マリリンの一滴

テレビのドキュメンタリー番組でマリリンモンローの若い時の顔を見つけて、ふと昔見た名場面を思い出した。

「バス停留所」という映画の1シーンのお話

ドン・マレー(？)演じるカーボーイがまだベッドにお休みの踊り子(マリリン)に「起きろ、ロデオに出掛けよう」と、声をかけられたときマリリンの口から一滴の涎が滴り落ちたのである。僅か数秒程度のこの大胆な演出に私は驚き次に感動したのである。

彼女は世界一の美女の一人である。この美女の口からの一滴である。女優としての評価にプラスしてもセックスシンボルとしての

人気に本人や映画会社どのような見通しを描いているのだろうなどと思ったりしたことを覚えている。

その後は周知の通り、彼女は大スターの道を歩み続け、加えてセクシーな美声で男共を幻惑し最後には人知れず去った。

私は今もマリリンの大フアンである。

 

切られた反則切符

いつもの店でお茶を済ませての帰り道、警官に呼び止められた。 「しまった」と急いでシートベルトを手繰り寄せ擬態を取り繕うが時すでに遅し、「止まりなさい」「窓を開けて」「免許証」と警官は迫ってきた。またやってしまった。

こういうとき私は唯々諾々とは下がらない。「家はすぐそこだ(本当は5㎞先)」「年寄をいじめるな」とか言って少し抗弁してダメだとわかってから、警官の軍門に下るのである。

この〈シートベルト非着用違反〉は通算4度目、前回はたしか3年ほど前だった。半世紀前に取得した免許にシートベルトは会わないらしい

署名をさせられ指紋まで取られて私の違反キップは完成した。

何気なくパトカーを見ると丁度走り出すとこだ。私は彼らノルマの達成に貢献したのか・・・・

もっともっと

昨年喜寿を通過した。物忘れが進行し持久力の衰えもはっきり思い知らされているがまだ行ける。先日ゴルフで18ホール回れたので少し自信を回復したところ。

私の趣味は読書、ヨーロッパの関係する哲学的テーマが好み。
最近印象深かったのはポール・ジョンソン氏の「ユダヤ人について」
もう一度読んでみたい一冊だ。

立花隆さんの本に「正確願望」症なる病？があって、意味のない正確さを求める人種を指すらしい。読書好きの私もきっとこの範疇にはいるのだろう。

囲碁も大切な暇潰しのツールで１日のうち5、6時間はパソコンの前にいる。対局相手は韓国と中国の人が中心、ルールは世界共通だが
勝負がつくまでの碁石の流れというか考え方が日本人のそれとは
少し違うように思う。ネット上の国際親善だ。

囲碁や読書(私は精読型)で頭が疲れたら散歩に出る。車と行き交わない田んぼ路をウオークマンを付けて60分ほどのんびり歩くのだが選曲は大体ワーグナー、ワーグナー好き(ワグネリアン)には他のクラシック音楽は耳に入らない。私はそうである。

私の一日はこうして過ぎる。今日まで我が日記帳はだいたい「平穏なり」の四文字で足りてきたが、ブログを開くようになったら何かが書き加わるはず。
明日からが楽しみだ。