
そのソックリさんの一部を紹介する。
もし「ツクバネ」が見つかったら大切にしてほしいと願いを込めて。
「ツクバネ」を探して町や山歩きをしていると良く似た葉姿の植物に一杯出会う。
春過ぎの
新緑の頃は葉に波打ちが入る物もありもっと似てくる。
我が近辺のハイキングコースでは、ツクバネが仮に存在しても育たない環境がある。
ここを訪れる家族連れ等ハイカーの安全の為、毎年定期的に整備してくれている方がいる。
有り難いことだといつも感謝して通る。
道を直したり又毎年6月~10月にかけて行われる雑草や低木雑木が伸びてこないように
小さく刈り込む作業だ。
場所は夫々異なるが、この方達に数人にツクバネの事を訪ねたがことがあるが皆ツクバネは
???ものだった。全く知らない。
刈り込み作業は、指示された場所を何の思考の余地もなく、大きな木のみを残し自動的に
進められる、
木々や雑草が実や種を付けて落下し増えすぎるのをおさえるためには、6月頃新葉が伸び出した
頃から刈り込みを順番に始め、決められた区域全体の作業を秋までに終えないといけないらしい。
従って何でもかんでも刈り込まれるのでツクバネが有ったとしても育たない。
ちなみにもっとひどいのは、全く知らない人が指示を出し且つ、知らない人が作業を行う為か、
せっかく植え込まれたツツジ等でも蕾みを持った8月頃自動的に刈り込まれている場所も多く、
これでは次の春いくら楽しみに待っていても花が満開になるずがない。
3分咲き程度のツツジを見て、もう咲く蕾みが無いのに、開花までにはまだ1週間早いとか
10日早い、来年は1週間程遅くここに来よう、とか言って通る人の方が多い。
皆さんあまり怒らない。(私はケッコウ怒っているが態度では示さない。)
興味が無いから自分の訪れた時期が悪かったと思っているのか又は、ここを訪れる方たちは
所詮皆よそ者だから遠慮して、よその行政には口を出さないのか、どちらかだ。
更には山ユリが良い例だ、無造作だから悪いタイミングの時期に刈り込まれるから花は咲かず
当然種も出来ないから、なかなか増えない。
何があっても怒らない、日本は平和なところだ。
話はもどる。
7~10メートル以上離れると、木姿や枝の立ち上がり方等が同じに見えるからツクバネの
ソックリさんとした。
1、ツクバネのソックリさん、4種
これら正確な名前は知らない、調べても調べきれなかった。
これらの木の葉の形態は、四季により又、日の当たり具合、更には若い木か老木かにより
それぞれ大きな変化をする。したがってツクバネ、ソックリの時期がある。
上左と下右画像はウツギ(空木)の仲間である、木の中が空洞になっていて、昔仔供の頃は
この空洞を利用して笛を作って遊んだ記憶がある。
1、ツクバネの葉の変化、4態
一方ツクバネの方も上記と同じように四季夫々変化するのでプロペラを付けてないと判別は
困難となる。
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