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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

いちじく、の挿し木 08・07-(1)

2008年07月03日 | ★イチジク
  トビッキリ美味しい?といわれる
         いちじくの挿し木をしました。
 

何処のものより美味しいと味自慢のお家の
            枝を戴いてきて挿し木をした。

いちじくの美味しいは個人差もあろうが、更に品種よりはむしろ
収穫時期の問題が90~99%を左右する。

雨に当ると水っぽくなるので、その前に収穫したい。
我が家では、時間単位?で決める。

収穫時期が近づくと急に肥大して色にて判別は容易になる。
そこからは1個づつ各々の管理になる。採るのは、後半日待とうとか、
後3時間待とうとか時間単位決め、雨が降るギリギリまで採らない。

このたった1日又は3時間の差が甘味を5倍~10倍に引き上げる。

オリーブオイル等塗れば完熟するとか言われる、この場合外観上完熟に
見えるが不思議に甘味は増ていない。

従って、「トビッキリ美味しい」は収穫時期の違いと推測している。


山歩きで初めて出会った方に頼んであった。
挿し木の時期は春なのでその頃、運良く出会えたなら挿し穂を家まで
取りにくると良いと言われていた。  「縁」と云うやつだ。
毎週2・3回は何処かの山に登っているらしいが、この辺りは
月一回程度と言っていた。 その後今日まで出会う事がなかった。

たまたま偶然ヒョコリ出会った。
今は時期的に遅く挿し木はダメなので来年の春だと、言われた。

家を教えておくから、その頃来取りにきたら良いと言われ、後について
行ってみた。

飽きっぽい正確なので来年の事など解らない、もう興味が無くなっている
かも知れない頃だ。

従って、ダメモトでトライしようと挿し木用に枝をもらってきた。
見た感じ、どう攻略するかイメージがまとまらない。
自信喪失する、想定外の形態と若すぎる軸の色をしている。

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山登りで使って、空になったペットボトル3本に水をいれ差し込んで
持って帰ってきた。 それなのにケッコウ軸がシナシナだ。
葉もシナシナ、挿し木している時点で垂れて下を向いている。
活着するのだろうか?。

これでは苗を買った方が早そうだ。
しかし、品種名が分からないそうだ、 困った。


イチジク 08・06-(1)

2008年06月28日 | ★イチジク
  大きなイチジクが生りました。 

このイチジク早生り、我が家では(6月中旬~7月上旬)分と、普通生り
(7月下旬~8月)と2回生る。

これは早生りの分、数は少ないが特に大きい。

イチジクは時期が来ると同じような品種2・3種が売られている。
買って食べると味が悪い、完熟しない早い時期に収穫しているから。
後1日又は1.5日置いて収穫すると美味しさは5~10倍となる
(糖度的には2~3倍程度?)から不思議な果物だ。
ちなみに。ウォーキング先の出店に並んでいれば、見た目の色艶は理想的
でついツイ買ってしまうことがある。 食べてみてたいていはガッカリする、
マズイ、捨ててしまう。
たまにソコソコの味のものもある、美味しくもなく まずくも無い、
滅多に出会えないが。 別グループの買った方達はこれを美味しいと
言って食べている方、一方 美味しくないから買わないという方、
好みはマチマチだ。イチジクの本当の味を知らない方達と思っている。

本題にもどり。更には、完熟等とは別の次元の現象にて。
味は土地(気候・地質)によって大きく変る。不思議な現象だ。

我が家で味を覚えた双方の田舎の実家から、苗がほしいと要望され
再三に亘り取り木を渡している、植える場所が悪いのではないかと
育てる場所を何箇所にも変えて植えているわけだ。
しかし、どうしても我が家と同じ味が出ないので今では諦めている。
買うのと大差ない味だ、まずくもないがたいして美味しくもない。

