フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

淡竹(ハチク)08・06

2008年06月04日 | 山歩き、信貴・生駒方面
  淡竹です、(淡竹の筍)。 

淡竹(ハチク)の竹の子が、田舎よりと知人からと偶然にも2便届いた。
太くて立派だ(径4~8センチ)、その一分である。

私の知っている筍の種類。 
孟宗竹、真竹、淡竹、等がある。 何れも食べれば美味しい。

この「淡竹」という種類、時期的に「孟宗竹」が無くなった頃
姿を現す。
食では、軟らかく甘くアク(苦味)やエグ味が少ない。
欠点もある、煮物では軟らかいので大きく切らないと細切れに
なり見栄えがトコトン悪い。(繊維質に対し直角に薄く切らない
方が良い)。


送られてきた竹の子は梱包の関係で先っぽが切り取られて無い。
竹の子の全貌を画像に撮りたくて、山に登って実物を見に行って
きた。

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↓時期的には最盛期、伸びてしまい大きくなっているのがあった。
 ここは山の中腹、管理されている山なので竹の子も立派でやや太い。

 正確には管理地の境界を越えて別の無管理土地に伸び出している。
 無管理地でそこそこ竹林は広がっている。

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↓山の山頂付近では痩せていて、径1~3センチ程度とメチャ細い。
  山中で出会った方に頼んで写真だけ撮らせていただいた。
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竹薮付近は、アチコチに人が多く延べ10数人~20人?くらい。
皆さん夫々 親指程度の小さな淡竹の竹の子を10本程度提げていた。
ここには想像出来なかった別世界がある。
行く先々で楽しそうな人の声 まるで、ピクニックのようだった。


↓細すぎ?。径2センチ以下(親指サイズ)。
 ここは殆どがこのサイズ。 これより太いのもあるが出会うのは稀。
 探すこと約1時間余、ヤット見つけた。 出会えて感激。
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美味しい筍とは
筍の種類では「孟宗竹」「淡竹」「真竹」を知っている。

美味しい、とは個人差が大きいのでどの種類がどうだとは云えない。

以下記述は個人的な見解となる。
風味(甘くて苦味無く 程よいエグ味が残っているもの)が一番とも
云う。逆に、少しでもエグ味が残っているとダメと云う方も多い。

この風味、程よいエグ味が問題だ。
アク抜きにて苦味を完全に取るとエグ味まで無くなる。
何の風味も無いものとなってしまう。

軟らかさや甘味がある事が前提だが、苦味が少ない方がアク抜きが
簡単で、アク抜きを簡単にするとエグ味がほのかに残る。
要は。
苦味を抑えた(土質・土被り)且つ、苦味を増加させない(鮮度)
のがポイントのようだ。

一般的には「○○」種が美味しいと云われるが、産地(土質)・気温・
時期、鮮度(空気に触れるのがいけない、掘り出してから1時間以内
に下茹する)・土被り、等の変動要素が多分に関係する。

いくら有名な産地やその朝掘り品等云っても、我々、一般的な庶民
が手に入れる頃には数時間以上又はひどい場合数日経っていて
鮮度なんては無意味の状態にある。(真空パックされた産地直送便
は別)

味ウンヌン吟味する以前の、重要な要素が吹っ飛んでしまっている。
従って、ブランド品の本当の美味しさは知らない。
買う日・場所によって夫々味はバラバラ。

名の通った産地でないご近所で戴いた筍の方が遥かに美味しいと感
じる。
最盛期になると毎年のように数軒の方より戴ける(一時に重なるが)
のでわざわざ高級な産地直送は買わない。それまで安いので辛抱する。
そのような環境が出来上がっている。



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