晴れ、17度、78%
アムスからの土産と言えば、やはりこれです。球根。もちろんチューリップの。40年前にアムスに行った時も、ひと月の旅行始めにも関わらず買って仕舞ったチューリップの球根でした。つまり、ひと月の旅行の間持って回りました。
我が家は庭がありません。そのうえ、植えているものと言ったらハーブばかり。家人は痛くお気に召していません。窓から見えるのは、色とりどりの花がいいに決まっています。でも、私は料理に添えるハーブの方が必要です。ハーブの花は、雑草ですから、ひっそりと可憐です。それに、毎日の手入れをするのは私ですからね。
でも、次の春は、このいろんな球根が、花を咲かしてくれるでしょう。チューリップはほんとにいろんな種類がありました。ニースの名前を持つ球根を選びました。
早速、 植えてみました。香港は日本より寒さがゆるいので、成長が早く、球根類、時には徒長してしまいます。それで、花が矮小だったり、花茎が伸びすぎて、花を支えれなかったりと、今までも随分失敗ばかりです。以前ターシャテューターが、クロッカスなどはかためて植えるといい、と書いていたのを思い出し、小振りのムスカリなどは、鉢一杯に植えてみました。こうして植えてみると、頭を少し出しておく分、今にも咲き始めるような気がします。
水仙をひとつだけ、 水栽培にしてみました。水仙は、中国の春節の花です。来年2月10日の旧正月に咲いてくれるといいのですが。
ハーブや花の種も。 矢車草にミント。マシューにルッコラ。香港で手に入る種は、オーストラリア、フランスのものです。来春、球根が花をつけ終わったら、今度は種まきです。
球根も次の年のために、掘り出しておきたいし、スペースは少ないし。来春の種まき、球根取りの算段で、今から頭一杯です。
秋の種まき、秋の球根植えは、春を待つ初めの仕事のような気がします。