ルドルフとイッパイアッテナ

「ペット」と同じ日に観たのだが
どちらも出来としてはもう一息という感じでした。
自分にはイッパイアッテナの声が
どうも気になって・・・。
鈴木亮平が悪いわけではなく
このキャストをしたのが問題だと。
一生けんめい野太い声でイッパイアッテナの
キャラを演じているのだが、
やはり作り声っぽくて苦しい。
観ている自分もイッパイアッテナの声は
こうだろうなぁと思うだけに・・・。

あと、「ペット」で動物達のリアルな正体
（といいながら人間の創造の世界なんだが）を
観た後なので行動がネコらしくないなぁと。
今まで、こういう動物の世界を描いた作品では
そういうことは気にならなかったのになぜだろう？
やはり、ネコが餌を貰う為にかわいい声で鳴いたり
じゃれついたりする人間との接点を描いていたことで、
この映画でも、リアルなネコを
描いてくれることを期待したからだろうか？

最後に、「教養のあるやつ」とイッパイアッテナが言うんだが、
野良になるのに必要になるだろうからと
人間の言葉を教える人間の教養ってなんなん？
教養があるなら引き取り手をさがすとか
連れて行く算段をするのがそうなんじゃないかと
思うのは自分だけ？
原作があるようなのでそこはしかたないのかな。

ＣＧは非常によく出来ており、
この先、楽しみな感じではありました。