とある日

大道芸、喫茶店、蝋梅、街歩き、映画、京都など。

薔薇の季節

2020-05-16 11:26:59 | 
2020.5.9
この日の一週間前くらいにしばらく会って居なかった友達から電話があった。
2年前に池袋西武で偶然再会した友達だった。
パソコンも処分して、一度も携帯を持った事も無く、10年前くらいに年賀状も止めますと書いてきたゆえ、どうしても疎遠になってしまっていた。
でも、LINEや携帯が気軽になる前に知り合った人達は繋がっているとすれば年賀状だけで、何年も会えなくてもどこかで元気で居るものだと思っている。

この日も後から思えば、表示が公衆電話だったのだから、不思議に思わなくてはならなかったのだけれども、いつもと変わらない声や喋り方につい「元気だった?」と発してしまった。
聞けば病院からだった。
彼女の唯一の家族はお母さんだけれども、入院前に老人ホームを探して入所しているとのこと。
面会許可が有るのはいとこのお姉さんだそうだけれども、お母さんがそういった状況ゆえに私がお見舞いを許されそうという話でした。
いったん連休後に行く約束をしたけれど、再び電話が有り、今月はやはりコロナの為にダメそうだと。。。










5月が終わったら必ず行くから元気でいてと電話を切りました。
そう話した一週間後の朝にもう一度電話が。
会えそうだから早急に来てと。
30分程で準備して、二ヶ月ぶりくらいに電車を乗り継いで病院へ。
何を話したらいいのか、悩んでいたけれど、いつも通りに振る舞ってくれた彼女に助けられて、食べものの事をたくさん話したりした。
15㎏痩せたというけれど、話すとそんな事も気にならなくなるくらいいつも通りだった。
ご飯が運ばれてきたので、そこでその場を離れたけれど、1時間半ほど、病院に居ました。










帰りは電車に乗らずにいつも遠出していくスーパーを目指して遠回りして帰宅。
駅前の薔薇はいろんな種類が植えられて居ます。
旧古河庭園よりもわさわさとたくさん花をつけていて、香りも漂う。
誰がお手入れしてくれているのだろう。
薔薇に感謝する帰り道。



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