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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

いちじく、 追加品種 08・07-(6)

2008年07月20日 | ★イチジク
  イチジクの挿し木、その後の状態。  

挿し木後の状況は、かなり悪い。
せめて充実した頃の、2年目枝か又は当歳枝でも色の茶色く
なったのがほしかったが、若い緑色の瑞瑞しい枝をくれた。
この場合は時期はずれもあり更に手ごわい。

時期的に挿し木するには遅かった。
執念で根付かせようとガンバッてみたが、暑すぎて手の打ちよう
が無い。 今は陽射しが高く庭中探しても全く日陰が無い。
日除けをしたり又、エアコンの効いた部屋に入れ加湿してやる
手もあるが、労力をかけるのもバカバカシイ。
後は、
外の出来るだけ日陰の多く取れる場所に放置して見守るしかない。

↓ 1本の枝から挿し穂を4本とった。
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↓ 本来の葉は枯れてきたが、枝自身が持っている活力で新芽が
  出てきた。
  これから、この芽が成長・展開するがこれに誘導されるが如く根が
  出てくる。・・はずだ。 根が出ないと枯れることとなる。

  あまり暑いと挿し木の根の出るはずの切り口が腐る又、
  上部の蒸発量が多すぎると空気が侵入し切り口に水分がなくなる、
  何れもカルス形成が出来なくて腐る。 要は枯れると云う事になる。
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↓ 後10日余りで生死の判断がつく。
  手前の一番太い枝に期待している。
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これまでで、「マスイド-フィン」系は沢山確保出来た。
親木含めると10本は越える。
後は4.5年かけジックリ味で選別し1本残すだけだ。
友は、凝り性だというが少し違う、単なる凝り性でなく
拘り性だ。

これ以上鉢数は多くは増やせない、あと10数鉢ならなんとかなるが。
増やすと我が家の 自動潅水システムが能力オーバーとなる。

現状は半ば玉突き状態である。 何か鉢数を増やすとどれかが突き出され
犠牲になる。 特に夏場の旅行や帰省時に水枯れで少しずつ弱りその後
消滅していく。 従って大切な物(予備)は前もって田舎に預ける。


ココまで高温になる場合の挿し木は、鉢ではなく、温度上昇の少ない
大地(庭)に直接挿すのが良いと解っているがそれが出来ない。
ネコが侵入して挿し木を掘り起こす、又は接触して苗を動かす。
少しでも挿し穂が動いてしまうともう根付かない。
オシッコをかけられると直に枯れ込んでくる。

ちなみに、我が家ではネコ被害が大きい。
我が家では、隣のお家やご近所の飼い猫(本当の飼い猫と毎日餌を
与えてなつかせているノラちゃん達総勢10数匹が、常にウンチや
オシッコをしにやってきて庭のアチコチを掘り起こす。
3つのグループと飼い猫数匹である。

私が植え替えをしていても、前からやってきてジート待っている。
目がを離した一瞬の内にその我の場所飛び越えて後ろの目的地?の
南側の物置の裏に侵入する。
このジャンプ力は想像を遥かに超え、オリンピックに出れば金メダルは
確実だ。着地で鉢など簡単飛ばされ割られる。
追っかけていると別のが北の物置と、更には別のが東の車の下に侵入
してくる。

2種類いてる。
ウンチをすませると土を掛けるしぐさはするが別の場所に土をかけ
臭いをかいでからウンチ丸出しなのに何食わぬ顔で立ち去る。
このては場所を選ばない、車のシートを掛けてあるその上にウンチ
をする。植木の鉢の上にする。朝起きてドアを開くと臭くてたまら
ないので発見する。

一方、臭いをかいでから更に土を掛けて念入りに隠すのもいてる。
このては高さ80殻100センチのネコよけネットを飛び越えて
菜園に侵入しアチコチ堀返す。従って野菜などは作れない。
毎日同じ場所にしにやって来る。

