この映画、最初から、なにか違和感のようなものを感じていた。
患者が、医者の善意につけこむというか、母性本能を利用するというか、
なるほど、意識がなく、自分の望みを伝えられなくなる可能性があるとしたら、
その時、やって欲しいことを、あらかじめ誰かに頼むというのは分かる。
なぜ、それを、個人的な形で託すんだろう?遺言状や、自分に何かあった時
読んでくれといった、手紙の形でいいはずだ。
もちろん、あの検事の言うような、3つの状態の時にのみ、
死に至らせることが許されるとしたら
自分の望みを叶えてもらえないのだろうと知って、それを頼んだとしたら、
ある意味、確信犯的な意味も持ってくるのではないか?
話の中に、「少しでも多くのお金を残したやりたい」・・・・保険金とかも
絡んでくるのかも知れない。
医者の方にも問題があるのではないか、人の死を託された時、
その家族に何の相談もせずに、約束を果たそうとする・・・映画の中の
キャラクターからすると、そういう行動をとるだろうなということは
容易に想像できてしまう。
そう感じていたことが、検事に呼び出しを受けた時に「ほらな」と
思ってしまった。
ラストに、テロップによって、その後の経過が知らされるということは、
何か、基になった事件のようなものがあったのだろうとは思うので、
医者のキャラクターや患者との係わり方に、まったくの創作によるものが
あったとは思えないように感じた。
テーマが尊厳死にかかわるような話なので、普段、死期について
考えるようなことのない自分が偉そうな事は書けないが、
やはり、手順を踏まえて、万全に事に当たらないと、
その人にとっても、残された人、ことにあたった人にとっても
不幸な結果を招くことになりかねないと思った。
あと、怖いと思ったのは、意識をなくしてしまっても、
医者が「回復?の望みがある」と判断してしまったら、
本人にとって望まない形であろうとも、法律を遵守する限り、
無理矢理にでも、生かされてしまうんだなぁということでした。
患者が、医者の善意につけこむというか、母性本能を利用するというか、
なるほど、意識がなく、自分の望みを伝えられなくなる可能性があるとしたら、
その時、やって欲しいことを、あらかじめ誰かに頼むというのは分かる。
なぜ、それを、個人的な形で託すんだろう?遺言状や、自分に何かあった時
読んでくれといった、手紙の形でいいはずだ。
もちろん、あの検事の言うような、3つの状態の時にのみ、
死に至らせることが許されるとしたら
自分の望みを叶えてもらえないのだろうと知って、それを頼んだとしたら、
ある意味、確信犯的な意味も持ってくるのではないか?
話の中に、「少しでも多くのお金を残したやりたい」・・・・保険金とかも
絡んでくるのかも知れない。
医者の方にも問題があるのではないか、人の死を託された時、
その家族に何の相談もせずに、約束を果たそうとする・・・映画の中の
キャラクターからすると、そういう行動をとるだろうなということは
容易に想像できてしまう。
そう感じていたことが、検事に呼び出しを受けた時に「ほらな」と
思ってしまった。
ラストに、テロップによって、その後の経過が知らされるということは、
何か、基になった事件のようなものがあったのだろうとは思うので、
医者のキャラクターや患者との係わり方に、まったくの創作によるものが
あったとは思えないように感じた。
テーマが尊厳死にかかわるような話なので、普段、死期について
考えるようなことのない自分が偉そうな事は書けないが、
やはり、手順を踏まえて、万全に事に当たらないと、
その人にとっても、残された人、ことにあたった人にとっても
不幸な結果を招くことになりかねないと思った。
あと、怖いと思ったのは、意識をなくしてしまっても、
医者が「回復?の望みがある」と判断してしまったら、
本人にとって望まない形であろうとも、法律を遵守する限り、
無理矢理にでも、生かされてしまうんだなぁということでした。