曇り、18度、81%
肉のテリーヌは日持ちがいいせいか、ここ香港でも、ちょっと高級な食材店に行くと、量り売りで売っています。テリーヌも、温かなものから冷製のもの、最近はギュウっとプレスしただけのものなど様々です。もともとは、残り物の肉を集めて、焼き固めたものだそうです。クリスマスのメニューに毎年作るテリーヌですが、今年は家人のためにカロリー低めのホタテのテリーヌを作ることにしました。
ホタテのテリーヌを初めて作ったのは、20年以上前のこと。
ホタテの貝柱をすり身にするのは、息子と同じ年の オースターのブレンダーにお任せします。我が家の、テリーヌ型はルクルゼの2種類、今回は縦長の
こちらを使いました。オーブンで湯煎にかけながら蒸し焼きにするのですが、肉とは違って魚介類のときは火の入れ方に気を使います。入れすぎは禁物です。
金太郎飴のように、切り口を見る楽しさもあります。お祝いなので、白のホタテに赤のピーマンを合わせてみました。 ピーマンをこんなふうに、
真っ黒に焼きます。そして、外の皮を取ったものを細く切りテリーヌに詰めました。
ホタテは本当にほんのりとしたおいしさがあります。このピーマンの黒焼きもピーマンの甘みを引き出します。お互いが邪魔をしない味の組み合わせです。ホタテのうまみを味わいたくて、使った塩の量はごく僅かです。今年は、このテリーヌサラダとローストチキンだけでしたので、たっぷり頂きました。