ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

効果覿面。

2007-03-27 | きょうのおしごと
係長が転勤することになったショックで、仕事が手につきません。
うええん。

しばらくのあいだ、軽量版(※フォントいぢらない)にしてみたいと思います。
これなら、ちょっとは更新頻度が上がるかな?

嘘か真か。

2007-03-24 | きょうのできごと
アンディ逆転優勝!!∑( ̄□ ̄;
※我が家では、安藤美姫のことをミキティではなくアンディと呼んでおります。

トリノ五輪のときは、荒川静香の金メダルの陰で、代表に選ばれたこと自体に腹を立てていたものでした。何様のつもりかと。

今となっては真偽もわからぬ、そんなアンディにまつわるエピソード。

トリノ五輪の惨敗っぷりにもう競技を辞めようとさえ感じていたアンディ。
そんな彼女が競技後のリンクから出てくると、たまたま出くわしたのが観客だった日本人のおばちゃん。
そのおばちゃんは、日の丸の旗を振り振り言うのです。

「よくがんばったね!」

そのひとことに、アンディはこれからもっとがんばってバンクーバーに行こう、と気持ちを改めたのでした。

嘘か真かはわからないけれど。

たったひとりのファン(それも一途なファンなどではきっと無い、ただの日本人のおばちゃん)の一言で、そこまで大きな影響を受けるアンディ。
その純粋さに、今季は心からアンディを応援していたワタクシです。(あのばかっぽい喋りかたはどうひっくりかえっても気に喰わないが)

ジャンプのひとつひとつ、スピンのひとつひとつのたび、あのトリノの日本人のおばちゃんのエピソードを思い出して・・・金メダルを取ったときはちょっぴりほろりと来ました。

敗北主義と笑わば笑え。

2007-03-19 | きょうのマリノス
えきってはいないです。
家事をこなしてからPC触ることにしたので、なかなかblog更新できません。
そもそも、サッカーあんまり観に行けていません。

でも敢えて言うぞ。

早野がダメなんてわかってたじゃないか。
今年はダメなんてわかってたじゃないか。

今、文句を言ったところで変わりません。

1試合で監督のクビ切って(下部リーグで)優勝したチームがあったそうですね。
だからなに?
偽モノと同じことすると優勝できるの?
だいたい、誰を監督に据えるのさ。
水沼? 松永?
なんで早野を監督にしたのか、みんな忘れたの?
カネが無いからだよ。次の監督連れてくるカネなんか無いんだよ。

借金してでも監督を変える?
借金してでも凄いFWを買う?

へえー。
じゃあどうやってカネ借りるの?
おカネって、雨のように降ってはこないんだよ。

無いモノねだりはもうケッコー(早野的)

maliciaの掲示板で、名言を見つけたので引用します。

>昨日の負けの原因は監督、惨敗の原因は選手にあると思う。

監督を変えればいいと思っている人は、今のマリノスの選手の実力「監督」という存在そのものを過大評価しすぎているよ。

今季は、とにかく凌いで凌いで凌ぎきるしかないよ。
もう強豪チームじゃないって、いいかげん気づかなきゃ。
それでも支えていかなきゃいけないんだって、気づかなきゃ。

闘病中。

2007-03-13 | きょうのできごと
横浜ダービーの感想でも書いたらどうなんだぃ、と楽しみにお待ちのお客人!(冷やかしたい気分の横浜fcサポも含めて)

実はのぉ・・・

3月10日は39.0℃の高熱で寝込んでおったのじゃ。
三ツ沢のチケットを握り締めたままな・・・


月曜の朝には熱が下がったので出勤しましたが、あっという間に37℃後半に逆戻り。急患で訪れた病院でインフルエンザという有難い診断を頂きました。
はふう。

現在実家療養中。。。
とほほ。

笑う門には。。。

2007-03-07 | きょうのおしごと
ライラする日が続いていたので、今日は朝から一念発起。今日はとにかく朗らかな笑顔で過ごそうと決めました。

パソコンとニラメッコしている最中でも、同僚から声をかけられたらしっかりと視線を合わせて微笑みます。電話が鳴ったら、受話器を取る前に「ウィスキー☆」口角挙筋の準備運動をします。笑

そんな笑顔攻撃に、しっかりと成果があったかどうかは・・・職場にいる同僚の数があまりにも少なくてよくわかりませんでした。笑


※選手名鑑(山本郁弥石原卓マルケス鈴木隆行坂田大輔)更新。

春のめざめ

2007-03-03 | 観戦日記(マリノス)
【J1第1節】横浜M1-0甲府

幕です。シーズンは、始まる前がいちばんウキウキするとは言いますが、近年まれに見る期待値の低さで迎えた開幕です。

数か月ぶりの選手紹介、高卒ルーキーながらスタメンに名を連ねた長谷川アーリアジャスールにはひときわ大きな歓声。そして電光掲示板には・・・〝長谷川.A〟の文字。なんだそれは。長谷川Bというのがいるのか。
FWの中央には、案の定鈴木隆行ことケズルンダー。周囲からは歓声があったのか?とりあえず自分はもちろんブーイング。応援なんぞするワケが無い。
まあ、改心して且つ結果を出したなら、そのときこそは応援してやる。以前にも言ったとおり、はじめの1か月で[得点5/警告2/退場0]が彼に(勝手に)課したノルマです。

