フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

フウラン見ーつけた

2006年02月06日 | ◆フウラン一般

永い間の願望だった場所を訪れ、自生フウランをやっと見つけた。全くのフウランを探す
などは期待できそうもない 大雪後の冬の温泉旅行目的の行き工程の事だった。
フウラン作りは自然に学べと先輩から教えられたことがあり、探し尋ねあげた結果数箇所の
自生状況を見学させてもらった しかし、これらは全て誰かさんのテリトリーであり、独自で
見つけたいと願っていた。

10数年ほど前に聞いた話だが、この地方は自生フウランの宝庫で 車で30分も山に入れば
フウランにぶつかると教えられ半分は信じていなかったが、その反面一度は行ってみたいと
常々頭から離れることがなかった場所だ。
長いトンネルを2つ程抜けると、別世界のような日の当たる明るく雪の少ない場所に出て、
お寺か神社の奥山のような広くてコンモリトした大木群を見つけ登ってみた。

期待ばかり大きく、まだフウランに会ってない段階なのに 永いあいだの願望の地に
降り立つことの感動で快い振るえを感じながら上ばかり見て歩いた。

周りは見渡す限り雪又は雪に囲まれた地方であるが不思議に山には雪が少なくその
中でも雪の少ない尾根ばかり30分程登ったところの東側に谷川の流れる音がする 
斜面の大木で見つけた。

東南の方向に着生していて小さい子供も少々左側に見える。地上約10m以上は軽く
ありそうな場所に着生していて全く手の出せない遠くだ、下の方5mほどにはノキシノブ
見える。
大小10本程の大株で画像ではよく見えないが上側には縞斑が2本あり又、虎斑のように
見える葉は 望遠鏡でよーく観察するとどうも日当たりが良過ぎる関係で起きた焼き斑の
ようだ。
今年は稀な大雪で且つ寒波につぐ寒波での厳冬の中、葉の皺も少なくこれが
自生の姿かと、更なる感動を覚えた。

どうか何時かまた会える日まで枯れないで生きていてほしい。



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