「相模の大凧まつり」
5月4日と5日に相模川新磯地区河川敷の4会場にて開催。
天保年間(1830年頃)から継承される神奈川県相模原市の伝統行事です。
凧の大きさは14.5m四方、重さ950kgの8間凧(はちけんだこ)で、128畳とのこと。
凧揚げの準備中。手前にはずらっと露店が並んで大賑わいです。
風を受けるように、前側を上げ(引っ立て)後ろを押さえます(凧押さえ)
風を読む「引っ立て指導係り」の引っ立て開始の号令で、風を受けた凧が立ちました。
引っ立てと凧押さえの安全が確認された段階で、
「引き手指導員」の号令のもと、引き手が一斉に引き綱を引きます。
凧が浮きましたね・・・
風と凧の揚がり具合で、引き手は引いたり、その場にとどまったり、綱を放したり。
大凧作りや大凧揚げの技術は地域住民に受け継がれています。
大凧を揚げるには人力だけでは限界があり、いかに風の力を利用するかとチームワークと思います。
たかが凧、されど凧、培ってきた技術や経験はすごいですね・・・
今年の凧の題字は市民公募により、「喜翔(きしょう)」と決定。
米大リーガー、ドジャースの大谷翔平選手の活躍に世界中の人々が喜んだことから。
これからも大空に羽ばたくこと(翔)を願って・・・
凧連(大凧保存会)
相模川の土手の上には、気持ちのいい散策路が・・・