年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

分裂~驚愕…ゼロ次接遇って…

2007-06-23 00:13:10 | 涼宮ハルヒ
帰宅しました。慌しく外出したので、更新が滞ることを告知できませんでした。
joに上がってるネタですね。
まあ、情報生命体は、18禁にならない本番描写が可能だと言うのが、「ゼロ次接遇=性行為」説なわけですが。
前のネタで周防が寄生生命体だと古泉に言わせてましたが、長門もそうであるというのが私の考えです。そういう存在形式も自由自在だろうと。
こういう脳内設定は、話すだけだと、笑われる上に、相手も好きなキャラをバカにされて不愉快になってしまうので、映像化する面倒を突破し得たモノのみで語るのが自己検閲としてはベストだろうと思います。
takujiさんとの話題の中で書いたように、谷川さんは、憂鬱~憤慨の中での「旧約」を分裂、驚愕で「新約」に置き換えようとしているのではないか?とも考えられます。そのやり方については、谷川さんの展開観が関係するのでしょう。当然か。黒田洋介の展開観に近いと勝手に思ってますけど。今では古いですか?
私の更新作品も、一見して明らかなように、憂鬱、溜息、笹の葉ラプソディー、ミステリックサイン、消失、雪山症候群、陰謀、編集一直線、ワンダリングシャドウ、といった今までのエピソードを組み替える作業になっています。まだまだやるわけですが。
キョンの解釈していたのと違うことが起きていた、という現実でも起こりうる問題です。知識を入れても、知識の射程外は不明、類推頼りということです。
キョンは自分で「考えない人間」だと思い込もうとしているフシが有ります。
思考実験してみると、類推軽視の考えの人は、たぶん、知識入れても射程外が有ると思わないので、自分が判らないと思う以上に自分が判っていないということが有りうるのだとも思わないでしょう。現実以上に自分の情報量を高目に想定してるわけで、自己卑下したり謙遜したりしてるのに、卑下にも謙遜にもなってないんですね。
普通ってなんだ?と常識を疑うキョンの賢明さの邪魔になってると思います。
ただ、知が磨かれるのは問題解決の場面においてでありまして、特に、利害関係に身を置く場合に、今までの体験や伝聞が取捨選択されて使える形に組み上げられるのだろうと思います。その点では、分裂以降でキョンは自分の脳内に大鉈を振るうことになるのだろうと思います。使える情報の形に変わります。
西ノ宮に行ってみて思ったことは、ハルヒが宣伝されてるような活発な女の子だったら、この街をいつか出てゆくのだろう、ということです。永久に西ノ宮に閉じ込めるのも可能でしょうが、自分の娘くらいの女の子にそういう感情は出てこないですね。不存在の娘からの類推なんて嘘と変わらないですけど。
キョンが執拗に「変わっていない」ことに固執する「分裂」。「驚愕」以降は、実は変わっていました、というところから社会契約のやり直しだろうと思います。つらいことですが、成長に合わせて靴を新調しないと、歩くのが苦痛になって、外出も出来なくなるでしょう。なんだか柄谷行人の学校についての文章の焼直しに過ぎなくなってきたので、この辺で。


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1 コメント

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キョンの無自覚な成長 (takuji)
2007-06-23 00:49:14
キョンは自分が成長していることを否定しているのか、肯定しているのか、どっちとも取れますなぁ。だがあの世代はそれこそ寝ていても成長(生長?)するものです。一年に亘る不思議探索が彼らの市内+αで済んでいることとかキョンが自分自身のポジションを無自覚に守ろうとしているところとか、から絶妙に閉塞感が漂っています。そろそろ彼らにとって、あの街は狭くなっているのでしょうね。成長前にはかがむ必要がある以上、キョンの挫折が近々描かれるような気がしてなりません。
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