小雨、24度、83%
今年の我が家のバジルは、きっと今までで最高の出来でした。種を蒔いたのは例年通り、4月。6月からの強い日差しで、8月には、バジリコのペーストを作るほどに成長しました。パジリコのペストを作るとき、2本だけ残しておきました。サラダの葉っぱにと種を穫るためです。 いい具合に種が乾いて来たので、 来年のための種を穫りました。葉っぱもまだ使えます。まずは、部屋の緑に 飾っておきました。あら?白い根っこが出て来ています。香港暖かいので、冬に挿してもきっと育つと思います。さて、どうしましょう。ともあれ、来年の種を確保すると一安心。
春蒔きが適している、バジルやシソと違って、パセリやセルフィーユは秋蒔きの方が香港ではいいようです。夏の高温多湿に耐えられず、いい伸びを見せません。今月の初めに、花市で買って来た、 3種類が一袋に入ったフランスの種。クリスマス、お正月に間に合うようにと種をまきました。パセリ、チャービル、セルフィーユ。蒔いて、芽が出始めた頃、数日家を空けました。留守を頼んでいる人に水遣りをを頼んでいましたが、芽がひ弱で溶けてしまったものもあります。この時期、我が家のポットを置いている場所は、日当りが悪くなります。それも原因のひとつです。
そこで、テラリュウムを入れていたガラスのドームに、芽生えたポットを入れてみました。 温室効果があります。湿度、気温ともにいい具合に保たれているようです。腰折れすること無く、大きくなり始めました。このガラスのドーム、ヨーロッパなどの園芸書を見ていると、こうした発芽後の成長期によく使われています。温室作用とナメクジから芽を守るためです。安いガラスで出来たこうしたドーム、ヨーロッパ、アメリカでは簡単に手に入るそうですが、香港では、なかなか見かけません。我が家のこの足の付いた台付きドームは、インテリアの店で求めました。インドのものです。
クリスマスまで2ヶ月を切りました。葉を使えるほどに成長してくれるかしら。セルフィーユの葉は、飾りとしても楽しい形です。