年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

涼宮ハルヒの憂鬱アニメ2期DVD2巻の『5.142857』異端謎解き!?

2009-09-17 12:54:23 | 涼宮ハルヒ
私のやってるのは『異端』だという自覚はあります。あいかわらず字ばかりです。

Newtype2009年9月号、エンドレスエイト完結記念大特集に涼宮ハルヒアニメ二期DVDの広告が載ってますが、
タイトルに

『5.142857』

という数字が。
とりあえず、『1,2,3,4…』を順に掛けてみると、

×1= 5.142857
×2=10.285714
×3=15.428571
×4=20.571428
×5=25.714285
×6=30.857142
×7=35.999999

で、×6までは小数点以下が

『1、2、4、5、7、8』

で出来てると判明。


京アニのアニメ版エンドレスエイトは『ループ8回』で『∞』と掛け合わせてたのだから、
『7』とは面白い数字で断絶するなあ、と。

ただ、賀東昭二さんが脚本のときバイトしてるハルヒが『69』という数字が胸に入った服を着ていて、
コレが『×7』のときの『999999→6個の9』に繋がるんじゃないか?と思いました。

やっぱり。賀東さん、かなり谷川さんと話して、今後の展開とか教わっていて、
それをちょろっと暗示して下さっているのじゃないか?等と勝手に思ってしまいます。感謝ですね。

もちろん、本当は、『わーいシックスナインだー』と修学旅行の夜の中学生の様に『下ネタ』で単に喜んでただけですけど?私は。

前の更新で、私が勝手に『周防九曜』のモデルの一人と思い込んでる『周防内侍』が『百人一首』の『69番』だったことはネタにしておいたので、
『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』は本当だなあ、と改めて思いました。偶然の一致は嬉しいですね。


見ただけですぐ気付くことですが、小数点以下が、

×1のとき『14、28、57』
×2のとき『28、57、14』
×4のとき『57、14、28』

で、『14』『28』『57』というペアで出来てるのが見て取れます。

同様に、

×3のとき『42、85、71』
×5のとき『71、42、85』
×6のとき『85、71、42』

で『42』『71』『85』というペアで出来てることがわかります。


結城浩『数学ガール』でミルカさんが主人公に指摘していた

『∑=サム』記号

が、アニメ版『エンドレスエイト』のキョンが着てる服の胸に描いてあったのが気になってはいたので、
『∑=summation=和』の意味だそうですので、試しに足してみることに。

14+28+57=99
42+71+85=198=99×2

…キレイですね。『黒幕』からの贈り物でしょうか?
さらに、『14、28、57』の組み合わせで『42、85、71』が表現できないか試してみると、ビンゴ。

14+28=42
14+57=71
28+57=85

さらに、この2組のペアを足してみると…

14+85=99
28+71=99
57+42=99

で、

14+28+57=99×1
 +  +  +  +
85+71+42=99×2
=  =  =   +
99+99+99=99×3
          =
         99×6=6×9×11

…6×9→『69』??またお会いしました。ワーイシックスナインダァー


『11』は、今までの更新でも

『2012年人類滅亡?古代マヤ予言』ネタで『太陽黒点周期11.1年』とか
『鶴屋山のモデルになった甲山の神呪寺開山邪魔した麁乱大荒神が封じられた桜から十一面観音が彫られた』とか
『ミヨキチの名前の美を分解すると十一が含まれてる』とか

ンデモコジツケしてきた懐かしい数字ですので、今は深入りしません。

有名な循環小数をさらりと持ち出す辺り、ますます、

結城浩『数学ガール』

を谷川さんか、賀東さんか、米田さんか、その辺りが愛読してるような気分になってきました。
最近コミカライズもされたので、それで読んだかもしれませんが…


前の更新で、『涼宮ハルヒの陰謀』で

『鶴屋山から発見された謎の金属片の成分がチタニウムとセシウム』

という原作の記述から、

チタンの原子番号22、
セシウムの原子番号55

→『22、55』は電卓液晶画面数字表現だと鏡像関係になる?

とかいうコジツケしてから、数字は『元素周期表』に当てはめてみる私ですので、

14=Si珪素
28=Niニッケル
57=Laランタン

と当てはめ。桜井弘さんの『元素111の新知識』によると、

Siの語源はラテン語silex=『硬い石』
Niの語源はドイツ語nickel=『山の悪霊ニック』
Laの語源はギリシャ語lanthanein=『隠れる』

だそうで、いかにもコジツケられそうな単語ばかりです。偶然の一致は良いですね。

『山の悪霊』が『隠れる』ような『石』

は、『涼宮ハルヒの陰謀』登場の

『鶴屋山のひょうたん石』

がまず連想されるので、ネタに。

甲山周辺では、

『一石五輪塔』

という石造物をよく見かけます。モノによっては『ひょうたん』に見えなくも無い形の物もあるので、
谷川さんがそれを見て『瓢箪』を連想したかもしれない、などと勝手に思っております。


『99』



原子番号99=Esアインスタイニウム

で、アインシュタインといえば

『相対性理論』

、京アニのアニメ版『笹の葉ラプソディ』でも『相対性理論』の話は出てましたよね。

原田実ネタで『傍系説話』からの解読ネタを前の更新で振っておきましたが、今回もそういう展開。

しかも、原作では

ベガまで地球から『約25光年』
アルタイルまで『16光年』

とあって、なにやら繋がりそうな数値です。

25=5×5
16=4×4

…5×5→55、4×4→44、と無理矢理捻じ曲げれば、

『55+44=99』

…とりあえず、何故『99』が出てくるか?の一つの謎解きではあります。

『笹の葉ラプソディ』は伏線カットしてると思ってましたが、
『エンドレスエイト』のDVDのタイトルで、

『笹の葉』と『エンドレス』が繋がってる

と暗示してきましたか?

