だっこおばけ

チビの話題というと、いつも生意気かおばかなものなので、たまにはかわいいエピソードを披露したいと思います。


こないだ、保育園の帰り道。
朝は時間かかるのでだっこしてるのですが、帰りはおともだちと一緒に遊びながら帰ってくるのがいつものパターンです。

ところが、２、３日続けて帰りもだっこをせがむことがあって。
重たいしめんどくさい。笑
おともだちがいてもだっこなので…

おうちの前で、聞いてみました。

　「どうしてだっこがいいの？」

すると、チビは口を尖らせて答えました。

　「だってパパのことぎゅーっしたいんだもん」

ぎゅー


昨日は、もう少しでおうち、という地点で「だっこー」としがみついてきました。
やっぱり、重たいしめんどくさい。笑

　「たまには○○くん（チビの名）がパパをだっこしてよー」

そう言うと、しがみついていた手を離し…
今度はがっちりと抱え込んできました。

そして、だっこをお願いするときの甘えた表情とは大違いの、満足げな顔！
「ほら、だっこしてあげたぜ」みたいな、誇らしげな笑顔です。

あー、はい、気持ちは伝わりましたよ、ね。

デンマーク戦のチビ。

遠藤のＦＫに興奮のチビ。

おかげで、顔を覚えたようです。後半開始時に、アップになった遠藤を見て…

　チビ「これ、えんどう？」

　パパ「そう！よくわかったねー」

でも、こどもの記憶はうつろいやすいもの。
後半３０分頃には、遠藤を見て言いました。

　「これ、いんげん！」

それ、別の豆ですよ。

耐熱性

朝。
寝坊気味だったので、朝の支度をスムースに済ますべく、まだ寝ているチビのわきに体温計を挟んでみました。
手間を省くためだけに朝っぱらから熱を計ったのですが…これがもう、体温計の数値が上がるわ上がるわぐんぐん上がる。
最終的には、３８．９°Ｃまで到達しました。

熱、大丈夫かなあ…

心配して、チビの胸にそっと手を置きます。
すると、チビが目を閉じたまま口を開きました。

　「て、はなして」

えー（Ｔ＿Ｔ）


で。
「パジャマが長袖だったため体熱がこもったから」「就寝中は通常よりも体温が高く保たれているから」など仮説を立て、覚醒してからパジャマ脱がせて改めて計ったものの、やっぱり３８．５°Ｃ。
うーん、こりゃ保育園は無理だなあ。
（見た目が元気であっても３７．５°Ｃだと預かってもらえません）
というワケで、本人に告知。

