まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

ソウルへの旅~韓国娘との再会~

2010年10月18日 | お出かけ
韓国娘との再会

4年前、我が家に一週間ほどホームステイしたのがきっかけで、
日本での両親・韓国での娘として付き合いが始まった。

その時は片言の日本語をしゃべるのが精一杯だった彼女は次の年、
筑波大の留学生として一年間日本で勉学に勤しみ、今年大学院を卒業した。

その妹も日本が大好きで姉の留学中に数回遊びにやってきて、
我が家に寝泊まりしているうちに仲が深まり親子関係のような形までに至っている。

姉は韓国でも有名な女子大卒。今では日本語・英語は流暢に話せ中国語も勉強している。
そんな彼女でも現在、折からの就職難で苦しんでいる様子だった。

妹も優秀な大学の二年生。来年は姉同様に日本のある大学へ留学する予定だと言う。

昨年の話だが、彼女らのご両親が感謝の意を込めてという事で、我々と娘二人とをヘラン号の旅(一泊二日)をプレゼントしてくれた。


(ソウルからモッポまで向かう豪華ブルートレイン)


(展望ラウンジでくつろぐ四人)


それから、ちょうど一年が過ぎた先週13日。

就活中で大変な姉が時間を作ってくれ我々が滞在中のホテルにやってきた。
一年振りの再会に飛び上がって喜ぶ姉と愚妻。小生が右手を差し伸べると韓国流の年上を敬う握手をしてくれた。

しばらく色々な話をしてから昼食と市内散策と兼ねてテハンロ(大学路)へ連れて行ってくれた。
「おじさんとおばさんはソウルの観光名所は殆ど行かれてるので何処行っていいか?迷ってしまいます。」
地下鉄テハンロ駅から駱山(ラクサン)公園まで歩いていく途中には古い家や塀などに様々なアートが描かれ装飾されてそれらを楽しみながら約二時間の散歩。
ここでも急な坂道を登ったり降りたりで足腰に負担はかかったが一つ一つのアートが面白いので疲れを感じないで歩く事ができた。

妹の授業は5時頃終るとの連絡が入り彼女の学校まで行く事に。

満面の笑みで喜びを表す陽気な妹はキャンパス内を日本語で案内してくれた。




立派な大学に感動。まるでギリシャやイタリアに来たような感じ。
創立61年目、12,000人位の生徒数とのこと。
図書室の中に案内されてここでもビックリ。三階まで吹き抜けの中央から見上げると二階・三階が円形になっていてその中で学生達が勉強できるようになっていた。

「よく映画やドラマの撮影に使われています。」
と、広くてきれいなキャンパスに誇らしげでした。


その後、近くで夕飯タイム。



「ここは面白いものがあるんですが私達にはできませんのでおばさん作って下さい。」

何かと思ったら「おにぎり」を自分たちで握って食べるんです。
ここは愚妻の腕の見せどころ。
「ほら、こうして廻しながら握れば上手くできるでしょ。」

「わぁ~、きれいキレイ!!」と天真爛漫な妹は拍手しながら喜んでいました。

いろいろと楽しい話をしているとアッと言う間に時間が過ぎ

「来春、日本へ留学に行く予定ですのでまた会ってくださいね。」

ほんとに二人とも日本語がうまくなっているのにビックリしました。

お互い、次の再会を約してそれぞれ手を振りながら別れて行きました。










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