

(9月22日)
先日知人の山に栗拾いに行ってきた、家に帰り沢山のお土産を妻に
見せたところ、私も行きたいとしきりに言う。
知人に招待された山は、危険な場所なので連れて行けなかった。
本日は、飛鳥路散策で彼岸花をみるべく予定していた。
方角が同じなので、午前中だけ栗拾いに行くことにした。
昨日、近畿一帯は極所的な突風と特に強烈なドシャ降りがあった、
栗拾いには好期だ。
この期を逃がすと収穫はガタおちとなる。
比較的安全な場所で心当たりはあった。
わらび採りや、キノコ採りに行って偶然見つけた。
特大と思える腐りかけたイガが沢山落ちていた場所だ。
早速行って見ることにした。
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尾根から続く急斜面に背丈10m以上はあると思われる大木がある。
拾う場所は谷底に位置する。
危険なので、妻を安全な場所に残し様子を見にい行った。
雑木が成長し地面に日が当らない為か下草は全く無い。
行って見ると誰かさんが2人、夫婦連れの先客だ。
その奥にも栗の木が見える。
一緒に拾わせてと声を掛けたら、もう、アチコチで沢山拾ったので
帰るところとだ言っていた。
先客は、奥の木の下を探したら直ぐに帰るからここで探したら!、
毎年こちらの木の方が粒が大きくて沢山生る木だ、と言って場所を空けて
くれた。
しばらくすると先客は、奥は全く無かった、と言って戻って来て帰って
行った。
妻も、心細くて一人では待っていられないと遠回りして途中まで降りて
来ていた。
かなり離れた谷川の流れを探してみると1個大きなイガが見つかった。
昨日はかなり風雨が強かったようだ。
早速妻を呼んで2人で探した。
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妻と2人の秘密の場所だと思っていた。
だが、先客の話ではたいていの人は知っていると言われた。
別の場所も2箇所教えてもらった、 小粒の木は教えなくても何処にでも
探せばソコソコ有るので、探してもなかなか見つからない大粒の場所を
教えてあげると言った。
おかげで短時間で沢山拾うことが出来た。 感謝カンシャあるのみだ。
粒が特に大きいのがタマにある、特大粒だ。25g?はありそうだ。
感動した。
山栗でこんなに大きいのは滅多にお目にかかれない。
私の知っている木は、たまに特大粒のがあるが、沢山成らない種類だ。
生で味見をした。
残念ながら、大きさは栽培種より小さい、味が薄い。 淡白過ぎる。
小さいヤツに甘いのもある。 バラバラだ。
見た目は似ていても、味では栽培種にかなわない。
私より妻の方が見つけるのが上手だ、私が2・3個拾う間に妻は
5・6個拾う。
(わらび採りに行っても妻は私の2倍は採る。)
時間はまだ10時40分を少々回ったところ。
ルンルン気分で電車に乗り、第2ラウンドの飛鳥路に向かった。