ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

行政と報道のミスマッチ

2011-03-13 | きょうのできごと
今はまだ、振り返るべき時期に来ていないけれど。


福島第一原発の事故で。
マスコミは、情報を早く出せ、と政府を批判している。
不明確な情報であっても、市民が不安を感じているのだから、その情報を提供すべきだ、と。

政府=行政は、情報を精査すると言っている。
不確かな情報を小出しにすることは、市民を不安にさせる、と。

たぶん、どちらも的を得ているんだろうなあと思う。正解はない、というか、人次第なんだろうなあと。

ワタシは、やはり不確かな情報によるパニックの発生を恐れてしまう(パニックは一度発生すると収拾がつかなくなる)ので、行政寄りの意見なのだけれども…
でもマスコミ各社の主張はもっともです。不安を感じている市民に一刻も早く情報を届けるのは、ほんとうに大事。


どちらが正しいということではなくて、永遠に答えの出ない問題なんだと思うんだなあ…
詳しく調査するために突入する、というのも簡単にできないしね、原発では。


気になるのは。
首相はじめ行政をクソ呼ばわりしたり、マスコミをゴミ呼ばわりする風潮。
ネット社会だけなんでしょーけど。
自分と同じ主張ではない=ダメ。
そんな最近の風潮が、こんなときでも目につくのは、淋しいなあ。
物事は、多角的に見てほしいなあ。これもひとつのダイバシティ?


そんな風に、今の騒ぎを見ています。
(だからついNHKをつけっぱなしにしてしまう)

批判は簡単。
でも今は、そんなことしている場合ではない。

今に至るまでの対応の是非を尋ねられて、「今は振り返っている場合ではなく、今後の対応を」という趣旨のコメントを発信した木村太郎氏には、心を打たれました。
(これはもちろん、NHKではなく、CXですが)


誰かを批判してるヒマがあったら、
今は、
今は各自ができることをしましょう。

被災地でない地区の人々は、まず…
すいません、節電くらいしか思いつきません(T_T)


※というワケで、ネット批判に終わらず、節電を呼びかけてみました。