レンゲソウを探して 2019.4.18

町田に住んでいた小学生時代。
家の近くの川を渡ると両脇に田んぼがありました。
ちょうど今の季節になるとレンゲの花で紫と緑が鮮やかになります。
クローバーも咲いていたし、野蒜も取ったし、小田急線の土手にはつくしもいっぱい。
多摩地区はのどかで自然が常にありました。
運動は苦手でしたが、友達と遊ぶのは大好きで、田んぼの草花のクッションと畔の段差がちょうど良くて、
でんぐり返しをしたり、ころころ転がっていた記憶があります。

それからもう〇0年。
田んぼの近くに住まなくなって、桜ばかりが春の訪れのようになって、レンゲソウも見る機会がなくなりました。
それが今年はどうしてもレンゲソウが見たくなりました。
インスタグラムで知人が写真を挙げていたこともきっかけになったかもしれません。
その方は具体的な場所は書かれていませんでしたが、調布の方にお住まいだったはずなので、やはり多摩地区のどこかに咲いているのかもしれません。

必死で検索して、松田か茨城か稲城か。
お金が掛からずに行けるところはないだろうか。。。
そんな中、石神井公園のレンゲソウが出てきました。
三宝池の周辺らしい。
それしかわからないけれど、行ってみることにしました。

富士街道をまっすぐ。
テニスコートのある所から左へ。
　　　
この前来たときはあまり人が居なかったけれど、お天気も良く暖かくて人もいっぱい。
勘を頼りに進んでいくと水辺観察園の綺麗な水が流れる場所に恋い焦がれたレンゲソウが！！！
　　　　　　　　　　
水辺は入れないようになっており、橋から眺めるのみ。
　　
他の場所もひょっとして、、、と思って念のため池の周辺をぐるり。
　　　　　　
やはり他の場所にはないようです。
　　
池の周りのベンチにはギターを弾いている人、下手な歌を歌うおじさん、ぬいぐるみの大きな犬を隣に座らせておにぎりを食べているおばさん、不思議な感じもせずに馴染んでおりました。
春。