なお、横浜市長の挨拶は、映像のみならず肉声も無く、お手紙だけという白けたものでした。・・・つまり、来週の横浜ダービーっぽい試合に来るわけだな。

開始早々から圧倒的に攻勢に出たマリノス。3トップと山瀬が有機的に絡み合い、両SBも果敢に攻撃参加してくる。
やや気になったのはアーリアのポジショニング。相手にボールがある局面では、マークするでもなくスペースを埋めるでもなく、なんとなく中途半端な位置取り。攻撃に転じた際も、河合が良いタイミングで上がっていくためにスペースを埋める動きになってしまう。
こらあ、オマエの持ち味は攻撃じゃないかあ。もっとルーキーっぽくガツガツ行きなさいよー。

と、開始5分、ケズルンダーが右サイドでポストに入り、DFの厳しいチェックをいなしながら左に捌く。受けたアーリアは、一瞬ボールが足元に入り込んだものの、慌てず騒がず右足のアウトで中央へスルーパス。
これを受けて前に出たのが山瀬。とてつもない推進力でまとわりつくDFをちぎりながらGKとの1対1に!そしてGKの鼻先で、軽く流し込む!先制!
飛び上がる人々と大音声を上げて割れる風船。やったぞ、Jリーグが始まった実感が湧いたぞ!

8分、空中戦を挑んだケズルンダーにさっそく警告。もちろんこちらはブーイング。
試合後に本人が語ったところによれば、主審に「手を上げて競ったらすべて警告にする、と言われた」とかなんとか。よっぽど肘あげて競ってるんだろうか。

数分後にも大チャンス。山瀬が粘り強くも軽やかなドリブルで密集地帯を突破。
この日の夜のスーパーサッカーでは、小倉が「山瀬のドリブルはDFがいても何故か彼の足元にボールがこぼれてくる」と言っていたが、そのとおりの粘り強さ。
こぼれたボールをマルクスがダイレクトで落とすと、再度受けた山瀬がダイレクトで右サイドへ。待ち構えたマルケスはこれをスルー。スペースに走りこんだハユマがこれを受けて、縦にちょこん。ハユマに連動して前へダッシュしていたマルケスがこれを受けて、DFとGKの間に鋭いグラウンダー。GK出られず、DFのスライディングも届かず、ファーサイドに抜けたところにケズルンダー!
・・・のスライディングシュートは、ポスト直撃。むぅぅ。
でもでもでも、流れるような攻撃にはただただため息。面白いじゃないか今期のマリノス!

だがしかし、甲府もやられっぱなしでは済まさない。ケズルンダーが空中戦で増嶋からダウンを奪う(またか・・・)と、負けじと山瀬にローキック。やめろぉ、やるならケズルンダーをやってくれぇー!
次第に押されてくる展開に、早野監督も危機感。何度もピッチサイドにハユマを呼びつける。
 「今度はなんてダジャレだ!」
サイドに流れたアーリアは、簡単にボールを下げてしまう。
 「ばか、そこでアーリアクロスだろー」
 「アーリアクロスにマイクパフォーマンス」
そんな早野が大好きです。

後半はますます押されっぱなしの展開。藤田がピッチを縦横無尽に駆け回り、河合・アーリアのWボランチがそれを捕まえられない。
周囲と噛み合っていないマルクスに替えて坂田を投入すると「早野らしからぬ名采配」との声も飛ぶが、逆にこれ以降まったくといっていいほど攻め手無し。
こんなチーム状況にあって、輝いたのはマルケス。FKのこぼれ球を自陣ゴール前でクリア。これを最前線のケズルンダーが競ってこぼれたボールをタッチライン沿いまで奪取して追いかけるのは、これまたマルケス。
カウンターのピンチには、左サイド最前線から猛然と戻って相手ボールを奪い取ると、ドリブルで3人を抜いて前線をうかがい、ファウルを貰う。ああ、最高齢のマルケスがこんなにがんばっているなんて!
 「まさかマルケスに替えて乾とかやらねぇだろうなあ」
マルケスに替えて狩野でした。ぎゃあああ。

そして案の定、相手の激しい当たりに尻餅をつく狩野。さすが量産型奥大介。コラァ!気合入れろ!

