土竜の唄 潜入捜査官ＲＥＩＪＩ

ちょっと期待していたのだが、あまり
大笑いは出来なかった。
理由は、笑わせようとするところが
ワンパターンで、それが面白ければいいが、
それほどでもない・・・。
あと、シーンに奥行きがないというか
舞台がせせこましいというか・・・。
写真を見せて、よく師匠に言われることがある。
「図鑑写真だね」と。
つまり、被写体を説明（表現）するには
十分な情報が詰まっているが、それ以上でない。
特にズームレンズを使っているときに
そういう写真を撮ってしまっていることが多い。
つまり、シーンを説明するには十分な
舞台やコマ割が出来ているのだが、
それ以上に、その裏の部分や
別の人間、時間、舞台を観客にイメージさせる
物が足りないような・・・。
原作がある映画なので仕方ないのかも知れないが
実写化ではない映画が観たかった。
次は大阪編なのかも知れないが、あまり
期待はできないなぁ。