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とある日

大道芸、喫茶店、蝋梅、街歩き、映画、京都など。

サイとシア/浮彫

2021-03-03 19:05:23 | 演劇
2021.2.27 北とぴあ ペガサスホール




2年前に、奈良まで見に行った現代散楽。森田さん目当てではあったけれど、古代の楽器を奏でる方達とおりんの音色は素晴らしかった。
ゆえにその延長かと思って、前売り券も用意して楽しみに出かけました。
その時は楽器の紹介やら、各自の紹介やら、それぞれのパフォーマンスを披露する舞台でした。
今回はパペットが出てくる事はチラシで目にしていたので、それも面白そうだなぁと漠然と思っていたら、なんと一時間のお芝居でした。
(散楽の方達は隅っこで演奏。たまに演者にもなっていましたが)
そのお芝居の一員として、森田さんは動き回り、時にはパペットを操り、セリフもありました。
お芝居の方達も踊りや演劇のアーティストなのかな。
森田さんは引けを取らずのしなやかな美しい動きで、空間を動き回り、視線が何かを物語る一員として光って見えました。
生演奏の贅沢な音楽や効果的な音を心地良く聞き入りながら、仮面がたくさん出てきたり、二人の夫婦のパペットが歩く軽やかな動きを目で追い続けました。
セリフが聞き取りにくかったけれど、それがハッキリ聞こえたとしても、私にはちゃんと理解出来なかったかも。
話の筋がよくわからなかった。
入り口で頂いた別紙の紙を読んでもよくわからなかった。
ラオスの精霊信仰からのインスピレーションとある。
始まる前に読むべきだったのかな。
始まってすぐ、前衛的な演劇のありがちな独特の台詞回し、よくわからない世界がやってきた。
時代や場所が自分の知ってる時代ではないらしい。
り手の方は何を伝えたかったのか、見ている間も今も考えてしまう。
自分の理解力の無さをどうにか少しでも解消したくなるのだ。
感じ取る力がまだまだだなあと思う。
亡くなった旦那さんをひたすら運んで、その道のりで仮面がいっぱい出てきたのは亡霊たち?
奥さんは死んで霊となった旦那さんに会いに行ったの?
何故妹と言い張るのか、よくわからない。
どうなって終わったんだっけ?
一番肝心な事もあやふや。
そんなイメージビデオを見たような感じしか残らなくてよかったんだろうか。(申し訳ない)
私の知識や想像力の乏しさも考えたりする。
別紙にあった「日々の生活を丁寧に生きている」
それを私も感じたかった。


2013/3/10 あらららら・・・ 発電ジョカ!!

2013-04-25 22:15:04 | 演劇
池袋のシアターグリーンで初めて発電ジョカさんの舞台を観ました。
シルヴプレさんと加納真実さんが舞台でどう演じられるのか興味津々でしたが、
ほぼ普段の大道芸とかけ離れることもなく、加納さんに至っては言葉を発することもなく、淡々と舞台は進んでいったのです。

一番印象に残ったのは、発電ジョカのメンバーである女性2人が元気よく発声よく喋って動くこと。
元気オーラを発電している。それが魅力。
話自体にはそれほど感動とか、歌とか踊りがあるわけでもなく。
あの家族が思ったことは言葉にする!っていう設定が気持ちよかった。
なかなか出来ないことだから。
盛りたてるfollowもしなくちゃいけないのは面倒か。な。

帰りに来ていた顔馴染みのメンバーと飲めたこと、
お店を出たら、やはり同じ時間に観にいらしていた光洋さんとお会いできたことも嬉しかった。