古来、人は道を作り、行き来することで、互いに結ばれ、文明や歴史を築き上げてきた
「一本の道」は、そんな歴史と自然に彩られたヨーロッパ各地の“一本の道”を
何日もかけて歩き抜く新しい紀行番組である
旅をするのはNHKアナウンサーと日本語が話せる地元の人(NHK)
2015年〜2018年頃にNHK BSプレミアムで放送された
山道や畑の中を通り、樹林帯や海の見える丘、中世の面影が残る都市、そして人々との出会い
50〜60kmの行程を一週間程かけて歩く、登場するNHK女子アナは変わる
歩くことにあまり馴れていない女子アナがほとんど、彼女達の感動、感激が素直に伝わってくる
自然や歴史も素晴らしく、心惹かれる好きな番組であった
昨日(5日)、2016年5月に放送された番組の再放送があった
月1回程の放送だったので、見落としもあり初見であった、一柳亜矢子アナが6日間かけて歩いた
一本の道「“黒い聖母”の巡礼路をゆく~フランス・ミディピレネー~」
フランス南部ミディピレネー地方のロット県は、なだらかな起伏がどこまでも続く美しい丘陵地帯
そこにキリスト教の重要な「巡礼の道」がある
断崖絶壁に造られた奇観の町・ロカマドゥールに「黒い聖母」と呼ばれるマリア像がまつられており
中世以来、大勢の人々が巡礼を続けてきたのだ(NHK)
一本の道がある 長い年月人々が行き交い歴史を重ねてきた
わたしは歩く さあ一本の道を歩こう・・・
巡礼の道を行く
ロカマドゥールの町
「黒い聖母」と呼ばれているマリア像 (TV画面を撮影)
余談
「ニュースウオッチ9」の桑子真帆アナ、「あさイチ」の 近江友里恵アナも・・・
番組をご覧になったのですね。
私もこの巡礼路の景色が大好きです。
道としての世界遺産登録は、日本の「紀伊山地の霊場と参詣道」、メキシコとアメリカを結ぶ銀の交易路「エル・カミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ」、南米の「カパック・ニャン(古代インカ道)」と、この巡礼路の4つのみなのだそうです。
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して、欧州各地から沢山のルートがありますよね。
このトゥールーズを通る古道も趣があっていいですね。
正式な巡礼者の服装は、大きな帽子に裾の短い外套、長い杖にホタテ貝の飾り、水筒代わりのひょうたんと定められているそうですが、こんな格好で巡礼宿(アルベルゲ)に泊まりながら歩いてみたいですね。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへは行ったことがありませんが、真っ直ぐ大西洋沿いに下りたポルトガルのポルトという町までは20代にひとりふらりと行ったことがあるんですよ。
北欧編もイギリス編もよかったですね。
カメラマン何人連れて行くのだろうとか思いながら楽しんでます。
さすがmacotoさん、色々とご存知で、とても勉強になりました。
巡礼路を歩く、決して派手な旅番組ではありませんが、なぜか惹かれますね。
またいつの日か再放送されるのが楽しみです。
昨年、スキー友からイギリスを歩くのを誘われました。
気持ちは動いたのですが、年齢的要因で断念しました。
彼はヨーロッパを数回歩いています。
macotoさんならば、巡礼服装で歩く事を計画されるのではないでしょうか。
北海道でも「フットパス」として歩くコースが増えましたね。
私でも歩けそうなコースがありそうです。
ふふ、「一本の道」、やはりお好きでしたね・・・
NHKさん、もっと再放送をしてくれるとありがたいのですが。
陽季さんが駒ヶ岳へ来た時は、4名が並走していました。
陰のスタッフはそれなりに大変なことでしょうね。