年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

空想歌学返歌実験つづき…「分裂」は「試験」のモチーフが反復。

2007-09-08 21:09:51 | 涼宮ハルヒ
いままでも寓意を感じさせる表現はありましたが、分裂はかなり強烈に暗示させる表現が多用されています。どんでん返しの伏線を隠す煙幕かもしれませんが。まあ、遊んでおこうと思います。
間宮芳生の民族音楽の現代音楽への活用の文章だったと思いますが、
そのまま使う派=ハンガリーの民族音楽についてのリストやブラームスの立場
エッセンスを抽出して応用する派=バルトークの立場
を区別していました。10年以上前ですが。
私の制度重視もこの区別と関係有るのですが、これは実践あるのみです。
以前、漫画への落語の応用について私が書いたのはこれを区別していません。米澤さんの、面白い漫画=共感できる世界=現実の事物の取り入れ、という連想に関連する問題だと思いますが。
ファンタジーだから何でもアリ、ということに甘えてると、リアリティが失われ、ドラマのお約束が不可能にならないか、と米澤さんは心配してましたが、袋小路に陥って滅亡するのも、新しい何かが生まれるためには必要かもしれませんから、問題ないと思います。
今回の和歌のテキトー解釈も、落語に同様のネタが有ります。まあ、落語は滅亡しつつある芸能だから参考にならない、というUDOさんの指摘を生かして、参考にせず、素材にしております。楽太郎も成功してるように見えませんしね。
和歌も滅亡した芸でしょうし、百人一首も、私の子供時代と違って現在は知る人ぞ知る、の存在でしょうから朝倉ネタの作品に多様性を与えるにふさわしいかと思います。朝倉さんのお色気も描けるし。
ルソーの「少し読んでたくさん考える」
源俊頼の「たはぶれあそび」
柄谷行人の「下部構造変化が上部構造を変える」
を念頭において更新して行きます。


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