昨年11月23日FC東京戦で敗れJ2降格が決定した時、号泣したハングギョン選手。
「ベルマーレに初めてきた時からのことが、走馬灯のように駆け巡って・・・」、とその訳を。
この時、彼は来季はJ2の湘南ではプレーが出来ない。と思ったに違いない。
何故なら、韓国代表としてブラジルW杯メンバーに入るには、
J1リーグか海外チームに所属して一定のゲームに出場することが条件、のようだからだ。
今日、彼の柏レイソルへの完全移籍が発表されたが、
湘南がJ1残留でいられたなら、彼はここに留まっていたと思うと至極残念でならない。
母国の大学を中退して一人日本に渡り、初めてのプロ生活を始めたのが湘南。
デビューしたのが2010年4月25日第8節の仙台戦。
当時20歳になったばかりで荒削りさはあったが、反町康治監督や曹貴裁コーチらの叱咤激励のもと下向きに練習を重ねメキメキと上達してきた。この夏、愚妻が「ハングギョンは上手くなってきたネ、これからドンドン良くなっていくと思うよ。」と言い、今まで特別に選手個人を応援することをして来なかった我が夫妻は「彼を応援してみよう。」と言う事になり、自前でゲーフラを作成し、彼の許可と魂の籠ったサインをもらい今まで殆ど毎試合掲げて見守り続けてきた。
初めて掲出したのが2010年10月3日第25節のFC東京戦、国立競技場。
このゲーフラは4年間で様々な思い出を作ってくれた。
試合前練習開始挨拶の時は必ずこちらを見て手を叩いてくれ試合後も同じように応えてくれた。だが、負けた時は悔しさの為か殆どの場合これには答えてくれなかった。
2011年11月、ロンドン五輪アジア予選韓国対サウジ戦をソウルまで応援に行った時は大きなサプライズが待ち受けていたし、2012年7月の五輪壮行試合でも、2013年6月ウルサンで行われたW杯最終予選にも掲げ応援し続けた。
その他ここでは記述できない沢山の思い出があり、
我々に多くの感動と勇気を与えてくれた事に感謝したい。
移籍先が、柏レイソルで良かったです。
何かと湘南と柏はご縁があるようだし、韓国代表監督のホンミョンボ氏との繋がりもあるでしょうし、3年間共に戦った高山薫選手とも一緒にできるし、何と言っても仲良しで兄貴分的存在の韓国代表キムチャンス選手がいるって事は大きな決め手だったのではないでしょうか?
今季も基本的にはJ1の試合は土曜日、J2が日曜日開催となっているので、
土曜日は柏の応援に、日曜日は湘南の応援に、と忙しくなりそうです。
柏サポの皆さん、ハングギョンをよろしくお願いします。
ボール奪取を含めた守備力ではJリーグ屈指、いや世界に通用するスキルを持ち併せていると思いますので、守備的MFとしてチームに大きく貢献出来る筈です。
自分も柏レイソルを応援しま~す。
ハングギョン選手の益々の成長と活躍を祈念します。
Good bye ではなく So long..
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