スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

追 憶

2020年10月13日 | Weblog
 男はどうやら母親が大好きである。自分もご多分に漏れずそうなのだ、お袋が旅立って17年にもなるのに未だ遺影に甘えている。
 過日亡くなった愛犬エコも男であり、然も母子家庭だったから、きっとそうだったに違いない。

        (ありし日のウーちゃん)
  エコの母親は本名はウナギ、愛称ウーちゃんと呼称していた。孫たちが生まれる前娘夫婦と暮らすようになった。飼う羽目になったのはショップで売れ残っていて、救って欲しいと訴えて来たと聞いている。

      (孫の子守をするウーちゃん)
 とても聡明な子だったので、子孫を取ったのは17年前のことだった。然しウーちゃんママは9年前に11歳で亡くなった。それ以来お骨は娘夫婦と暮らしていた。

          (晩年のウーちゃん)
 先週愛犬ファミリーの墓標を造営し安らかに眠らせることが出来た。最後に娘がお別れの言葉を送った。
「うーちゃん
一緒に暮らした11年間、とても楽しかったよ。
 うーちゃんが、子供たちを産んでくれて みんながそれぞれに、幸せで、たくさん足あとを残し与えてくれて、感謝でいっぱいです。
 会えなくなって、10年経つけど、忘れることのない、とても大切な存在です。
たくさんの思い出をありがとう。
いつか、会えるかな〜?
もし、また会えたらたくさんたくさん遊ぼうね、それまで、みんなを見守っていてね」
               =おわり=

 
 


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