『私は、ここにいる』は『涼宮ハルヒの退屈』収録の『笹の葉ラプソディ』のネタ。
涼宮ハルヒアニメ2期決定の新聞広告やニュータイプの記事で使われていましたし、ハルヒの謎本の表紙も『東中地上絵事件』ネタでした。
思えば去年の七夕ネタの実写映像もこのネタでした。真似するヤツが出たら話題になるとでも思ってる仕掛け人とやらがいるんでしょうか?
ザ・スニーカーの記事によると「『やわらか戦車』の人気の仕掛け人はオレだ!」と名乗り出て秘訣を授業で教えてる人がいるらしいので、ちょっと疑り深くなっています。
厳密には『涼宮ハルヒの憂鬱』で谷口がキョンに事件の概要は話してるので、一冊目から出てる話題です。
全ての始まりの事件のようですから、本来はハルヒシリーズのオチに関わるのでしょうが、ここでは以前更新した驚愕展開予想の『ハルヒ=かぐや姫』コジツケのオチが大団円になるにはどうしたら良いか?という問題意識から引用。
まあ、『驚愕』では『憂鬱』以来の展開全てがどんでん返ししてもおかしくないと思っているので、素直に読めば『会いに来て』に読める『私は、ここにいる』が、違う意味に変容するというネタもアリかと。
どんなにゴタゴタがあっても、結局は『私は、ここにいる=SOS』→『ここにいる=私はここに永住する』に読み換え可能なのがテコになって、まあ大団円だろうと。結局個人的願望で突っ走ってみました。
九曜さんが歌ってるのは中学の頃、好きだったのに合唱する機会の無かった曲。最近はカラオケにも入っていて有り難いですね。こういう『憂鬱』~『驚愕』というシリーズ全体に関わるネタで引用できて幸せです。
面白いハルヒ同人紹介
S.O.S団『長門SOSおかわり!』:不穏当なタイトルの本ですが、これに再録されてる前回の本(無印)もGETしてるので、本文自体は眼鏡少年に関係なく面白い本。
長門と他の団員の関係をドライ6さんとC鎌さんが自分好みの方向へ引っ張って描いておられます。
ドライ6さんは長門のキョンラブネタに引っ張ります。内面成長で表情が付いてしまうだろう長門さんですが、「冷蔵庫長門」とのドア開けての会話は無表情だからこその可愛らしさです。
「ついに狂ったのか」キョンの表情が良すぎ。笑いました。「冷蔵庫内にて」は何度見ても面白いです。爆笑。
「牛乳長門」はシンプルなキャラ造形なのに良い味の落ち込みっぷりです。陰で見守る古泉の生暖かい気遣いが善意なのでしょうが笑えます。
残念なのは、味わいのある描線ツールはギャグを普通に進めるには良い雰囲気になりますし、ちびキャラとかには効果的ですが、折角のむちむちの輪郭が弾力なり重力なりを微妙に反映しているところを描き込む場合には、もっと細い描線ツールを使った方が良かったと思います。カレー長門はこの描線はやわらかく効果的でオッケーです。無表情でこの仕草が可愛らしいんじゃと言う解釈には同意です。
輪郭線が厳選されると歪みとの戦いが面倒ですが、逆にちょっとの線のアヤでエロく出来るので、オヤジには有り難いです。
「有希を萌えキャラにするわよ」というハルヒの鶴の一声でネタを発展させているC鎌さん攻殻好きは激化の一途。
1作目はハルヒの萌え列挙。頁めくって最近一番良く長門に似てると私も同意するキャラ登場で笑いました。段取りの勝利。
アニメよく観ておられる方かと思っていたら、2作目で構図や人物のデフォルメがアニメを研究してるように見受けられました。
こういう研究手を繰り出して各団員の妄想を作り込んでるからコマの中が読み取り易いですし、見せ場がエライ力技なのが笑えます。贅沢なギャグ。
で、結局トリはハルヒで「攻殻」オチ、というギャグの1周が2作目のオチを1作目と連続の大オチに持ち上げていて、感心しました。
1作目、何故草薙さんに鼻血?のキョンも笑えますが、「自重しない」には大爆笑。やられました。
古泉が何故キョンにウザがられるか解かるような笑顔という一点は不思議と2人に共有されてますね。
ゲストのノボリオさんのサムデイネタ、ラストの「バクバク」が効果的でした。このコマで笑わされました。同じ頁に描いてあるのに仕掛けに引っ掛かってしまう、不思議ですが、こういうのは一ページ漫画描きとしては勉強になりますね。
まだまだ続きます。次は大きなコピー誌の千山屋さんの予定。
涼宮ハルヒアニメ2期決定の新聞広告やニュータイプの記事で使われていましたし、ハルヒの謎本の表紙も『東中地上絵事件』ネタでした。
思えば去年の七夕ネタの実写映像もこのネタでした。真似するヤツが出たら話題になるとでも思ってる仕掛け人とやらがいるんでしょうか?