まあ、『99』には別系列のコジツケ連鎖もあって、
原子番号99・アインスタイニウムは1952年の水爆実験の死の灰から発見されたそうで…
またまたアニメ版『エンドレスエイト』謎解きで振っておいた、

『入道雲』→『ムクリコクリの雲=原爆のキノコ雲』→『戦艦長門は水爆実験で沈没』
『蝉を逃がすときにパンドラの箱の比喩』→『原子力=パンドラの箱?』

といった連想に繋げてみました。


更に、別系統のコジツケ連鎖もあって、

『Einstein→一個の石→モノリス』

だとコジツケれば、

キューブリック『2001年宇宙の旅』

に繋がって、『映画』繋がりで、
『溜息』での映画制作の暗示になるという…
むろん、『涼宮ハルヒの分裂』でもハルヒは映画2作目を製作中ですから、『分裂』以降まで射程がある伏線かもしれません。

『2001年宇宙の旅』

では

リヒャルト・シュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』

が使われてましたから、

『ゾロアスター』

登場。
原作に無関係の『ゾロアスター』ネタを前の更新で振っておきましたが、偶然とは恐ろしいもので、ここでリンクしちゃいました。
(なーんて、一応、『消失』で『ゾロアスター』は言及されてるんですけどね!)
まさに『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』ですね!どんな嘘八百言っててもなんとか繋がってしまう…

『69』が『周防』繋がりで、
『ゾロアスター』が『佐々木さん』に繋げられるなら、

先日放送した『溜息』で古泉が対立組織について語ったのが『橘さん』を暗示するなら、
前の更新で心配していたように、『分裂』が無かったことになってるわけでもないのかも。

『驚愕』が書き直しになるなら、それに沿って大幅に伏線回収も変更、ということも有り得るのですが。


面白いハルヒ同人紹介
O.D.Y『フロイト先生も爆笑だっぜッ!』:表紙は普通に元気なハルヒなのですが、中身は冒頭から女装古泉に長門が暴力、という「渡りに船」さんの個人誌です。
原稿はサイトの転用だそうで、頁毎に見せ場、笑い所が有るのが発表形式の性質の反映だとしたら、ギャグには、web漫画形式は合ってるかもしれません。
爆笑から赤面まで、連打で一気に読ませます。
長門がキョンにキス→ハルヒにもキスで間接キス成立、
身体測定→キョンの方からデートの申し入れ
身体測定→搾乳→谷口崩壊
ハルヒおままごと提唱→有希肩車で凄い笑顔
…展開を要約してみて一目瞭然ですが、先が読めない展開で、構成の勝利だと思います。
コマの一つ一つでも、パースを極端に取った構図に、可愛らしく描けるキャラに喜怒哀楽に富んだ崩し顔をさせるという豊かな表現力で見せ場を盛り上げてますね。
特に、照れてる表情が巧いかと。こういうほのぼのからドキドキ辺りを描けるから暴力ネタも軽く流せて素直に笑えます。
コマとコマの断絶を利用して空気が切り替わる様に展開するテンポが私好みです。ネタも、「人の股間から顔を出すな」という凄技から、「タバコじゃなくてシガレット」という考えオチもツボです(突っ込みに根性焼きで返し技、という小技も切れて爆笑)
後書きの日常漫画(?)「僕と朝倉」も爆笑。着眼点の鋭さが、粒揃いのネタ出しの秘密かと思います。どのジャンルに行っても必ずいるんですよね、どんな対象についても切り取るところが違う作家さんが。本人が面白い、といっても不思議ちゃんの手前の天然系というか…これは天の与えた才能なので、羨んでも仕方ないですが。
大凡風邪薬『RENTAL-レンタル-』:表紙がSF小説の表紙のようで、見れば見るほど色々想像を掻き立てられる長門の一枚絵で、迷わずゲット。
本文の背景処理を見ても、現実をキャラの存在する次元まで変形して組み合わせようとする感じで、手描きですが押さえるところだけ押さえて精密に描き込み、不要な所はザックリカットするという匙加減が絶妙。
これ、巧くやれるならギャグもシリアスも思いのままですね。ちびキャラのデフォルメの攻め方とか見ると、デザインを修行なさってるなあ、と感じます。それが本全体に出ています。
ハルヒの期待通りの「忍ぶれど色に出にけり」と長門の忍ぶ恋という対照がもう良い感じ。
キャラの会話で押してゆきますが、鶴屋さんの絡め方とか、無駄が無いですね。脇役と主役もしっかり分業してるので、同人漫画を参考にするのではなく、商業の漫画や映画のストーリーを研究しておられるのかも。
表紙も扉絵も伏線だったと読み進めてわかる構成が巧い。本全体が一本の物語の表現なワケで、練ってあります(扉が喜緑さん、オチが生徒会長、てのも上手いですね)
というより、これが思いつきでやれるなら、羨ましい!
次の紹介は、mogmogaさんの珍しい『橘さん登場』漫画です。


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