スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

フィリピンビサヤ諸島4「不老長寿は竜宮城にあり」 <後編>

2011年08月04日 | Weblog
人間の身体は60兆個の細胞から出来ています。
その全ては酸素無しでは生きていけません。

酸欠はこれらの細胞に十分な酸素を提供出来ない状態の事を指します。
酸欠は代謝障害や疲労感、頭痛、持久力の低下や活性酸素の増加をもたらし
ガンの発生や動脈硬化といった病気発生の元となってしまいます。


超ミニの“タツノオトシゴ”


バンカーボートからのネグロス島

地上(=1気圧)で呼吸している我々は肺を通して酸素を体内に取り込みますが
具体的には赤血球中のヘモグロビンが酸素分子と結合する事で、体内に酸素を送り届けます。
これを結合型酸素と言います。


クモエビ(見つけられる?)

ヘンリーの法則により直接血液に溶ける酸素分子もあり(溶解型酸素)ますが1気圧下ではほんの微量です。
ところがスキューバダイビングを行う海中では、この溶解型酸素が沢山体内に取り込まれ
体のすみずみまで、それも豊富な量の酸素が行き渡る状態となります。

ダイビングで安全停止を行う深度3m(1.3気圧)でさえ90分滞在すると溶解型酸素は血液中飽和状態となります。
ましてや深度20m(3気圧)~30m(4気圧)まで潜り、最終的に安全停止の深度へ来るまで50~60分潜っている訳ですから
1本潜る度に身体はとてもリフレッシュされた状態になる訳です。


“ウミウシ”のカラーに注目

ダイビングに行かずとも溶解型酸素を身体に取り込む事は、プロのスポーツ選手達の間では普通に行われています。
100万円を超える装置を購入するプロスポーツ選手は沢山います。
でもダイビングは楽しみながら健康になれる最高のホビーです。

これからも銭明日二世さんには、ず~っと(笑)この趣味に付き合って頂きたく思っております。


お疲れモードの守屋氏

ー 完 ー


<銭明日二世こと菅村経悦>
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