ザ・スニーカーの記事によると「『やわらか戦車』の人気の仕掛け人はオレだ!」と名乗り出て秘訣を授業で教えてる人がいるらしいので、ちょっと疑り深くなっています。
厳密には『涼宮ハルヒの憂鬱』で谷口がキョンに事件の概要は話してるので、一冊目から出てる話題です。
全ての始まりの事件のようですから、本来はハルヒシリーズのオチに関わるのでしょうが、ここでは以前更新した驚愕展開予想の『ハルヒ=かぐや姫』コジツケのオチが大団円になるにはどうしたら良いか?という問題意識から引用。
まあ、『驚愕』では『憂鬱』以来の展開全てがどんでん返ししてもおかしくないと思っているので、素直に読めば『会いに来て』に読める『私は、ここにいる』が、違う意味に変容するというネタもアリかと。
どんなにゴタゴタがあっても、結局は『私は、ここにいる=SOS』→『ここにいる=私はここに永住する』に読み換え可能なのがテコになって、まあ大団円だろうと。結局個人的願望で突っ走ってみました。
九曜さんが歌ってるのは中学の頃、好きだったのに合唱する機会の無かった曲。最近はカラオケにも入っていて有り難いですね。こういう『憂鬱』~『驚愕』というシリーズ全体に関わるネタで引用できて幸せです。
面白いハルヒ同人紹介
S.O.S団『長門SOSおかわり!』:不穏当なタイトルの本ですが、これに再録されてる前回の本(無印)もGETしてるので、本文自体は眼鏡少年に関係なく面白い本。
長門と他の団員の関係をドライ6さんとC鎌さんが自分好みの方向へ引っ張って描いておられます。
ドライ6さんは長門のキョンラブネタに引っ張ります。内面成長で表情が付いてしまうだろう長門さんですが、「冷蔵庫長門」とのドア開けての会話は無表情だからこその可愛らしさです。
「ついに狂ったのか」キョンの表情が良すぎ。笑いました。「冷蔵庫内にて」は何度見ても面白いです。爆笑。
「牛乳長門」はシンプルなキャラ造形なのに良い味の落ち込みっぷりです。陰で見守る古泉の生暖かい気遣いが善意なのでしょうが笑えます。
残念なのは、味わいのある描線ツールはギャグを普通に進めるには良い雰囲気になりますし、ちびキャラとかには効果的ですが、折角のむちむちの輪郭が弾力なり重力なりを微妙に反映しているところを描き込む場合には、もっと細い描線ツールを使った方が良かったと思います。カレー長門はこの描線はやわらかく効果的でオッケーです。無表情でこの仕草が可愛らしいんじゃと言う解釈には同意です。
輪郭線が厳選されると歪みとの戦いが面倒ですが、逆にちょっとの線のアヤでエロく出来るので、オヤジには有り難いです。
「有希を萌えキャラにするわよ」というハルヒの鶴の一声でネタを発展させているC鎌さん攻殻好きは激化の一途。
1作目はハルヒの萌え列挙。頁めくって最近一番良く長門に似てると私も同意するキャラ登場で笑いました。段取りの勝利。
アニメよく観ておられる方かと思っていたら、2作目で構図や人物のデフォルメがアニメを研究してるように見受けられました。
こういう研究手を繰り出して各団員の妄想を作り込んでるからコマの中が読み取り易いですし、見せ場がエライ力技なのが笑えます。贅沢なギャグ。
で、結局トリはハルヒで「攻殻」オチ、というギャグの1周が2作目のオチを1作目と連続の大オチに持ち上げていて、感心しました。
1作目、何故草薙さんに鼻血?のキョンも笑えますが、「自重しない」には大爆笑。やられました。
古泉が何故キョンにウザがられるか解かるような笑顔という一点は不思議と2人に共有されてますね。
ゲストのノボリオさんのサムデイネタ、ラストの「バクバク」が効果的でした。このコマで笑わされました。同じ頁に描いてあるのに仕掛けに引っ掛かってしまう、不思議ですが、こういうのは一ページ漫画描きとしては勉強になりますね。
まだまだ続きます。次は大きなコピー誌の千山屋さんの予定。