野良ネコには餌を与えないでほしい。餌を与えるなら飼い猫である。
飼い主は管理してほしい。

まだノラは多すぎて模様が似ていて特定・区別が付かないが。
よく肥えて丸々太ったのや、鈴を着けたの、リボンを着けたの、
多分これらは飼い猫と思っている。これがウンチをしたり野菜
苗をメチャメチャにする等かなり悪さをする。

ネコ被害対策で気が狂いそうだ。

いちじく、 追加品種 08・07-(5)

2008年07月19日 | ★イチジク
  新規いちじく苗?をもらってきました。  

前回、枝をもらって挿し木をしたが、どうも枯れそうだ。
予備確保の為、心当たりを頼りに探しに行って来た。

枯れそうな挿し木を生かす為に。
お守りのようなもの、予備があると不思議に枯れない。

今回戴いた苗。
長さ1~3センチのヒゲ根が夫々数本程度ある。
苗と云うには根が殆ど無いが、単なる枝でもない苗に近い枝だ。

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品種名「不明」にて。
昔20年程前迄は沢山作って出荷していたが、その後は境界の風避
けに周囲だけ残してある。 剪定も冬期のみのやる程度で後は全く
の放置栽培、とのこと。

我がウォーキングコースの途中、10m程度離れた場所にコースに
沿って10?本程度植えられている。 その奥は田んぼだ。

ここ数年毎年観察しているが、右端から2本目と5本目の株だけ
が毎年11月中旬頃と遅くまで大きな実を付けている。
この2株だけが遅生りの別品種ではと思い長い間目を付けていた。

我が家の株は9月には殆ど実を付けないので、これを見る度、
採らなくて放置するだけなら、ほしいものと又、羨ましくも
思って通っていた。

今回、その株の枝(子供)を戴いてきて挿し木を行った。

頭の中にあるのは、遊歩道から見える初冬で落葉を始めた頃の
景色である。 実際奥の中に入れてもらって反対側から
眺める風景は、イチジクの株数も思っていたより多く又、モモ
・スモモ・ユズ等が多く植えられていて全く違って見え(右から
2本目と5本目の株)の見等が付かない。 困った。

今年の冬、混んできたので適当に株を根っこから間引いたらしい。
高い2m程の金網の塀のせいで内部がよく解らなかった訳だ。 

品種不明だが木の種類は皆同じと言う。 一番端の株の挿し木
増殖分だと言う。 更に困ってしまった。

芽摘みや切り戻しをして枝の若返りを遣っているか訪ねたところ、
遣ってない、冬の剪定だけ、だとの事。

半年遅かった。 間引きにより目的の株が特定出来なくなっていた。
期待していた品種の入手にも 目的の物か自信が持てない。
仕方なく右から2本目の株に的を絞り、近辺3株の枝(苗)を、
戴いてきた。
枝といっても株元の枝なので、周囲の枯れた積み草を取り除くと
既にチョロチョロ根が数本伸び出している。

上苗だ。 根付く確率は単なる挿し木より遥かに高い。



いちじく、 続・最後の1個 08・07-(4)

2008年07月09日 | ★イチジク
  我が家のいちじく早生り分最後の一個 その続編。 

本年度前半部(早生り分)が最後の一個となりました。
イチジク 08・06-(1)の画像2枚目、袋掛けされた収穫分の
右側に生っている果実が今回の観察分。

イチジクは、まるでメロンの収穫のように大切に育て時期を待つ。
味のほうは、梅雨なのに雨も降らず、従って味が濃く熟し最高。
この種類だけか程よい酸味がある、それが甘味をより引き立たせ
旨味に変身させている。 この味は我が好みに合っている。
古い品種の中では、作り易さもあって満足出来るレベルだった。
土質と肥料が大きく味を変える。(鉢植えにすると同じ肥料を
やってもなぜか美味しくない)、 かなり微妙だ。

