年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

佐々木×国木田…『涼宮ハルヒの驚愕』2008年2月発売予定情報ネタ

2008-02-22 01:58:49 | 涼宮ハルヒ
これも一種のグロ画像でしょうか?実のところ、ハルヒがエロ中心のジャンルだったときにハルヒを始めたので、私自身はハルヒのエロ同人については消極的です。
tailbellさんのハルヒ×キョン漫画みたいなノリでも無い限り、ここでも紹介しませんし。申し訳ありません。
『分裂』ネタ以降の私のお色気ネタの理由は、その内、ネタとして描く予定です。私の小学校で読まされた本から始まって、高校の学園祭で聞かされた話を通り、大学構内の捨てられた本にたまたま書かれていた思考枠組を貫いて、『分裂』ネタまで達する長丁場の総括です。人生リセットする気分ですね。
『分裂』を読んだ時に、「ああ、国木田は佐々木さんのことを好きなんだろうな」と思いました。ハルヒが国木田をけしかけるネタ自体は冬コミ合わせで描こうかとも思いましたが、時間が無くて後回しにしてました。
ところが、1月の長門オンリーで、角川の発表の話を聞き、それを盛り込んだネタにすることが出来ました。ハルヒジャンル始めてから、こういう偶然に助けられることが多いんですよね。ハルヒ効果!
そういえば、もう大丈夫ですが、先週辺りは体調不良でした。日付が変わる頃に
熱が出て、眠れなくなってしまうんですね。
寝返りばかり打っていても仕方ないので、田山花袋の『田舎教師』、夏目漱石の『夢十夜』梶井基次郎の『桜の木の下には』『檸檬』、太宰治の『人間失格』、国木田独歩『忘れえぬ人々』『今の武蔵野』を意識がなくなるまで読むという睡眠薬を摂ってました。そういう1週間。
本を読まないで生きて来て正解でした。今の年になって、読むものが沢山有りますから。また体調崩したら古典読破ですよ。戦前の文学も結構面白かったので、次に体調を崩すのが楽しみになってきました。
面白いハルヒ同人紹介
ふらんそわぁるど「長門む題」:ふらんそわさんのシャミセン受難4コマと、みこう悠長さんの朝倉×長門漫画。合同コピー本。こういう違った個性が組んでこその合同誌です。
ふらんそわさんは反省しておられるようですが、コピーアンドペーストの多用がネタの面白さを損なってはいないと思うので、デジタルならではの作風だと開き直って良いと思います。折角、シンプルな造形なのに可愛らしいキャラ達でシュールな展開をさくさく描けるのですから、敢えてアナログの真似をしなくても良いと思います。
悠長さんは、細かいお色気シーンが嬉しいですが、TFEIの自我の確立の問題を扱っていて、骨太な漫画です。ラストが印象的。
歌合せ的に言えば、この漫画で朝倉が到達してる現状認識は、カオスティック乙女工房の長門観と同様なものです。面白い着眼点だと思うので、私もその内歌合せする予定です。
からぶれ☆「PreciousMemories」:ブログでも晒し禁止らしいので、詳細は語れませんが、元気なハルヒの本。
オフセットが容易になって以降、コピー本は「突発本」「オマケ本」「準備号」の役割に分業しておりますが、コピー本を新刊として完成させるサークルもまだまだ顕在なのが喜ばしいですね。少部数の強味で、手間をかけておられます。
魚鮮連合「コピー本」:キョンの部屋にお邪魔した長門が暴走…という私好みの展開。キョンラブで壊れる長門が可愛いです。開き直ったラストがちょっとびっくりでした。状況説明はハルヒのドラマCDやゲーム版の様にキョンのモノローグの形でやった方が良かったと思います。かなりの説明セリフもキョンなら許せます。
GREAT芥×面舵いっぱいいっぱい「朝倉デラックス」:tokyoさんの朝倉ブートキャンプネタ、けーひろさんの朝倉長門メイド喫茶ネタの合同本。朝倉を生き生きさせてる一冊。
普段は一般向け漫画を描かないtokyoさんだそうですが、勿体無い!喜緑さんのやわらかい笑顔で朝倉弄りとか、何故か素直にダイエットしてしまう朝倉さんが可愛いとか、いい味出してると思います。たまにこういうのも描いていただきたいですね。
私の好きなギャグ作品を描いておられる方は、エロも描こうと思ったら描けるという作家さんが多いです。エロ向けに研ぎ澄まされた女の子の感情表現が炸裂し、ドキドキしますし、エロ向けにカスタマイズされた女体が高付加価値を作品に添えます。これまたドキドキします。
人間が接近しないとエロが始まらない訳で、新井一が言うように、「出会い」はあらゆるドラマの発端ですから、経験を一般向けに応用して「ドラマ」になるような人間関係の起伏がつけられるので、ギャグの底に骨太のテーマが…という作品も描けてしまうのですね。
けーひろさんのメイド喫茶漫画、「新鮮な」おでん製造朝倉に対するキョンの絶叫シーンでお腹がよじれました。ページをめくったらこうなるとはわかってたのに…
「構成」って不思議ですね。
面舵いっぱいいっぱい「アサクラジオ」:これも、基本は会話だけで展開するわけですが、上で述べたような「仕掛け」が工夫されてます。
最近読んだ富野さんの文章で、映像作品は技術を理詰めで駆使して作れるもので、感性だけでは作れない、という主張がありましたが、ギャグも「ネタが命」と言いながら、実際には効果的にネタを展開させる技術で笑わせると思います。理詰めでなしに無意識でやれてるとしても。
ポニテで殴る朝倉さんも、ポニテで殴られるようなことをするキョンも凄いいいですね。
まだ続きます。


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