チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

モモさん、13歳を迎えました。

2017年01月17日 | もも

曇り、16度、79%

 おかげさまで、モモさん13歳を迎えることができました。ありがとうございます。

 ペットショップで9ヶ月になるまでいたモモさんを見るに見かねて我が家に連れてきました。まだ、日本にいる両親たちも元気でした。それでも主人は「親たちが病気の時はどうするつもりか?」と聞きました。その親たちも今では義母のみが健在です。この13年間、そうして私の身辺の変化もありました。そして、いつもモモさんがそばにいてくれました。

 ここ数日、おそらく私にとっては過去にないほど大きな引越しの荷物を作りました。モモさんが我が家に来て初めての引越しです。家に4日、こもって荷造りをしました。ずっとモモさんと一緒です。ところがこの私、朝から寝るまでコマネズミのように動き回っています。ご飯をとっていても、急に立ち上がり片付け物をしたり、落ち着きません。モモさん、さすがに何か起こりそうな気配を感じたようです。奥の部屋のチェストを空っぽにしてリビングまで運んだ時のことです。 モモさんがうちに来て以来ずっと同じ場所にあった大きなものが動かされたのですから、無理もありません。私が床に座って食器を包んでいると、本棚の向こうからガサゴソ音がします。見ると、 小さなダンボールに無理無理入ろうとしています。「小さすぎるわよ。」座ろうと中にある新聞を踏んづけるモモさんですが、座れません。私に不安を訴えているのでしょう、そう思い横に座ってしばらく抱いてやりました。

 引越しの荷物を出す当日、昨日ですが、やはり朝から私について回ります。モモさんのクレートとキャリーバックはチェストがあった一番奥の部屋に移動させられました。最後の荷造りの間、モモさんは奥の部屋で一人でいてもらいます。荷造りの人が来る前に、奥の部屋でモモさんに話しました。「この荷物が全部出て行ったら、しばらくゆっくりしようね。そして、モモさんも飛行機に乗って、日本に行くんだよ。」そう言ってしばらく抱きました。かれこれ3時間強、書類作りがありますから、この間一度もモモさんがいる奥の部屋のドアを開けることができませんでした。荷物が出て行って、まずドアを開けたら、モモさんクレートで寝ていました。大きな音がする中、不安でもクレートで寝ていました。起こして、さあお昼ご飯ですよ。

 13歳、人間で言えば70歳を超していると思われます。モモさん、大きな変化がある年になりました。初めての飛行機、初めての新幹線、初めての家、初めての土地。主人は香港に残ります。私一人が頼みのモモさんです。きっと乗り越えてくれると信じています。いつも側にいるからね、時々ぎゅっと抱いてあげるからね。モモさん、ありがとう。

コメント
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