以前、カミキリムシの被害にあった。
今はもう再生している。

まだ何処からともなくカミキリムシが卵を産みにやってくる。
毎日見張りをしている。

小さい頃よりクワガタムシやカブトムシは大好きだったがこの
カミキリムシとドングリ蜂は苦手だった。
カミキリムシは早朝や、夕方多く見かける。

イチジクの葉や枝を掻き分けて見つける。
大きすぎて気持ちが悪いので素手では掴めない。
見つけたら葉や枝をソート元に戻して捕獲挟み取りに行く、いざ
捕獲挟みを持って、再度葉や枝を掻き分けて探してみるが、既に
逃げてしまっていてもうそこにはいない。 このパターンが多い。

苦手なので、来ないでほしいと願いながらの見張りだ。

毎年は数個しか採れないが今年は10個程収穫出来た。
冬の剪定時期に剪定しなかった枝に成る(2年果)。
平均約200~220gある、過去最大は280gあった。
(ちなみに、夏果は小さくて80~130gとこれの半分程度)

品種不明。「マスイドーフィン」では?、と教えてもらったが
定かでない。
調べてみると「マスイドーフィン」は夏果と秋果が生ると記述
されていて、これは我が家のとは異なる。
我が家の品種の果実は9月末頃には収穫激減、殆ど育たない。


↓収穫。
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↓防虫袋が小さ過ぎに見えてくる。(この袋探しているがもう売ってない)
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↓普通生りの分、これは小さい。
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イチジク 08・06-(2)

2008年06月28日 | ★イチジク
  我が家のイチジク。 

イチジク 08・06-(1)にて我が家のイチジクを紹介したが
この欄は、我が家のイチジク(品種不明品)あれこれ奮闘記です。

品種明不明なので調べることにした。
調査した果実の大きさや葉の形状等情報を元に、らしき品種に
絞込み、その現物2品種の苗を買ってきた。

葉の形状の違いも品種判定のポイント。
但し、小苗と親木、又は地植えと鉢植え、肥料の効き方等でも葉の
形は異なるので、長期間の観察が必要だ。

そばで育てて比較すればより効果的だから。

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↓ 日本種「蓬莱柿(ほうらいし)」
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最新の品種も育てたいと思っている。
候補は、「バナーネ」「ロードス」「ヌアール・K」

美味いは、甘味と酸味の一体感でありそのバランスである。
あっさり味・濃厚味、等も好みの問題だ。
美味いは好みの問題なので味を確認してから決めたいと思っている。

これらの品種、カタログ糖度は高いが酸味の記載が抜けている。
豊産性の有無も不明、耐病気性も不明。

迷うので、全品種入手したいと思っているが、まだ高価だ。
カタログのオイシイ情報だけでは、あまり気が乗らない。

あわてる事も無いので安くなるまで待つことにしている。
もう既に3年は待っているが、まだ高い。 あと10年待つ
ことにする。
普及が進めば、何処かで誰かが育てていて味見出来るかもしれない。

ちなみに、豊産性だが。 知り合いに話題を持っていった事がある。
そんなに沢山生らしてどうするんや!と言われた。
実際に育ててみないと解らない事が多い、これらを知らない。

現実は、雨も降る(病気・味が水ポイ)、虫さんも多く集まる(被害)
カンカン照りの日も続く(水切れ・変形・シナシナ)等。収穫に対し
マイナスの要素が付きまとうが、豊産性であると何処かの枝で
正常なのが育っていて期間中確実にソコソコの個数は確保出来る。
要は、管理に手抜きが出来ると云う、ラクチン栽培が可能なのである。


我が家のイチジクはかなり古い品種と思われる。
かなり昔(小学生の頃)、7軒住宅の直ぐ裏の堤防沿いの土手に
高さ3m程奥行き4m度の大きなのが3本植えられていた。
残念な事に我が家の直ぐ裏でなく、簡易的なトタン塀で仕切られた
隣のお家の裏にとその又隣の裏である。
木が大きく横に広がっていて我が家の裏にも枝が一部伸びていたので
無断で戴いた事があった。美味しかった、その味が忘れられなかった。
小学生の高学年か又は中学生の頃か。

