エージェント：ライアン

ジャック・ライアンを主人公にした
映画・原作を多数知っている自分にすると、
今回のライアンは「ちょっとイメージと違うかも」と・・・。
特に、アクションの布石用の序盤のエピソードが
出来すぎのような気がしなくもない。
だが、ジャック・ライアン初見の人にしたら
なかなか、魅力的なキャラクターなんじゃ
ないだろうか？
ロシアを脱出してからのたたみかけるような
展開はハラハラさせてくれるし。
ただ、この手のキャラクターが氾濫しつつある
映画で作品としてシリーズ化しようと考えると
よほど、内容がよくないと難しいかもしれない。
映画のキモである、ドルを暴落させて
アメリカを壊滅状態にするということが
果たしてロシアの後ろ盾があるといっても、
一企業の力で出来るのかな？と疑問に感じてしまう。
なるほど、アイデアは面白いが、
現実に可能だろうか？
実際に（経済の）プロが可能だと言ったとしても
映画の中で、それを観る自分のような素人に
納得させられなければどうにもならないのでは？
そう思ってしまった。

それはさておき、自分の中でジャック・ライアンに
一番ぴったりきていたのは
アレック・ボールドウィンだったかも・・・。