最近の、次々と発売される新種はこれを越えられるのだろうか?。
今、作り易く更に美味しい品種を探している。

探している基準。 自分好みの美味しいことが一番。
 ・、果実の大きさは100g程度以上ほしい(美味しくても小さい
    と袋掛作業が面倒だから)→鳥・ホコリ・虫の被害防止策)
 ・、完熟しても大きく割れてこない。(ホコリや虫が入らない)
    →(営利栽培では割れ始めた(完熟)ら収穫だが、家庭栽培
    では後1日か1、5日(完全完熟まで)放置するからホコリ
    が入り易い)
 ・、病気や害虫に強い。(無農薬・放置栽培が出来る)
 ・、暑さ、寒さに強い強健種。(放置栽培が出来る)
 ・、秋果がメイン。(冬期、全て枝を切り落とせるので木が
    コンパクトに仕上がる)


↓ 本日の収穫分1個、(全長約9.5~11センチ、220g)
  皮が柔らかく手で持つとそこが剥がれてくる。
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↓ 前回収穫時の画像
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↓ 今回の分、袋掛直前の画像
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↓今回の分。袋掛直後の画像と収穫時の画像。
 1.5センチほど大きくなっている、袋のタルミ具合で分かる。
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小さい時は、イチジクが好きだったがカブレるので苦手だった。
年上のお兄ちゃん達に採ってもらって食べていた頃、美味しかったが、
口の周りや手の指と指の間に湿疹が一杯出来た。
夜にならないと、直ぐには症状は現れない。

自分一人で採れるようになると、こんどは顔・首筋一面から手・腕まで
湿疹で腫れあがった。 葉に皮膚が触れるだけでカブレた。
次の時はカブレで体全身が腫れあがった。
高熱が出て、全身がカユクて狂い死にしそうだった。
怖かった、今でもハッキリと覚えている。

父親はビックリして全てのイチジクの木を切り倒してしまった。
(だが、いちじくは切ても切ても直に芽を吹いてくる)


要は、葉に触れなければ、また白い汁に触れなければ良いと解った。
夏なのに厚めの長袖シャツの上に更にカッパを着て手袋をし
イチジクの葉や枝に体が触れないように完全武装して採った。

小さい頃は皮膚が弱かった。一番はひどくなるのが「うるし」次が
「イチジク」である、その次が「クルミ」。


草カブレも度々あった。草に触れ皮膚が少しでも傷ついたら湿疹がでた。
草カブレは 症状的には、「イチジク」や「うるし」「クルミ」等に
比べると軽いが、気が付いたら腕と首筋の辺りに湿疹が一杯出来ている。

「うるし」のお椀は触るとカブレルからダメだった、「うるし」は木を
見ただけでカブレタ(木をみると恐怖が蘇り湿疹が一杯出た)。

田舎の子は、少々の事では待ってくれない、小学生になれば即
牛の草刈りのお手伝いに毎日出た、草カブレが出るので完全武装
だった。
大きくなり、小学校3年生くらいになるとイチジクや草カブレも
少なくなった。
中学生くらいでは平気になった。 もう無防備でもカブレなくなった。
成長と共に体質が変り抵抗力が出来た。

但し、「うるし」の木だけは抵抗力が出来ているかどうか試した事が
ないので分からない、試したくもない。

ただ 今でもイチジクの手入れ中、蚊や虫に咬まれカユクなっただけ
なのに、昔のイチジクの怖かった恐怖の体験が一瞬蘇り背筋が凍る
思いだ。


いちじく、 追加品種 08・07-(3)

2008年07月05日 | ★イチジク
  新規いちじくを買ってきました。 

品種名「ドーフィン(マスイドーフィン)」です。

新規と言っても昔からある古い品種にて、我が家では新規です。

知り合いから戴いた品種の挿し木が活着しそうもなく、面白くないので
これと同じ品種の苗が売られてないか、お店に探しにいって来ました。

見比べる為に、現物の葉3枚と、それぞれの品種の葉の形状をカメラに
保存して持って行って比較しました。

どうやら、ドーフィン(マスイドーフィン)とほぼ確定出来ました。

どのお店に行ってもドーフィン/マスイドーフィンは数本づつ有って
全部見て回った結果、数十本がほぼ同じ葉形をしていました。

(ちなみに、我が昨秋買ったマスイドーフィンが葉形がやや異なり
偽物のようです。
秋に買うと判別用の葉は落葉していて皆無、先端に芽だけが残っている
状態なので、品種ラベルだけが頼りだ。)
春になって葉が展開し、葉が10数枚出て大局が見えた時点で葉形が
極端に異なっていればそこで偽物かどうか判別出来る。