マリノスも、ほんの時折、良い攻撃。
中澤がドリブルで中央突破を見せ、ハユマのミドルシュートを演出。GK正面だったけれど、4バックの右SBが試合終盤に攻め上がって打ったと思えば、枠にも飛んだし及第点?
続いてまたハユマ、相手に身体を入れられて今にもゴールラインを割りそうなボールを根性で身体を入れ替えて倒れこみながら意地の折り返し。こぼれ球を山瀬が拾って、中央フリーのアーリアへ!高卒ルーキーデビュー戦初ゴールを狙って放ったダイレクトシュートは・・・スタンドにいた父親のそばに飛んでったそうです。

終盤、甲府の長谷川太郎が交代出場。思いもよらぬ〝長谷川.B〟登場に沸き立つスタンド。もちろん、電光掲示板の標記は〝長谷川 太郎〟。
ツマラン!!

そろそろロスタイムというタイミングで、魅せてくれたのはケズルンダー。
左サイドからペナルティエリアに侵入、でもボールが外に出てしまう。急いで取りに来たGKの鼻先で、オールをちょこん。もちろん、遅延行為で警告。2枚目で退場。デビュー戦で退場。(たぶん)スタンドから浴びせられる罵声とブーイング。
あーあ、もう応援できないじゃん。笑

ロスタイム、数的不利を集中力に昇華して、最後はなんとか逃げ切った横浜マリノスの開幕戦でした。
体力的にもポジショニング的にも苦しいなかフル出場したアーリアや、慣れないポジションながら磐石の守備と唐突なビューティフル・クロスを見せた那須は、及第点と言ってよいでしょうね。攻撃サッカーが続けられたのは最初の20分間だけで、まさにスクンブル・アタックという感があったものの、あれが長く保てば・・・と夢を抱ける開幕戦。

次は憎き横浜fc。奥はもちろん、久保の野郎には3年分の恨み辛みを乗せたブーイングを。そして、10年前の横浜ダービーで何の役にも立たなかった(逆に助かったワケだが。笑)大島が、横浜fcを潰してくれるにちがいない。
いずれにしても・・・次節ケズルンダーを見なくて済むのは幸いだ、敵に集中できるからな。笑
さあ、我らのホームスタジアムで偽モノを撃破だ。

※ホンモノの横浜FCはコレコレ

ねずみの魔術。

2007-03-02 | きょうのおしごと
ナー研修講師養成研修で、講師の方から聞いた話。
テーマは、応対マナーを身に付けるために必要なものは年齢や経験ではなく、相手の心に気づくこまやかな気持ちだ、ということ。



とあるテーマパークの某レストランのウェイトレス(女子高生)に届けられた、若い夫婦からのお礼の手紙。


お互いにそのテーマパークが大好きだったふたりは、そのテーマパークでデートを重ねて、結婚しました。将来の夢は、子供を連れてそのテーマパークに遊びに来ること。
やがてふたりは、かわいい女の子を授かりました。
もう少し大きくなったら、一緒に遊びにに行けるね。

そう言っていた矢先。女の子はインフルエンザにかかり、脳炎で亡くなってしまいました。

悲嘆に暮れるふたり。
特に、奥さんは塞ぎこんで生きる気力も湧きません。ようやく回復したダンナが、元気を出してもらおうとそのテーマパークに誘っても、まったく行く気がありません。「あそこに行けば元気をもらえるから」と言っても出かける気持ちになれません。

数年経ったある日、奥さんがようやく「・・・行ってみようかな」と口にしました。喜んだダンナは、さっそくふたりでそのテーマパークに足を運び、そこの某レストランの予約をします。


メニューを見ていたダンナはふと、その中にお子さまランチがあることを発見します。でももちろん、それは12歳以下限定メニューと明記してありました。
ダンナは何の気無しに、オーダーを取りに来たウェイトレス(女子高生)に声をかけます。

 「お子さまランチって頼めないんですよね」

お子さまランチは12歳以下限定です。
そう答えていいはずです。

でも、そのウェイトレスはこう言いました。

 「お客様、何故でしょうか?」

そこでダンナは、話す気があったわけでは無いけれど、ふたりの想い出と娘のことを話します。
と、ウェイトレスは言うのです。厨房に退がって質問するでもなく、上司に確認するでもなく、若い夫婦に言うのです。

 「喜んでお持ちいたします!」


それから、二人掛けのテーブルにつく夫婦の横でごそごそと準備をしていたかと思うと、ふたりはそのウェイトレスに呼びかけられます。

 「こちらへどうぞ」

そこはファミリー席。ふたりの椅子のほかにもうひとり、子供のぶんもセッティングしてあります。そして若いウェイトレスの女の子は、空いている椅子に声をかけて戻っていきました。

 「いま持ってくるから、もう少し待っててね」

しばらく後、お子さまランチを運んでくると、ウェイトレスは子供の席にそれを配膳して、とびきりの笑顔を浮かべます。

 「今日は楽しんでいってね!」


あのとき、確かに、私たちは娘と一緒にあのレストランに来ていました。素敵な想い出を、ありがとうございました。

手紙はそう結ばれていたそうです。



これからみんなの前で発表をしなきゃいけない受講生を前にこんな話をする講師も罪深いけれども(笑)、仕事中に(しかも研修で)こんなに心を動かされるエピソードを頂くことができて、ほんとうにシアワセ者だー。