　パパ「今日はお熱があるので保育園には行けません」

　チビ「いるかせんせいのとこ、いく？」

笑顔で小児科を名指しするチビでした。


そして。
みんなで朝ごはんを食べようとリビングに行くと、チビが一言。

　「サッカーする」

休んでてくださいっ


というパパの願いはもちろん無駄であり…
ママをＧＫに、カーテンをゴールに、リビングをピッチに見立ててひたすらシュート練習を繰り返すチビ、２歳の初夏。

当たるも八卦、当たらぬも八卦

オランダ撃破を夢見て、とんかつを食べに行った試合当日のランチ。
スポンサーである（笑）実家の両親とともにお店に入ると、パパにだっこされたままチビが言いました。

　「しろいほうね、かたない」

　「なにっ！？」

　「まける」

ランチの趣旨をわかってない！Σ(゜Д゜;）


で、まあ、負けるワケですが。


今日の晩ごはん、チビが言いました。

　「にっぽんサッカーはねぇ…」

いいこと言え。

　「日本がどうしたの？」

　「にっぽんサッカーはねぇ…おしまい」

がはっ


決戦まであと４日。

全部まちがい

チビがテレビを指差しながら、声を弾ませました。

　「これ、にっぽんサッカー！」

息子よ。
それは「日本」「サッカー」ではなく、

「全米」「ゴルフ」です。

初志貫徹。

親がよかれと思ったことを子が気に入らない、なんてことはよくある話なんですが…


今日は、保育園に移動動物園が来ます！
ヤッタァ！
保護者会の数年越しの願い（＆積立金）が叶いました。

　パパ「ポニーに乗れるんだって♪」

　チビ「やーだ！ポニーのらなーい！」

　パパ「え、なんで？」

　チビ「きりんだから」

ポニーは馬だ。


で。
やっぱりポニーには乗りませんでした。

ポニーは馬だっつーの。


ま、朝はエサをあげることさえ嫌がっていたのに、いざ始まったら喜々としてヤギやウサギにスティック野菜を食べさせまくっていたので、よしとします！

『サムライブルー』でもなければ『全日本』でもなく

朝日新聞夕刊・日本－カメルーンの記事を読んでいたら、チビ突撃。
そして、写真（ホンダのゴールシーン）を指差して絶叫。

　「これ、サッカーにっぽん！？」

い、いつもは『あおいひと』としか言っていなかったのに…
いつの間にそのような単語を習得したのじゃ。。。


サッカーにっぽん。

なんか、スゴイ響きです。

ぶれない

ご存知のとおり、わたしは。

　・岡田監督の采配が大嫌い。

　・ホンダは『言うだけ番長』だ。

　・俊輔、ｍｙＬＯＶＥ☆

です。

ですが、スタメンも選手交代もゲームプランも、うまくいきましたねカメルーン戦。

ホンダのゴール、もしあれを決めなきゃしばき倒したいところだったが…かといって、簡単なシュートじゃない。あの決定機をしっかり決めたのは、ほんとうにすばらしい。

両サイドに入った大久保も松井も、いい動きだった。
特に松井はキレキレ！ ドリブルで突っかけていくところと簡単に捌くところの判断がよく。ちょっとした身体の動きひとつで相手をかわしたり、相手にとって感じ悪い動きを見せたり（ｅｘ．早くリスタートしたいカメルーン選手とボールのあいだを、背中向けたままのんびり歩いてさりげなく邪魔をする）、トレビアンでした！
（もともと松井はコンディションが良ければ大好きな選手ですけれど！）


と、Ｗ杯期間中は日頃の好きも嫌いも無く日本代表を応援するワタクシでもあります。
（もちろん、終盤疲労からかアリバイ状態の守備を見せたトゥーリオには激怒し、中澤のクリアミスには寛容です。笑）
それに、ほら。
盛り上がってるみんなに、岡田キライとか言っても、なんか水を差して悪いしねぇ…


と思っていたのですが。
今朝のミーティングで、部長の第一声。

　「私は岡田監督が嫌いです」

この状況下でそのお言葉。
カッコ良すぎです部長。

Ｗ杯・イングランド－アメリカ雑感（育児ネタ的）

チビの体調を考えると、月曜に保育園に行けるかどうかビミョーな感じ。
で、相談調整の結果、今日のウチにママの実家に引き取られていきました。


帰郷後にママと電話していると、向こう側から、お義父さんがチビに話し掛ける声が聞こえます。

　「もうすぐゴールしそうだぞー」

その声にＴＶを見やると、次の瞬間にはジェラードがボールをゴールに流し込んでいました。

お義父さんスゴイ！？


たぶん、ＧＫグリーンのミスを後に見たチビはそのとき、こう言うに違いない。

　「○○くん、ボールとれるよ」

最近ＧＫがお気に入りのチビなのでした。

Ｗ杯・韓国－ギリシャ雑感（育児ネタ的）

チビ、熱は無いのですが元気があまり無くて、ＡＭ昼寝中に嘔吐するなど不安な体調。
晩ごはんも食べずに寝てしまって…


で。
チビが早く寝たので、Ｗ杯を見ます。笑

１－０韓国リードで迎えた後半。
家計簿をつけていた奥さまの依頼の品を探しに別部屋に行っていると、リビングから呼ぶ声がする。

　「ゴールだよー」

いや今更呼ばれましても。
ま、リプレイでも見てみたいものです、パク・チソンのゴール。どんなゴールか知らんが。
と、リビングに戻ったあと、生協の注文書に目を落とした瞬間に、リプレイ終わった。笑

…まあ、試合後にリプレイあるし。


と油断していた後半３０分頃。
寝室から弱々しげな声がする。

　「ぱぱーー」

夜中起きるときはまず泣き声なのに、覚醒しているかのようなこの声はなんだ。

慌てて寝室に行くと…


両手を目一杯伸ばし、膝をついて起き上がろうとしているチビの下に広がる、吐瀉物の海…。

うぇぇん、顔も頭もげーげーまみれで気持ち悪いだろうに、よくがんばって呼んでくれた！（Ｔ＿Ｔ）
ママともども慌てて拭いて脱がしてシャワー浴びさせて、布団取り替えてタオル洗って、空気清浄機はフルパワー、ともうてんやわんやの大騒ぎ。

