年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

『涼宮ハルヒの驚愕』思いつき展開予想…ハルヒと佐々木は親戚!?

2008-11-10 11:16:50 | 涼宮ハルヒ
ハルヒだけでなく、佐々木さんも『神』であるのはどういう場合か?と考えて、『涼宮ハルヒの分裂』の、夜の風呂場での電話での佐々木発言で「血を分けた家族はわずかしかいない」というのがあるので、短絡的に『佐々木はハルヒと同様、古代宇宙人の子孫で遠い親戚?』というネタに。
ちゃっかり原作の佐々木の発言も踏まえられるのが嬉しい偶然ですね。
橘さんの存在理由も、古泉とハルヒの関係の応用で説明できますし。
『テスカトリポカとケツァルコアトルは兄弟』という説にも合いますし。全く、理屈と膏薬は何処にでも貼れる、というヤツです。単なる偶然。
佐々木さんの閉鎖空間の『空が白い』という話を聞いた馬場さんが、『そりゃオルバースのパラドックスかもしれない』と。原作読んでなくても鋭い指摘。
既刊の同人誌『神様のパズル』(名前は機本さんの小説から)で掲載しておいたネタにしておいたのですが、何故『オルバースのパラドックスが起きてるのか?』が気になっていました。
まあ、『佐々木さんは実は死んでいる』説を考えてたので、『佐々木さんが死んでるから空が白くなるのではないか?』とコジツケ。
『ハルヒが死んで佐々木が生きてたら、佐々木が神になってたろう』という仮説。
根路銘さんが『佐々木からハルヒへ神の地位の交代が起きたのではないか』と2007年の8月段階で指摘しておられて、私の『マヤ・アステカ神話とハルヒをコジツケる』というネタ出しのヒントになったのですが、ようやく形に。
機本伸司の『神様のパズル』で、穂瑞沙羅華が『オルバースのパラドックス』について言及していて、谷川さんが同じ兵庫県出身の機本さんの作品を意識しているという勝手な思い込みが益々強められました。
佐々木さんのモデルの1人が『沙羅華』だと勝手に思い込んでいるので、リンクできて幸せです。
『ケツァルコアトルvsテスカトリポカ』、『神様のパズル』、『オルバースのパラドックス』『原作の佐々木発言』…長距離コジツケ連鎖で『ハルヒと佐々木は親戚』説でっち上げして『佐々木死亡』説蒸し返し。
別の立場から都合の良い情報だけをコジツケしてゆけば、全然別のネタが出ると思うので、こりゃトンデモ本が出るわけだ、と納得します。
面白いハルヒ同人誌
雀女『長門ユキの戸惑い』:TV版一期ネタ総集編。本の構造がシミュレーションゲームの体裁をとって編集されて統一感があります。
コマが画面を重ねるように、時間経過を畳み掛けるように配置されていて、展開が独特の雰囲気になって良いですね。画面から余韻がにじんでると思います。変形コマの上手い人はうらやましいですね。
猫長門が可愛らしいですね。性格が。何年か前に既に長門vs朝倉afterの例のキョン長門ネタを振っておられる辺り、良い着眼点です。
朝比奈さん、性格変わってません?に笑いました。
RUN&RUN『ツンヒとデレヒ』:『分裂』という言葉からこの連想、児玉さんナイスです。やはり、思春期少女の内面の起伏だだ漏れは「事件」ですから。
デレヒの方がヤンデレに陥る、というのが良かったです。閉鎖空間内での笑顔が怖いです。あくまでヤンデレは過剰な愛の発狂ですので、キョンがしっかりしてれば修復できる、というのがコロンブスの卵ですね。
「6本」ハルヒの映像化は珍しい。作り込みが良い。みくるの困ってるところとか良い味。古泉が頼りになるのが良いですし。
歌合せ的にいえば、skirthikeさんと同様の「長髪時代ハルヒvs現在ハルヒ」ですが、祐馬さんが消失ネタから引っ張って「過去に好きな異性を一旦失った者に心の傷の回復の機会を与える」という過去救済構造にしているのに対し、
児玉さんは、現在のハルヒが心が通じないストレスにくじけそうになるという「現在の問題」として話を起こし、当事者の自助努力で閉塞状況を打破させています。
「破壊衝動に転化しそうになった現在の恋の力を元の方向に転換する」という未来志向構造。
笑いの中にも痛みがあるという話の深みを出してるのは同様なのに、効果発生の段取りは全く違うという、勉強になる相違点。こういうのは好きですね。
『夢であえたら』:児玉さんのコピー本。ツンヒデレヒでも感じましたが、児玉さんは前向きな展開が好きなようです。そういう方向に持ってくのがうまいというか。
前半、夢の内容をしっかり描いてるからこそハルヒの夢拒否が印象的だと思います。不確定に賭けていこうと決意するハルヒの前向きさが良い読後感です。
サムデイのノリのいたわりあいで挟んだのも効果的。話が引き締まります。押井守が「引き出しの数が大事」と言ってますが。こういうエピソードを必要なだけ出せるか否かで展開の良さは変わると思います。
オチの長門の発言で消失ネタにリンクさせてるのが上手いですね。味わい深い話になっています。
CancelColor『orderbyyouasc.』:コピー本。長門視点からの笹の葉ラプソディネタ。着眼点が成功ですね。笹の葉以降が色々あるので「部屋の外で待ってる長門」を見せられるだけで辛いというか、色々考えさせられてしまいます。原作にあってもおかしくない話。
同期したときの感想とか、キャラの把握が上手いですね。冒頭とラストの長門の言葉も印象的。小品ですが良い本だと思います。
まだまだ続きます。