ピーター・ブリックの世界一受けたいお稽古

ドラえもんの前の時間を埋める為に
観たんだが・・・・。
演劇ファンや舞台に興味にある方や
俳優を目指す人にはいい映画（ドキュメンタリー）
かも知れないが、細切れのカットを
編集制作される映画のファンにしたら
ちょっと退屈な映画かもしれない。
少なくとも、自分にとっては
「しまった、これはちょっと」と・・・・。

FORMA －フォルマ－

観たい映画と映画の間を埋める為に
観たのだが、ちょっと時間が長すぎる気がした。
公園のシーンなどバッサリ、カットしても
よかったのでは？
二人が親密でないというのを
示したかったのだとしても、他の方法も
ありなのでは？
まぁ、それでも、倉庫に現れた
長田のしどろもどろの辺りからは
ちょっとドキドキする展開でした。
長田と綾子がつるんでいるんだと
思い込んでいたんだが・・・・。

ホットロード

好きな人と結婚できずに別の男性と
結婚させられた母は、母親としての
成長が出来ず、娘がどんな風に
感じているのか理解できずにいた。
娘は、亡くなった父親を愛せなかった母に
憤りを感じながら日々暮らしていた。
自分の居場所を見つけられずに・・・。

暴走族をリアルに取り込もうとしているわりに
「トオルは姿を消した」とあっさり片してしまったり、
物足りない気が・・・・。
っていうか、そういう映画じゃないし。

あまちゃんを一度も見ていない自分に
能年玲奈がどんな演技を見せてくれるのかと
思っていたら、等身大の心を病んだ
女の子を見せ付けてくれました。
なるほど、世間が騒ぐはずだと納得。
でも、映画自体は自分のツボではなかったかも・・・。

イン・ザ・ヒーロー

あまり期待していた映画ではなかったのだが、
鑑賞後は「いやぁ、よかったぁ」と。

スーツアクターとして実績を積み上げてきた
本城にとっての夢は名前と顔が出る
映画に出演すること。
そんな彼に、現在出演している戦隊物の
劇場版制作にあたり、顔出しで
新たな役をやって欲しいと依頼がきて
有頂天に・・・。
ところが、顔合わせの席ではその座を
売り出し中のアイドル一ノ瀬リョウに奪われてしまう。
その一ノ瀬は売出し中かなにか知らないが
その態度は不遜で裏方に対しても
「俺が目指しているのはトップだから」と
見下したような態度をとる。
一ノ瀬のマネージャーからアクションの
指導を頼まれた本城は「おまえねぇ」と・・・。
その、一ノ瀬には「アカデミー賞でスピーチをする」という
人が聞くと笑ってまともに聞いてくれない夢があった。
その夢にはリョウが抱える切実な願いが込められている。
そんな夢を「いい夢もってるじゃねえか」と
本城は真剣に聞いてくれる。
そんなリョウにハリウッドの超大作アクションへの
オーデション話が・・・・。

唐沢寿明がこれほどアクションが
出来る（キレはないが）とは思っていなかったが
なかなかの奮闘。
ラストの活劇はたいしたもんです。

だから「ノーワイヤー、ノーCG」と監督が
叫んでいたわりに、本能寺は
グリーンになっているぞ・・・・というツッコミは
なしにしといてあげようかね。

思い出のマーニー

この映画もパスする予定でした。
おっさんが観てのめりこめるか分からないし、
多分、１年ぐらいしたらTVでやるだろうし・・。
だが、タダで・・・・。

マーニーとアンナの関係がそんなところに
繋がるとは意外なオチでした。
てっきり、子供が抱いている人形が
絡んでくるのだと思っていた。
これだと、幽霊話になってしまう。
だから、どんな落としどころを
狙っているのだろうと最後まで
興味を失わずに観れた。
って言うか、かなり楽しめた。
ラスト間際にはウルッときちゃたし・・・・。