従って、ドーフィンばかりを買ってきました。

出所の違う別々の株4鉢、これだけあればどれか1本くらいは本物がある
だろうから。

↓買った「ドーフィン」の出所別ラベルのみ。
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↓「ドーフィン」。
 マスイドーフィン=桝井ドーフィン=ドーフィン、同じ物。
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↓「ドーフィン」の実付き株、観賞用鉢植え品。
 既に実が数個生っていて、後1・2ヶ月もすれば待望の試食が出来る。
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今回、夫々ドーフィンばかりを4本買った。 買ってしまった。
最初、お店を3軒回ったところ、どのお店も小さな苗木しか無かった
ので仕方なく小さなのを買った。 これが間違いだった。

たまたま次の日、友達に誘われ車で遠出をした際、道筋にて2軒の
大型店を見つけ寄ってみたところ、大きな株が有ったのでツイ買って
しまった。
最近の新らしい品種もほしいので探したが、見当たらなかった。
これはボチボチ探すこととする。

背の高いのは庭植え用、 実生り分は観賞用、 後の2本は
学習用に使おうと思っている。


《「マスイドーフィン」は2種類存在すると思えてならない。》
要は、収穫期が11月初旬頃までと永い期間収穫出来る分と
我が家の栽培している品種のように9月初旬頃で終了してしまう分
との2種類だ。

我がクイシンボウからすると、同じ育てるなら収穫期間の長い方が
嬉しい。 沢山入手しこれに当ればと期待している。

最近の新品種はまだ良く知らないが、 耐病害虫性、枝性等、栽培の
容易なこと、これが一番。
味も、甘味と酸味の調和が抜群にてこれも一番。

更に良い品種が出現しても、最低限この品種だけは確保すべきと思う。

< 追加 >
後日解ったことだけど、「早生ドーフイン」と言ってホボ同じで
「ドーフイン」より、早くから収穫出来る種類があるらしい。

早速チャリンコで近辺を廻り調べてみた、更に複雑だった。

早生と言うより逆に「遅生りの分」があり、双方を植えておくと
品質が同じなので、出荷時の最盛期が長く保て都合が良いとのこと。
早生と言っている?のが普通生りの分で、それに遅生り分と区別
していたらしい。

「早生ドーフイン」があるとか。一方、それが「普通生り分」にて、
「遅生り分」があるとか。
更には、全て同じにて、天候のかげんや比較的温かい地域では11月
頃までの遅くまで実が生る。 とか、・・・・・非常にややこしい。



いちじく 08・07-(2)

2008年07月04日 | ★イチジク
  我が家のいちじく早生り分最後の一個。 

本年度前半部(早生り分)が最後の一個となりました。
後から熟す小さい分は、それほど珍しくないので無視かも。

一般的には夏果・秋果と区別するようですが、我が家の品種は、
秋果に相当する分の収穫が9月一杯にて終了。 その後次々実は
生ってくるが大きく成らず萎んでいく。 従って秋果が無い。
いまひとつ不満の残る品種である。

↓ 後数日で完熟。 完熟すると更に大きくなる
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↓ 熟し初めた、下に穴が開いてきた。
  この穴は受粉用の穴で熟し初めると開いてくる、この穴から良い香り
  を放ち花粉媒体となる昆虫等を呼び寄せる。従ってその後は虫さん
  達が集まってくる。
  食用種は結実することは無いが、習性だけ残っている。
  これが袋掛の時期だ。
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↓袋掛をした。
 早生り分(6月中旬~7月初旬) と遅生り分(7月中旬~9月)
 の大きさ比較。
 左下が遅生り分、収穫の頃にはまだこの2・3倍くらいまで大きくなる。
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