シャワーから戻ってきたチビをパパとママとでぎゅーと抱きしめ、一緒に布団の中で添い寝したのでした…


あ。
パク・チソン見忘れた。

Ｗ杯・ウルグアイ－フランス雑感（育児ネタ的）

父子の会話。

　子「しろい１０ばん、うまい？」

　父「うまくないよ」

　子「あおい１０ばん、うまくなーい？」

　父「うまいよ」

　子「え、うまくないよぉ」

なんですと。
　父「じゃあもっとうまいの誰」

　子「○○くん（自分の名）」


リーガ・エスパニョーラを代表するストライカー、ウルグアイ代表ＦＷディエゴ・フォルランを『自分より上手くない』と評するワンダーボーイです、我が家のチビは。笑


で、ウルグアイ－フランス（再放送）を見ながら、おむつを換えようとしたら、頑なに拒むチビ。
なんでよ。

　チビ「ゴールするのまってるの」

…困ったなー、この試合スコアレスドローなんだよなー。

年齢相応

ナビスコ杯・横浜Ｍ－浦和にて、『本来、大人チケットを購入すべき浦和レッズサポーターが小中チケットを購入して不正に入場する行為』があったそうですね。

……ふーん。

まあ、常識とか人間性とかそういったものが小中学生レベルだから、そのレベルに見合ったチケットでいいと思ったんじゃないかしら。

ひどいもんだねぇ。

チビバレー

バレーボール大会に、チビを連れていきました。

（１）子煩悩ぶりを世にアピール。
（２）チビ、パパと一緒にいたがる。
（３）ずっと実家に任せっきりは悪いかな。

まあ、色々な要素があります。


でも、チビの本職はサッカーです。誤解したまま行って、機嫌を損ねると困る。

　「今日バレーボールやるんだけど」

　「バレーボール？」

　「バレーボール知ってる？」

　「うん」

自慢げな顔。

　「あなにいれる」

息子よ。
それはバスケットボールです。

　「バレーボールは手でぱちんぱちんします」

説明を受けて、にっこり頷くチビです。

　「しゃぼんだまといっしょ」

…なるほど。


で。

パパと離れるのを嫌がったりもしましたが…
昨秋のバスケットボール大会のときにもいっぱい遊んでくれた、ウチの事業本部の若手女子が（今回は別チームだったこともあり）いっぱいだっこしたりボール遊びしたりしてくれました。

最後には完全に気に入ったようで、パパが戻ってきてもその娘に突撃しちゃうくらい。
よかったよぉ。

もちろん、他の会社の仲間にもいっぱい遊んでもらって。
にこにこげらげらしっぱなしの半日でした。

最初はちゃんと（？）人見知りして、短時間ですぐ慣れて。
大人とのつきあいかたとしては、理想的な気がします。

だから、パパがだっこする帰り道でに聞きました

　「今日は楽しかった？」

　答え。

　「たのしくなかったよー」

まあ、キミ、完全に、顔が笑ってるから。
だからその答え、ぜったい嘘なんですけどね。笑

　「えへへ」


その証拠に。
夜、打ち上げの最中に電話しました。

　「パパいまなにしてる？」

鋭い質問。

　「パパ、会社のおともだちと一緒にいる」

すると、それが証拠に、間髪を入れずに叫びましたよ、チビ。

　「○○くん（自分の名）も、いきたい！！」

あはは。

もう２２時前だから寝なさい。

１８年ぶり

中学生だった頃、体育教師がバレーボール部顧問だったので、体育の授業で毎年バレーボールやってました。
もちろん、バレーボール部のひとは上手なので、いい成績がもらえます。笑

ワタクシ、バレーボールが滅法下手くそで。スパイクなんかできるワケなくて、レシーブもトスもひどいものでした。
で、まあ、そんなのは日常の体育の授業で明白なので、バレーボール部の連中には徹底的に狙われて、ミスだらけでまったくダメ。

で、常に先生からお言葉をいただきます。

　「ヤル気ないんだよ、お前は！」

ヤル気じゃないんだよ、無いのは実力なんだよ！
ヤル気だけじゃバレーボール部の鋭いサーブはレシーブできないよ！。・゜・(ノД`)・゜・。


そんな中学生活がトラウマで、卒業後は一切バレーボールをしていませんでした。

今日。
職場のバレーボール大会に出場。

いやー。
なんか人数少なそうで。
直属の部下が取りまとめを頑張ってくれてたので。
終わったあとの飲み会が楽しみで。

と、いろいろな理由はありながら、例年はフットサルしか出場しない会社の体育大会に、まさかのトラウマ種目バレーボール出場とあいなったワケです。

１８年ぶり。

もちろん、頭数以外の役に立つ訳もなく。
ミスのオンパレードで、チームの足を引っ張りっぱなしでした。
でも、みんなあたたかく支えてくれる。
これがチームワークか。

おかげで（？）サーブが決まったり、１８年前とは大違いの結果で、なんと初戦勝利！
（いや、自分は役立ってませんが…）


わかったこと。

スポーツって、種目がどうとか得意不得意とかじゃなくて、チームワークがどうかっていうことだけが大事なんじゃなかろうか。
今日は大嫌いなバレーボールが、ほんとに楽しかったよ！


いい仲間に囲まれた職場です。
シアワセ！！

「仕事と育児の両立」は遥か彼方の蜃気楼。

というほど大袈裟な話題ではないのですけれど。


今期のクールビズ３日目にして、車窓に反射した我が身を見て愕然とするのです。

朝きれいにアイロンがけしたワイシャツが…

　　チビのだっこ＋かばんの襷掛け＝しわくちゃ


これなら、そもそもアイロンがけしなくていいんじゃないかなー。。。（－＿－；）
子の送り迎えは奥深いですな。


あ。
それとは別件なのですが。
出発が遅れたため、会社に遅刻しないようにするには「猛ダッシュするしかない…！」と決意して保育園を後にしたら…
同じ２歳児クラスの子のパパが駅までクルマに乗っけてくれました。

持つべきものはパパ友★