ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

世紀の謎 宗教法人○○○○宗教法人○○○○(桜○淳子のアレ)横浜を襲撃す。(1)

2004-04-07 | きょうのマリノス
ACL第3節【横浜マリノス-城南一和】

風に舞い散る桜の花。
桜吹雪の三ツ沢公園に集まってきた人々の多くは、はやる気持ちを隠しきれないマリサポか。しかし、そうではない人々…日頃サッカーを観に来ているという雰囲気を一切漂わせない中年男女も多数存在している。花見の時期には遅すぎるし、なによりみんな足は三ツ沢球技場へと向かっているではないか。いや日産や横浜市役所が動員をかけたとは聞かないし、はて横浜でもこんなにサッカーが市民権を得たのかしら、いつのまにか。
そんな困惑を心に抱きながら眺めていると、ボクを悩ませた男女はおしなべて皆アウェー側へと進んでいく。
……あぁー。
○○○○(註:例の宗教法人の名を入れて読んでください)かぁ。

カタカナでルビが振ってある。誰のための横断幕なんだか言ってみろよ、○○○○!(註:例の宗教法人の名を入れて読んでください)
そもそも、韓国のチームだというのにまったくといっていいほどハングル語だって聞こえない。でもみんな黄色い。城南のチームカラーの黄色に染め上げられてたお揃いのシャツに身を包んでいる。
なるほど。
これはみんな、あの教祖さまから支給されているのですね?
 「いや、あの宗教のことだ、高価で買わせてるに違いない」
まちがいない。

和は、その有り余る資金力を駆使し、アウェー側入口でプラスチック製のふにゃふにゃボードをも配付している。
実はこれ、選手名簿になっているのですけれども……いちばん下に、「メッコール1ケースプレゼント」と書いてある。しかも応募券つきだ。凄い、凄いぞ○○○○!(註:例の宗教法人の名を入れて読んでください)
 「これ誰か犠牲になって応募してみてよ」
 「嫌だよ…」
 「ホントに犠牲になっちゃうよ」
 「犠牲になって壺買っちゃったらどうしてくれるんだ」

ックオフが近づくと、突如として、ゴール裏の城南サポーター?たちがプラスチックのボードを手に手に丸めて振りながら大歓声をあげ始めた。思わずアウェー側のピッチに目を移す。
が、ピッチに城南の選手はいない。
しかし続く歓声。
途切れることを知らない、喜びの声。
何故?何故なの?意味がわからない。理解ができない。
 「誰に対して手ぇ振ってんだぁ!?」
 「教祖さまに決まってんだろー?」
 「どこにおんねん」
でも、それは簡単でした。
 「あいつらには見えるんだよっ」

ッカーを馬鹿にしてるのかと思わせるほどサッカーとは縁遠そうな客層によるサッカーとは縁遠そうな声援を延々と聞かされ、我々の魂に火が点いた。
 「あー久々に凄ぇ腹がたつ!」
その叫びは、キックオフの引き金となったのである。