その後何年か後、川の改修工事の為無残にも全ての木々は切り倒され
又、掘り起こされて、気が付いた時には立ち木は全て無くなっていた。
勿論、数本あった立派な桜の木もだ。

この時の残骸の、折れた枝達が川に落ち一部が流されずに水に漬かって
生きていた。
川と言っても水は多くないちょろチョロ川だ、それが幸いした。

イチジクと桜の枝を拾ってきて挿し木した、それがこのイチジクだ。
桜の方は残念ながら挿し木は成功せず枯れたが。
時期は早春か、桜はやや硬い蕾みが一杯付いていた。
もう社会人に成ってっていた。

ちなみに、当時のは挿し木といっても適当に、ただ庭土の中に突っ込んで
おくだけ。今考えるとイチジクの挿し木は3月頃行うと簡単に活着する?
ようだ。


カミキリムシ退治奮闘記

5年ほど前より、カミキリムシの被害が見つかった。
30数年以上何とも無かったものが急にやられた。

なんとなく上の方の枝に元気が無くなったと思ったら
何故か急に根元付近から枝が多く出だし、取り除いていたら
中段より下の方に被害を発見した。 虫カスだ。

知り合いの農家に相談した所、昔使ったことがありもう古くて
効力が無いかも知れないが使ってみるか、と言って、薬剤を戴いた。
再三の薬剤を注入するも駆除できない。 急いで予備を作った。

運良くヤゴ芽も多く出ていてそのうちの一本のみに小さな根が
降りていたので株分けし鉢に移したら根が張り予備が確保出来た。

予備を確保したらもう怖い物はない、それではと早速大手術だ。
被害部より10センチ程下辺りで本体を切り捨てた。
太さは我が腕の倍くらいある、一人では支えきれないほど重かった。

外見では下部は被害大丈夫に見えたが中は、中心が大きな空洞にて
周囲には小さな虫の穴だらけである。
この穴から残りの薬剤を3回に分け全て注入した。
効果が見えた。 虫食いのカスの出る箇所が減ってきた。
だがその後木は下枝もヤゴ芽も枯れた。本体に、元気無い枝のみ残って
いる、もうかれそう、枯れてしまったかと思った。

虫食いのカスの出る箇所にドリルで穴を開けカッターで切り開いて
虫を採った。
半年後まだ虫のカスが出ていたので切り開いて虫を採った。
その後虫カスは出ていない。

だが手術した本体は小さな枝1本ながら全く元気なく枯れそう、でも
何故か枯れない。 別途新芽も吹いてこない。

再治療開始。 本体の切断面付近は穴や切り込みでボロボロなので
枯れ込み大きく、この部分を生きているところまで且つ、大きな
空洞がなくなる位置まで再度切断し切り口処理した。
最後はその上に水苔被せ、包帯ならぬ雨が入らない
ようビーニール袋を3重に被せ巻いた。

それでも元気が出ないので諦めて、予備品と入れ替える事にした。
枯れた本体株を掘り起こそうしたが生きている太い根が張っていて
堀起こせない、仕方なく予備をそばに植えた。

予備がドンドン元気に育ってきた時点で、元気なく枯れそうだった
本体の方の枝も復活してきた。

↓ 木を剥いで虫を取り出した跡、その一部。

 単なる、被害だけにて虫カスを除けばもっと綺麗で何が被害か
 解らないほどだが。
 田舎の方に行くと、ここにコガネムシや蜂等の虫達が集まってきて
 傷口をドンドン拡大してしまうのでボロボロになるものだ。
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現状は元気をとりもどしたばかり、規模は以前の木の大きさの4分1程に
まで大きく再生してきた。