気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

タイトルで

2012年11月02日 | 「 ぶんこ 」
表紙を見て買ってしまうことを「ジャケ買い」と言うそうですね。
タイトルだけを見て、つい、買ってしまったものはなんと言うのでしょう。
「ラファエロ真贋事件」イアン・ペアズ著、新潮文庫刊。
タイトル買いしてしまった1冊ですが、もちろん、格安本です。
最近、今まで知らなかった、手に取らなかった著者の本を
開拓しています。

美術界があっと驚く、誰も知らなかったラファエロの絵が突然現れた。
その前日、ローマの小さな教会に忍び込んだイギリス人がそのラファエロの
存在を予言し、オークションのためにされた鑑定でも真作だと認められ、
イタリアは威信をかけて高額なオークションを制した。
ところが、かのイギリス人が何かおかしいと言い始める。
イタリア警察盗難美術品特捜部のボッタンド部長はアシスタント、
(ボッタンドに言わせると「イタリアだけが産み出すことのできる女性」)
フラビアを事情聴取のためにイギリス人のもとへ派遣する。
出来る女性のフラビアは、イギリス人のアーガイルの言う
真作「エリザベッタ・ディ・ラグーナの肖像」の謎に
二人で取り組むことをアーガイルに提案、二人の奇妙な捜査が始まった。

僕なりの解釈で、実際の文章を厳密にあらすじにしたものではありませんが、
こんな感じということで・・・。
この後、かの肖像画が燃やされるという一大事が勃発、殺人事件が絡んで、
怪しいと思われた画商にアーガイルが篭絡されたり、
イタリア美術界のウラ模様などがからんだり、保身しか考えていないような
上司がじっはタヌキだったりと、コメディかと思わせる展開にニヤニヤしながら
読み終えました。

解説で、このフラビア+アーガイルが活躍?する作品があと4作あると知りました。
早速、検索してみたのですが、この作品しかかかりません。
どうやら、翻訳されて出版されたイアン・ペアズの作品はこれ1冊だけのようです。
続編がよくなかったのか?、これの売れ行きがよくなかったのか?
結構、気に入ったのになぁ・・・・。

タイトルで惹かれるツボのようなものがいくつかあり、「ニセ」とか「潜水艦」とか「ナゾ」とか
「秘密」とか・・・・俗だなぁ。
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車折神社

2012年11月02日 | 「 かんこう 」
車折神社は、特に紅葉がと
言われているわけではありませんが、
2010年11月の頭に訪れた時に
撮ったものがあるということで・・・。
嵐電「車折神社」駅の目の前に神社があります。

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入ったところに由来書きがあったのですが写真は撮っていません。
確か、「貴人が乗った牛車がここを通りかかったところ、
牛車が裂けてしまったことから」ということだったと思うのですが。
(詳しくは行ってみるか、ネットで検索してください)

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境内にはもうひとつ、芸能神社があり、
ある意味、こちらのほうがよく知られているのかも知れません。

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嵐山を訪れた際、嵐電嵐山から駅3つ、
ちょっと、足を伸ばして、旅の語りのおひとつにいかがですか。
(朱塗りの玉垣の名前は2010年に写したものです)
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