんがチビに贈ったプレゼントは、サッカーボールでした。
白と黒のクラシカルなデザインのモノ。いま使ってるもの(サイン用っぽい。笑)よりもサイズが大きいボールです。
でも、クリスマスからこっち父母ともに忙しくてサッカーをしにいく時間が取れず…

元旦の今日。
蹴り初め@実家そばの公園にて、クリスマスプレゼントのデビューとなった次第。


さて。
冬を目前にしたバーゲンシーズンのうちに、チビのためにベンチコートを買っておきました。
毎年1月下旬から2月初旬頃に、一家揃ってチームの仲間たちとフットサル合宿に行っているのですが、一年で一番寒い時期ですから、休憩時間に凍えないためにも必要かなあと思って。
4歳のくせに(?)寒さに負けずにサッカーやりたがりますからね。

このベンチコート、先月29日の天皇杯準決勝にも着ていったのですが、ぽかぽか暖かかったらしく、チビも気に入ったようでした。
ほっとする両親。
というのも…
チビが好きな色は、戦隊モノのリーダーが纏う『赤』。今だったらゴーカイレッドだね!(ゴーカイジャー見たことないですけれど)
次に好きなのは、まあ、マリノスの『青』でしょうか。
でも、ベンチコートは『水色』。買うときにも「着てくれるかなあ…」と奥さんと顔を見合わせて悩んだものでした…

で。
玄関にて、自分のベンチコート(ストイコビッチに憧れて買ったルコックの黒)を着込んでから、チビにも着せようとすると…

 「着ない」

えーーー。(T_T)
寒いから着てよー。着ないと風邪ひくよー。
サッカーやってる最中は動きづらいだろうから脱いでていいけど、公園に着くまでは着てくれー。

 「やだ」

……。
サッカーやってるときは着なくてよいと言っているのに、嫌がる理由はなんですか。

 「だってさー」

なんだい。

 「これ、よわいチームなんだもん」

……?
ただのナイキですが?

 「キングカズのいるとこでしょ」

っっ!!Σ( ̄□ ̄)

チビの脳内では、『水色=横浜FC=よわいほうの横浜』という式が成り立っているのですね!

あああ…なぜだ…。
そんなこと教えたかな父は…。
(でも、たぶん奥さんに確認すると「いつも言ってるじゃん」って言われるんだろーなー…)

いやしかし、マズイ。
まだ1回しか着てないのに、そんなことで着ないのは困る。というか、水色そのものに罪は無い。
あーどうしよう。

 「あのね、水色はジュビロ磐田でもある。昔は超つよかったんだよ、ジュビロ」

00年頃の磐田は、惚れ惚れするほど強かったよねー。。。
強いもの好きのチビにはもってこいですよねー。
というワケで。

 「そっか。着る」

作戦成功。笑


こうして無事サックスブルーのベンチコートはチビのモノとなり、ぽかぽか気分で公園に辿り着いたのでした。
チビも、公園でシュート決めまくってご満悦でした。

 「わかいツートップ、10点目です!」

どうやら一人二役(渡邉千真と小野)らしいです。

…2012年のマリノスの2トップが、こんな風にゴールを量産できますように。
チビと一緒に、いっぱいゴールを見ていっぱい笑顔でいられますように。
そして…来年の元旦こそは、チビと奥さんと3人で天皇杯の決勝を見に行けますように。

自宅に置き去りにしたチケット2枚に想いを馳せる、ワタクシの蹴り初めなのでした。

「激動の出張」っぽい

2012-01-02 | きょうのできごと
16時15分。
課長(平泉成似)のデスクの電話が鳴り響き…
しばらく厳しい表情で応対していた課長(平泉成似)が電話を置くと、私のもとに歩いてきました。

 「今から視察に行くぞ、緊急の案件だ」

えーーー。
今日、チビを保育園にお迎えに行かなきゃいけないんですけどー。

 「はい、喜んで」

サラリーマンですな。


実家にチビのお迎えを無理矢理お願いして…と。
部下(新人男子)と課長(平泉成似)と3人で電車に乗り込み、一路岐阜へ。

不本意な出張ではありましたが、車中にて隣の職場の仲間と出くわしたり、こないだ結婚式二次会で出会った高校の後輩と遭遇したり、となかなか楽しい道中に♪


さて。
駅に降り立つと、だだっ広い広場。寒風吹きすさぶとはこのことか。
そんななか、ヘルメットをかぶりスクーターに乗ったまま、若い女性が路上ライブをしています。
…混沌空間だな。

視察の目的は、観光振興だとか。そこで私、単身、観光名所の鉄橋へ。

渓谷にかかる鉄橋へ至る道中、分かれ道が。右は平坦な車道、左は急な上り坂の登山道。
さあどちら?
標識、無いしなあ…
でも、まあ、渓谷のほうだから、上り坂か?
意を決して、登ります。

ところが、この登山道、行けども行けども右は崖下、左は山肌。断崖絶壁の真ん中にかろうじて足を置くスペースがある、という程度でしょうか。
 「…怖っ」
柵も手すりも無く、ひと一人通れるかどうか…
ようやく山肌が切れ、視界が開けたので走り出そうとしたら…そこは切り立った崖の頂上でっ

 「危なっ!」

眼下正面には湖。
右手には…遥か下に観光名所の鉄橋。

もっとアクセスが良ければ、そして安全だったならば、絶景スポットとして売り出せるのになあ…


登山服姿で路上ライブに勤しむ女性を横目に見ながら(この街は、音楽に専念しない『ながらライブ』が流行ってるのか?)、宿舎へ。
課長(平泉成似)に視察した内容を報告すると…

 「その路上ライブの人たちは、横浜でも演奏してくれそう?」

え、そっち? 鉄橋じゃねーの?
いや知らないっスよ、そんなの…

 「明日もいるかな。接触したいのだが…」

 「いるんじゃないスかね」

結果、てきとーな報告に。笑


その後。
宿舎としたホテル内をぶらついていたら、なんと弊社社長がお忍びで訪れておりまして!
思い切って声をかけたら、ホテル内のカフェにて、社長の営業時代の逸話など伺うことができました。
わーい。
まあ、内容は著書で読んだ話ばっかりだったけどねー。

そんなときに、これまたばったり、昨夏にウチの職場にインターンに来てくれた女子大生のおひとりがいましたよ!Σ( ̄□ ̄)
なんだ、この偶然の連鎖!

こないだ職場に遊びに来てくれたときにはゆっくりおしゃべりできなかったので、今日は社長もまじえ(笑)のんびりお茶しました。

が、気づけば何故か、そんなインターン生が3人勢揃いしていて。
なんでも、3人で旅行なんですって!
楽しげに去り行く3人を見ながら、社長がつぶやくのでした。

 「いい娘たちね。入社してくれたらいいのにね」

 「そうですね…試験をパスして、入ってきてほしいですね」

ご縁がありますように。


こうして、緊急視察初日の予定を終え、ホテルの一室で床に着いたのでした…


翌朝。
目覚まし時計の音で目が覚めると…

 「もう7時よ、起きなさーい」

奥さまがチビを起こす声が聞こえ…奥さまの実家で目覚めました。

…おー。。。

初夢か。。。

壮大だったなー。。。


ちなみに、本当のウチの課長は平泉成似ではありません。笑